イミ,チブク 2003年 山梨県 出産があって五日後、山に狩りに出て大怪我した人がいたといわれる。
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シニッピ,サンビ 1964年 福島県 しにっぴは死火、さんびは産火のこと。狩りでは産火より死火を忌んだ。家族に不幸や出産があれば、「火を食う」といって狩りに出ない。そのような家で飲食したり、立ち寄ることも忌んだ。
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キンキ 1981年 山形県 大舟では熊を捕ってはならないという禁忌がある。熊狩りを見ただけでも腹病みをしたという人もいる。
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キツネ 1972年 千葉県 山に入ってなかなか出てこられなくなることがあった。そういう時は、タバコを1本吸うと狐に化かされない。
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イミ,チブク 2003年 山梨県 出産の一週間後、祭りの吹流しを倒す作業を行なった男が、足に怪我をして、その故にやがて死んだといわれる。
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キツネ 1978年 山梨県 キツネに化かされたときは、座ってタバコを吸うといい。
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キツネ,(ゾクシン) 1977年 福島県 きつねにばかにされていると感じたら、タバコを吸うといい。
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イエ 1998年 静岡 古い家を壊して新居を建てるとその家の誰かが三年以内に死ぬ。
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キツネ 1984年 大阪府 タバコを吸うと狐にだまされるのを防ぐことが出来る。
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イミ 1956年 宮城県 死亡や出産のとき、そこに出入りしたことを「火が一つになった」、あるいは「火を食った」といって一週間他の家に出入りすることを遠慮するという。
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シニビ 1956年 宮城県 死者の家で飲食すれば、「死火」を食べたと称して神を祭ることをタブーとするという。
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(ゾクシン),イエ 1998年 静岡県 古い家を壊し、そこに新居を建てると、三年以内にその家の誰かが死ぬ。
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(ゾクシン) 1974年 滋賀県 マキノ町の俗信。蛇が交尾しているところを見ると、出世するという。朝、鉄砲を氏神様に向けて撃つと怪我をし、夕方、墓地に向けて鉄砲を撃つと死者が出るという。火事の夢でも、火が燃えている夢は良いが、くすぶっている夢は悪いという。大黒柱に釘を打ち込むと、長男に悪いことがあるという、など。
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ヤマノカミ 1984年 新潟県 旧2月9日は山の神の日でこの日山仕事をする人たちはヤドに集まって飲食して祝うが、この祭りには女は参加できず、女は山の神の矢にあたるので山へ行くなといわれている。先妻の子を山へやり、たぶん死んで帰らないと思っていたところ、山の神が祭りをしているのをみて元気に戻って来たそこで、自分の子も安全だと思って山へやったら弓矢に撃たれて死んだという。
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(ゾクシン) 1938年 福島県 熊狩りのために村を立つとき、女性から櫛を借りたり貰ったりしていた。こうすると熊が獲れるという縁起によるものであり、また、狩場での色話はよいとされているためである。
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ヤマイヌ 1928年 愛知県 山犬は山の犬ともお犬とも呼ばれる。山村の人が最も恐れていたものであるという。山犬を除けるための呪文がいくつか伝わっている。また、山犬が帰ったときに唱える呪文もある。
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カワテング,テング 1983年 東京都 川で夜に釣りをしている時、キセルでタバコを吸っているとなくなってしまった。天狗にとられたのだという。
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チュンタマシ,ヒトノタマシイ,ヒジャマ 1969年 鹿児島県 人の魂をチェンタマシと呼ぶ。火玉のようなもので、飛んでいった方向の墓に不吉がある。火玉が海に入れば3日以内に、山の方に入れば7日以内に人が死ぬといっている地域がある。
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(ゾクシン) 1984年 新潟県 出産に関する俗信。みんなの神が立ち会わないと出産ができない。
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キツネ 1972年 千葉県 話者がムシロを売りに辰富というところまで行ったとき、道が暗くてわからなくなった。仕方が無いのでタバコを吸ったら、隣に狐がいた。狐はタバコが嫌い。
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キツネ 1982年 東京都 若い、いい女が来るのに見とれていた。すれ違うときに会釈するのでふり返ったらもういなかった。狐にばかされたと気付いてタバコを吸った。その後も何度か奇妙な出来事があったが、その度にタバコを吸うと正気に戻った。
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