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検索対象事例

クセジ,マジ,ヒョーラン,クセヤマ
1993年 静岡県
クセジ,マジ,ヒョーラン,クセヤマは焼畑をしてもできなかったり、祟りがあったりする怖い場所。しかしそういう山を好んで焼畑を作る人もいた。

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クセジ,クセジウチ
1993年 静岡県
クセジやクセジウチといわれている山で焼畑をしたり木材を伐採したりすると祟る。病人が出たり気が変になったり不具の子が生まれたりする。クセジでは土地争いや自動車事故も起こりやすい。
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テング
1986年 石川県
天狗は日本の神々の中で最も位が低いが、焼畑の火入れを守ってくれるの神でもある。アズキ餅を好むので、焼畑の火入れ作業の時、供えた餅を食べると山火事等を免れることができる。
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ニワトリ
1993年 静岡県
山梨県側まで行ってツクリ(焼畑)をしていた人が、正月になるので小屋を引き揚げる際、鶏をタテウスを伏せた中に餌とともに入れて置きっぱなしにしたら、その祟りで目を病んだ。鶏を焼畑の小屋に置いてきて、異変が起きたという話は多い。
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クセジ,トシヤマ,トシバタケ
1991年 静岡県
クセジ,トシヤマ,トシバタケは人が死んで魂が残った場所。手をつけると祟るといわれ、禰宜さんにちゃんと祈祷してもらわなくてはならない。
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ヤマノカミ
1978年 静岡県
かつて焼畑をしていた所に祀っていた山の神の中には、祟るものもあった。ヤイガレの山で大石為一氏の先祖をはじめ、多くの人がなくなっているのはきっとお祓いをしてもらわなかったからと言われている。
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ノロイ
1993年 静岡県
昔は焼畑地の確保をめぐって、呪いのカケックラをした。作の良い場所を他人が作ろうとするとジバツがあたるように拝んだ。
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バチヤマ,ニワトリ
1991年 静岡県
山作り(焼畑)のいい場所を手放したくなかったので、鶏を生き埋めにして移動した。次にその場所に入った人は鶏の怨霊に悩まされて、その場所をすぐに手放し、元の持ち主に戻した。
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クセヤマ,コシンマイ
1991年 静岡県
クセ山は仕事をするとけがをしたり病気になったりするといわれて、嫌われている場所。佐久間町にあるコシンマイという山はクセ山で、「この山を買うと子どもがしまっちまう」という意味だという。
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クセヤマ
1991年 静岡県
クセ山は仕事をするとけがをしたり病気になったりするといわれて、嫌われている場所。クセ山をムラの共有地にしたら、ムラに不幸が絶えなかったことがある。
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タヌキビ,ムジナ
1941年 徳島県
何年か前に、葬式の真似をして火を灯したタヌキが取られた。他にも、焼畑の火を真似たり、木を切る音をさせたりするという。ムジナも同様なことをするが、毛色が異なる。
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クセヤマ,バチヤマ
1991年 静岡県
クセ山は事故の多い山、バチ山は死者が出るなどの因縁があった山で、仕事をするとけがをしたり病気になったりするといわれて、嫌われている場所。
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ヤマミサキ
1933年 山口県
ヤマミサキは山にいる亡霊である。崖から落ちて死んだ者、難船して死んだ者は、死後8日までヤマミサキになるという。
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オトコノクセヤミ
1942年 岩手県
ある男がよく自分1人でクセ(つわり)をやんだという。男でクセを病む人は、母親の飯の残りをせがむが、欲しがるまま与えると、妻の代わりにクセヤミするという。また、初産の時、夫の声を聞きながらお産をすると、次も夫の声を聞かないと産めないという。
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マケヤマ,イラズノヤマ
1976年 徳島県
マケ山、イラズノ山へは入ってはいけない。マケ山で焼畑をすると一家が死に絶えると言う。東祖谷のキリダニの奥のイラズノヤマは入ってはならぬことになっているが、ある人が入ってみると人間の骨が沢山あったそうだ。
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ヤマイヌ,ヤマノカミ
1993年 静岡県
両親が山のツクリ(焼畑)をしていたときのこと。飯を炊いたり茶を入れたりしたときに山の神に奉げる初穂をうっかり忘れたら、その夜は一晩中山犬が不気味な声で鳴いていた。山犬は山の神そのものか、その使いである。
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クセヤミ
1985年 福島県
妊娠した妻が夫を避けるトモグセや夫だけのクセヤミはなかったが、妻にクセヤミはあった。
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オンジ,ヘビ
1956年 神奈川県
萱原の中で何も生えていない場所があったが、それはオンジという怖い蛇の住んでいる場所だといわれた。
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マド,マジ
1938年 徳島県
マドは人が歩く道に出てくる怪だという。マジというものも、マドのようなものだといわれている。
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テングサマ
1956年 静岡県
山では、てんぐ様が怖くないという話はしてはいけない。
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ヤマ,(ヤマイヌ)
1972年 岐阜県
昔、鮎を市場に出すときに、後をヤマが臭いをかぎつけてついてきた。ヤマはどこまでもついてきて、人間の頭すれすれに飛びこすといわれている。その時に、人間が転んでしまうと、駄目だという。
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(クセチ)
1963年 愛媛県
折宇の「クセ地」は二ヶ所あり、火を入れると祟るといわれ、人々が立ち入ることを忌み、樹木の伐採も恐れられているという。
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