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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タヌキ
1985年 愛媛県
生徒がいなくなったので探していると、四日目に見つかった。正気に戻った子供は、手の爪が全て無くなっていた。その生徒は蟹を食べていたのだと言った。おそらく狸に騙されて連れて行かれたのだろう。

類似事例(機械学習検索)

ボウレイ
1941年 兵庫県
小学校の先生が生徒を連れて墓地の側で休憩しようとすると、生徒は近づいてこない。理由を尋ねると、亡霊が出現するからだという。科学的に言うと、燐火が出るのでユーレイと考えられたのだろう。
類似事例

チ,アカズノトイレ
1999年 栃木県
ずっと前、中学校のトイレで子供を下ろした女子生徒がいた。それでそこは開かないようにした。その中は血で真っ赤になっているという。
類似事例

アオイドレスヲキテヒヲモッタオンナノヒト
1986年 東京都
中学校の音楽部の生徒が夜遅くまで練習をしていた。帰る時に屋上を見ると、青いドレスを着て火を持った女の人が学校の裏手の墓を見ていた。女子生徒は家に帰った後、熱を出してうなされた。
類似事例

タニザカノカイ
1999年 宮崎県
1960年ごろのこと。女生徒の間で、谷坂を夕方暗くなってから通るとオジモン(怖いもの)が出る、怪異が起こる、と評判になった。お墓の下を通るときに土砂が落ちてきた、髪の毛が逆立った、などの経験をした女生徒がいた。
類似事例

ビジュツシツノモナリザ
1986年 東京都
夜、ある女子生徒が忘れ物を取りに、小学校の美術室に行った。すると中から泣き声が聞こえてきたので怖くなりかえった。翌日朝早く美術室に行って忘れ物を捜していると、モナリザの手が伸びて女子生徒の首を絞め始めた。驚いた女子生徒は、傍にあった花瓶でモナリザの手を打ち払って逃げた。後で行ってみると、モナリザの手にアザが残っていた。
類似事例

オンネン,ウメキゴエ,ナマクビ
1996年 栃木県
ある生徒が運動会の前夜、体育館に忘れた鉢巻を取りに行った帰り、ドアに首を挟まれてしまった。生徒にうめき声が聞こえてきたり、目の前に生首が現れたが、しばらくすると開放された。実は体育館が建つ前は首切り場で、今でも怨念が残っていて、夜になると生首が現れることがあるのだという。
類似事例

キツネ
1991年 石川県
ある男の人が狐にだまされて行方不明になった。太鼓を叩いて探したら山で見つかった。木の実なども食べていたが、狐に騙されて糞を食べさせられたのだろう、ということになった。
類似事例

カナシバリ,ケイレン,オンガクカノメ
1999年 栃木県
音楽室には、昔の音楽家の写真が何枚もかかっている。先生が合唱部の指導をしている時のこと、生徒がいきなり金縛りに会い、けいれんをした。壁の写真に目を向けると、動くはずがない音楽家の目が生徒をにらんでいたそうである。今でも時々動くという。
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タヌキ,(モクテキノモノガミツカラナイ)
1981年 京都府
材木運賃を受け取りに、夜古塚近くの家に行ったがいくら探しても見つからなかった。狸に騙されたのである。
類似事例

テング
1971年 福井県
1910年ごろの話。お婆さんがシキブの赤い花を取りに山にいき、帰ってこなくなった。皆で3日ほど捜したが見つからなかった。そのうち、木の又に挟まれて死んでいるのが見つかった。天狗に逆らって、騙されて連れて行かれたのではないかといわれた。その木は今はもうない。
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カミカクシ,テング,トブコ
1926年 静岡県
男の子が天狗にさらわれた。町内の人々が探したが、10日目に戻ってきた。その後も度々連れて行かれた。
類似事例

キツネ
1970年 新潟県
子供が帰宅しないので探しているとようやく見つかった。子供は狐にさらわれ、馬の糞をぼた餅だと言われて食べさせられたと話した。
類似事例

キツネ
1993年 岩手県 
牧場に放していた馬がいないので探して歩いたが、戻ってみると元の場所にいた。狐に騙された。
類似事例

キツネ
1991年 石川県
山に連れて行かれて牡丹餅を食っていると木の葉。狐に騙されている。
類似事例

キツネ
1990年 長野県
ある人がきつねに出会って、「騙す気か」と問うと、きつねは「騙す気はないけれど騙すところを見せてやるので見ていろ」と言った。その人はお寺の石灯籠を一生懸命手でこすって待っていた。そのうち手の皮がむけたが、化かされているので判らなかった。人に背中を叩かれて正気に返った。きつねは騙しておいてそのまま逃げたのである。
類似事例

シラヌヒト
1936年 山口県
村の子供が溺れ死んだので、ミコに見てもらったら、水の所に美しい花が咲いていて、それを取ろうとして落ちたのだと言った。また、子供がいなくなって探していると、山の中にいた。聞いてみると、知らぬ人が来い来いと言って連れていったのだという。
類似事例

テング
1988年 富山県
子供が遊んでいたのが急に姿が無くなり何日か後に同じ場所に戻ってくることを、天狗隠しという。
類似事例

キツネ
1991年 奈良県
ある家の息子が突然山に行った。山に探しに行ったら寝ていた。話を聞くと、素麺をご馳走になって寝ていたのだという。けれども素麺ではなく、食べていたのはミミズだった。狐が騙していたのである。
類似事例

タヌキ
1983年 愛媛県
狸に騙されて行方不明になると、村総出で太鼓をたたきながら探す。見つかってもふぬけになっていることが多かった。
類似事例

オシラサマ,タタリ
1979年 岩手県
遠野市新町昨田屋にオシラサマが伝えられていた。ある年オシラサマが盛岡の師範学校に移された。それを拝む女生徒は柔和となり教化に役立ったが、ある日突然女生徒30数名が正体不明の熱病にかかった。ミコに占ってもらうとオシラサマが故地に帰りたがって祟りをしているということだった。早速連れ帰り納めると忽ちに全員が快癒したという。
類似事例

テング,(ユメノオツゲ)
1973年 三重県
昔、子供を追い出したところ、子供があんまり泣くので親が探しに行った。ところが、いくら探しても見つからない。心配しながら親がうたた寝をしていると、夢に天狗が出てきて「子供はふじの山に連れて行ったから心配するな」と言ったという。
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