テングサマ 1973年 富山県 傘状の古松は天狗さまの木なので切らない。
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デイダボウ 1984年 埼玉県 今の釜状はデイダボウが釜を伏せたところである。
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レイム,レイセン 1976年 愛知県 宝暦元年の頃、大師は夢のお告げで、ある男の信心深さに感慨を覚えこの硯石状の霊泉を教えた。後に硯水といわれるようになる。
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ハコ 1974年 東京都 ある欲深い神道者が、狂乱した人を正気にした祈祷のお礼として箱をもらい、ふたをひらくなと言われた。家に帰ると大勢の者が様々な宝を持ってきて、神道者と家の者は宝の中で寝た。翌日には宝はすべて穢れたものになっていた。
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ユウレイ 1992年 鹿児島県 状持ちの道連れを申し出た女は幽霊だった。用があるといって入った家の娘の鼻汁と囲炉裏の灰を紙に包んで喜んでいるので、何をしたのか聞くと命をとったという。状持ちは幽霊をだまして雄鶏を鳴かせると幽霊は青い糞を垂れ流しながら吹っ飛んでいったので、娘の家へ戻って鼻汁を戻してやると娘は生き返った。
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ヘビ 1993年 岩手県 家の近くの馬場でヒイヒイ鳴く声が聞こえたので行くと、ヘビがたくさん団子状に絡まっていた。
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カクレザト 1977年 兵庫県 この里の長者は一つの宝槌で万宝の第一とする。
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テングノヤスミギ 1942年 高知県 傘状に開いた松を、傘松(カサマツ)といい、山の神の性根が入った木とも、天狗の休み木ともいう。
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ニジュウサンヤ 1956年 宮城県 二十三夜の晩に作ったワラダカゴ(円座のように藁を渦巻状に編んだもの)を使うと、養蚕が成功すると言う。
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ヒノタマ 1935年 新潟県 状持ちという名の火の玉がある。100両もの大金を失った者が悔しさで、その魂が火の玉となったものだという。また、村人に殺された地主が火の玉となって自分の土地を見回っているとも言う。
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ツチノコヘビ 1965年 京都府 山魚釣りに北山の武知谷に入ったところ、崖から太短い濃茶褐色の蛇が転がり落ちてきた。よく見ると背にワカン状の斑紋があった。
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ホウキザクラ 1942年 高知県 山桜の枝が箒状に生えているのを箒桜(ホウキザクラ)と呼び、山の神の性根の入った木として伐採しない。
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ワラシ 1948年 岩手県 ワラシが「いぢこ」(藁で編んだ半球状の入れ物)に入っていた。鼠くらいの大きさで、とてもきれいだったという。
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ゴハッスン 1965年 滋賀県 昭和36年12月号に太くて短い蛇状の怪物を発見して、京都の動物園に問い合わせたという記事がある。
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シタイ,レイコン 1967年 新潟県 奇行が多かった男が死ぬと村の者が死体に悪戯をした。一年後に生まれ変わり、背中に悪戯が判読でき、男の墓の土で痣状の字形を消すなどという話も出た。
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カワタロウ 1991年 滋賀県 河太郎渕では河童が大きな泡を浮かせる。その時に渕に行くと、河太郎はだっこ(尻)が好きなのでそれを抜かれる。川に流れた人を上げると、だっこの穴が開いている。これは河太郎にだっこをとられた跡だ。
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テング 1990年 山形県 原のずっと奥のキャンプ場になっているあたりを、昔は天狗の角力取り山といったが、そこでは正月10日天狗が鼻くらべ(腕くらべ)をするといわれている。不思議と正方形状の4点に石が集まっているという。
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ホウキギ 1942年 高知県 桜、ネズなどの枝が箒状に生えているのを箒木(ホウキギ)あるいはホテギと呼び、炭に焼くのを禁忌とする。
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ツチノコヘビ 1965年 京都府 昭和36年8月、握り飯状の三角頭で太く短い棒状に鼠のような尻尾が生えた黒色の蛇が現れた記事がある。
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ヤマノカミノヤスミバ 1942年 高知県 幹と幹とが、木の上方で1つになり、下方が股状になっている木を股木(マタギ)といい、山の神の休み場、休み木として伐採を禁じる。
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ヤマノカミノヤスミバ 1942年 高知県 幹と幹とが、木の上方で1つになり、下方が股状になっている木を股木(マタギ)といい、山の神の休み場、休み木として伐採を禁じる。
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