キツネ,(ゾクシン) 1976年 山口県 きつねのたべかけをとってはいけない。
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モウレイ 1992年 宮崎県 海上の亡霊は餓鬼であるから、飯を海に投げてたべさせてやるとよい。
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カニノアダウチ 1981年 鳥取県 親蟹は猿に柿をぶつけられて殺されたが、蜂・どんぐり・臼の協力を得た子蟹がその仇を討つ。
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タノカミ 1982年 新潟県 12月8日に田の神が去り、2月8日に再来するといい、小豆ダンゴを供え、ボタ餅をたべるところもある。
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シバテン 1959年 高知県 シバテンは芝天狗の異称である。頭に皿があり、大きどんぐり目で、鼻が突き出ている。土佐では河童そっくりの姿である。川の堤によく出てきて、通行者に相撲を挑む。あまり人畜に危害を加えることはないく、多くはたそがれ時か夜に現れる。
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バケモノ 1975年 徳島県 婆さんが子守をしていると化け物が出て来て食ってしまい、婆さんに化けていた。「ばあさん、ご飯たべよ」と言うと「まだフダルない、子供の手が残っているから」と言う。
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(ゾクシン) 1971年 福島県 6月1日はムケの朔日。この日は人間の皮がむけて新しくなる日。皮がむけやすくなるようにうどんをたべる。また、ぬけ殻がひっかかるため、桑畑に入ってはいけないとか、蛇に笑われるという。
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ヤマウバ 1984年 岐阜県 男がものを食わない女を嫁にする。ある日様子を見ると4~5人の子どもに腹いっぱいたべさせ、自分は丸髷の中に握り飯を隠した。男は見つかって山姥になった女に食われそうになるが逃げた。山姥は蜘蛛に化けて男のところに来るが、いろりの火に投げ込まれて死んだ。
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コウボウダイシ,ガンザンダイジ 1967年 福島県 だいし様は子福者なので、その子どもたちに団子をたべさせるための長い箸が必要だといい、大師講のときのだんごがゆに50~60センチのはぎの箸を添える。
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キンキ,ワラビ,スガ 1956年 宮城県 御崎の神のヨリシロはワラビなので、唐桑ではワラビをたべてはいけない。また神座は菅の莚なので、菅の茣蓙は禁忌である。
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ミコ,ヨウジシニガミ,ヒョウイ 1973年 韓国 (韓国の事例)天然痘による死児の霊につかれたみこは、性格・行動・好みが幼児化する。リンゴが食べたいと言って死んだ妹の霊を本尊とするみこは、リンゴが好きになって大量にたべるようになった。
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ダイシ 1970年 福島県 旧11月14日は大師講で、大師様の日である。この日、ダンゴを入れたあずき粥をたべ、24日にあずき飯を食べる。大師は貧乏なのであずき粥をすすっていたが、金持ちになったのであずき飯を食べるようになったという。大師は弘法大師である。
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ダイシ 1970年 福島県 旧11月14日は大師講で、大師様の日である。この日、ダンゴを入れたあずき粥をたべ、24日にあずき飯を食べる。大師は貧乏なのであずき粥をすすっていたが、金持ちになったのであずき飯を食べるようになったという。大師は法華様である。
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ダイシ 1970年 福島県 旧11月14日は大師講で、大師様の日である。この日、ダンゴを入れたあずき粥をたべ、24日にあずき飯を食べる。大師は貧乏なのであずき粥をすすっていたが、金持ちになったのであずき飯を食べるようになったという。大師はエビス・ダイコク様である。
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ハチマンシンノツカイ 2003年 滋賀県 八幡神社では11月1日に霜月祭を執行し,御供上げの神事を行う。握り飯(センジキ)を境内のセンジキ棚に供え,拍手を打つとどこからともなく2羽の烏が飛来してセンジキをたべる。この烏をオカラスといい,八幡神の使いとされる。
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シェーマ 1989年 沖縄県 シェーマには、木にすむものと海にすむものと2とおりある。木にすむシェーマは蝸をたべるので、よくガジュマルの根元に殻がおちている。海にでるシェーマは松明をもっていて、漁がうまい。魚の目玉だけを食べる。シェーマは頭を殴ると背が小さくなり、横から殴ると大きくなる。
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ハヤマノカミツケ,タクセン 1964年 福島県 のりわら(葉山の神がのりうつる人)に、世の中のこと(翌年の作柄のこと)、へい行病や火事のこと、個人のことの順番で託宣をきく。このとき、のりわらは幣束を上下に振り夢中の体であるが、急に幣を放り上げてうつ伏せになることがある。これを「神あがる」といい、「拝みあげ」と称して人々が「さんげさんげろっこんしょうじょう」と唱える。のりわらに塩水を飲ませると正気に戻る。少し休ませたあと、氏子はまた拝んで神をつけ、聞くことが終わるまでくりかえす。終わった翌朝、供物をもって山のお宮に参り、料理をたべて精進あげをする。使った幣束はうまやの入り口にさしておくと馬にけががないという。
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オンリョウ,(ユウレイ) 1990年 長野県 怨霊となって出るという。
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ヒノタマ,キジムナー 1992年 沖縄県 キジムナーは木の精である。体は赤い。「もっと高くなって」というと、3回は高くなったが、そのあと、火の玉のようになっていなくなった。高くなりすぎたためらしい。
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カェーロク 1929年 岩手県 人が小さくなって、刀が針となり、麻殻を持つのに二人ががりになるという。そのときに「かェーろく」があって、世界は海になるという。
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カミヲトカシテイルバアサマ 1964年 福島県 山木川の近くの沼は、水が浅くなっても1晩でもとのようになるといわれ、このふちでは大きな老婆が髪をとかしているという。これを見て病気になって死んだ人もいる。近寄ると目が悪くなる。
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