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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(タタリ)
1995年 静岡県
樵の権兵衛が1609年正月、竜爪山で鹿を撃ち殺したら、その祟りでにわかに乱心して3年間正気を逸していた。両親が諸神にお参りして正気に帰った後、竜爪山に移り住んで竜爪権現の祀官になった。

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リュウ,ツメ
1970年 静岡県
竜爪山上に竜爪権現という祠があった。昔、竜が竜爪山に下りた時、誤って木の枝に爪を落とした。その爪を祀ったものだという。
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(タタリ)
1995年 静岡県
竜爪山に落ちてきた武田氏の落武者の権兵衛は、白鹿を射て祟りで高熱を発し、お宮を開けば治してやるとの神託を得て、武田の姓を瀧と改めて竜爪権現を開いた。
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テング
1993年 静岡県
三島市の佐野と元山中の竜爪講で配布している竜爪山権現のお札の神影は、剣を持ち、羽根を生やし、火炎を背負った天狗の姿。
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エンコウ
1938年
えんこうと相撲を取ると、たとえ勝っても正気を失ってしまう。樒を煎じて飲ませると正気に戻るという。
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イヌガミ,イヌガミモチ,カゼモチ
1965年 宮崎県
犬神持のことを風持ともいう。犬神にとりつかれると正気を失い、気の違ったようなことを口走る。その後ばったり倒れて、正気に戻る。
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サメ
1933年 福島県
樵夫が淵に山刀を落とした。すると美しい姫が波の上に立って現れ、樵夫を淵の中の御殿に案内した。そこで樵夫は楽しく3日過ごした。帰るとき決して口外しないように口止めされた。家に帰ると樵夫の三回忌をしていた。帰ってきたので酒宴になり、樵夫はついしゃべってしまった。翌朝、喉に鮫の歯形を残して死んでいた。
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カミカクシ
1955年 静岡県
女の人が山へ入った。正気に帰って、村人に道を尋ね、村の山を峯伝いに行った、と言った。
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リュウ
1970年 愛知県
昔、弘法大師が雨乞いの時に、茅草で竜の形を作って祈ると、動き出して竜になった。竜は、雨を降らして死んだ後に神に祀ってくれることを条件に雨を降らせた。この竜を祀ったのが真清田神社の由来だと伝えられている。
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ヤマノカミサマ
1965年 長崎県
鹿狩りの時、鹿の背中に御幣が立っているのを見た人がいる。山の神様が鹿に乗っていたのだろうという。
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タヌキ
1985年 愛媛県
生徒がいなくなったので探していると、四日目に見つかった。正気に戻った子供は、手の爪が全て無くなっていた。その生徒は蟹を食べていたのだと言った。おそらく狸に騙されて連れて行かれたのだろう。
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キツネ
1931年 山梨県
婆が山へ行ったとき狐に憑かれて、馬鹿になって帰ってきた。そこで小豆粥を食べさせて、焙烙を焼いてかぶせたりして、2日ばかりしてやっと正気に戻った。
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リュウ
1970年 奈良県
昔、大旱の時、雨乞いをしたら竜が現れた。竜は、雨を降らせたが、大竜に殺され、3つに切れた竜の体が落ちて来た。村人はそれを竜頭寺、竜腹寺、竜尾寺の3つの寺を建てて祀った。
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リュウ
1970年 奈良県
悪竜を修験者が法力で分断したが、後の祟りを恐れて竜頭、竜胸、竜尾の三寺が建てられたという。
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キツネ
1982年 宮城県
1930年頃のこと。草刈りに行った男がなかなか帰らないので探しに行くと、峠で座り込んでいた。正気に戻ってからきくと「美しい宮殿にいた」と言った。狐の仕業。
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ヒトミゴクウ
1996年 岩手県
3年ごとに女の子を生贄に捧げなくてはならなかったが、人身御供の慣習は変わって鹿にすることになった。人塚や鹿塚も残っている。鹿も獲れなくなると、鮭になり、そして雑魚になった。
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クダツキ
1988年 長野県
クダツキは子供に多い。綱渡りのような、正気の沙汰ではないようなことをした。
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マメダヌキ
1960年 愛媛県
山に木を切りに行っていると、頭が変になり、夕方になっても帰ってこない。家族などが探しに行って連れて帰ろうとすると、「にぎやかなところへ行く」などと言って帰ろうとしない。背中をたたいたりしながらみんなで無理やり連れて帰るうちに正気にかえるが、当人はまったく覚えていない。これを島の人は「豆だぬきがひっぱった」という。
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タヌキ
1981年 和歌山県
若い男が古狸に憑かれて正気を失った。神様に心経をあげて治した。
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キツネ
1939年 岩手県
ある男が狐にだまされ、水沢が火事になっていると思い込まされた。嘘だとわかり、家に帰った後も、男の様子がおかしいので狐にだまされたときに呪いをすると男は正気に戻った。
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コウジンノタタリ
1961年 鳥取県
荒神は昔は藪であった塚の上に祀られている。それは塚が家の裏手にあたる1戸のみで祀ってきた。大変祟り、動かすを家人の具合が悪くなるのでそっとしておく。旧3月28日と正月にはシメをはる。近所の人も牛馬が病気になるとお参りに来た。
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キツネ
1998年 奈良県
夜遊びに行った帰り、きれいな娘さんが立っていた。それで、娘さんに声をあげて抱きついた。正気になってみると、それは棒が立っているだけだった。
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