国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ヒカリモノ,シンドウライデン,タイセイ,ニチレン
1983年 神奈川県
龍口の汀で首を切られそうになった折、日蓮が心中で仏神を念じ合掌すると、江島の巽より光物が飛んできて日蓮の座上に現じ震動雷電し、剣はだんだんと折れてしまった。また相模守の屋敷には大星が流れ落ち大地震動し、電光の中から「正法の行者を失えば子孫を滅し国土を滅ぼす」と声がしたという。

類似事例(機械学習検索)

ニチレン,ゾウ,レイ
1928年 神奈川県
日蓮が伊東に流された時、弟子の日朗は由比ガ浜で日蓮の像を作って毎日崇拝していた。三年後に日蓮が釈放された時には、喜んで心身がこの像に乗り移った。衆生の厄をはらう為に、像に霊が入った。
類似事例

ニチレンショウニン
1972年 長崎県
ひでん上人と日蓮上人が雨乞い勝負をして、日蓮上人が勝った。ひでん上人は毒饅頭を日蓮上人に食べさせようとしたが、日蓮上人はそれを犬に食べさせたので犬は銀杏の木を三回半回って死んだ。日蓮上人は犬を葬って銀杏の木の杖を卒塔婆にして法華経を書いた。威力があったら三年ほどで芽が出るといいその通りになったが、杖が逆さまだったので葉が逆さまに生えてきた。その銀杏は今でも毒消しになるという。
類似事例

ニチレン,オハイチョウ
1935年 山梨県
文永11年に日蓮上人が身延に入山した時に、ある僧侶に毒入りの餅で殺されそうになった。その時に日蓮はたまたま通った白犬に餅を与えるとすぐに悶死した。僧侶は懺悔したが、日蓮は犠牲になった白犬を憐れみ、回向を行った。その時に犬の塚にもっていた銀杏の枝を立てていたが、その杖は生育して犬の牙のような形状になり、実は葉の上に結んでいたといい、毒消しの効があるという。
類似事例

リュウジョ
1970年 山梨県
日蓮上人が身延山で説教をしていた時、竜女が女に化けて聴きに来ていた。竜女は日蓮上人に見破られて正体を現し、身延山の鎮守になった。また、日蓮上人が流された佐渡にも竜女教化の話がある。美しい娘が日蓮上人の読経を聞きに来ていた。娘は結縁のために袖に曼荼羅を書いてほしいと頼んだ。上人は願いどおり書いたが、娘は実は蛇だったという。
類似事例

ニチレンショウニン,ヒチメンミョウジン
1989年 山梨県
日蓮上人は説教石に上がり、9年間身延山で修行をしていた。たくさんの人が集まってきたら、大層美しいお姫さんが側で座っている。それをみた荒武者みたいな人たちが、生臭坊主だといったので、日蓮上人が、姿を現してみなさいといって、蓮の葉の池にあった水をたらしてやったら煙が出てきて大きな蛇になりとぐろを巻き、また煙が出てきて消えた。日蓮上人は、「あれは七面明神といって、20里先の山のお池に住むものだ」といったので、みんなびっくりした。
類似事例

トビモノ
1938年 茨城県
様々な怪火を飛び物という。中には、蒟蒻玉が飛び物になって光を放って飛ぶことがあるという。夜、山鳥が飛ぶと、光って飛び物と間違えることがあるともいう。
類似事例

サカサバシラ
1969年 東京都
家の中の柱に木が逆さまに使ってあると、その家は家鳴り震動がし、またなんとなく陰気で家運が衰微し、不幸が続くものである。
類似事例

サクラ
1975年
相模藤原橋の際の土屋相模守の屋敷で、桜の枝で畑の囲いをしていたところ、その枝に桜が咲いた。
類似事例

カシャ,オンヨショウニン
1974年 東京都
増上寺の音誉上人が死ぬ前の年に火車がやって来たが、上人はもう少し衆生を引導したいといい、来年の今月今日に再び迎えにきてほしいといった。すると火車はどこかに行ってしまい、震動や雷電もそのまま止んだ。そして来年のその日になると死んだという。
類似事例

ツエギンナン,ニチレンショウニン
1967年 山梨県
日蓮上人が身延入山の頃、穂積村の善智法師が上人と法論をして負け、それを恨んで弟子に明治上人を上沢寺に招き毒の萩餅を出した。日蓮は庭にいた白犬にその餅をひとつ投げ与えたところ、犬は悶死した。両僧は隠しきれず非を悔い日蓮宗に帰依した。日蓮は身代わりとなった白犬を哀れみ寺の境内に葬ってその上に銀杏の杖を立てた。その杖に根が生え成長したのが上沢寺の逆さ銀杏で、この木に触れただけでも体の毒が消えると言われる。実は安産のお守りとなるという。
類似事例

イヌガミ,イマガミ
1936年 長崎県
イマ神念じというものがある。某神官の話によると、犬を土中に首まで埋め、その前に食料をおき、1週間マブラセテ首を切る。するとその頭は食料に飛びついて食いつく。その霊を祀って念じ神とするという。イマ神念じが一時渡良浦にいたという話である。
類似事例

オテングサマ
1953年 埼玉県
山でサルスベリを切ろうとしたらホイホイと声がした。翌日切ろうとしたら鋸が折れた。別の木を切ろうとしたら鉈が外れた。お日待ちを知らないで山に入ったので、お天狗様がこういうことをした。
類似事例

アミダブツ,オニ
2002年 大分県
豊後の国高田の水川というところの男が、中風になり、足も萎えてきて大小便も居ながらにするようになり、誰も寄り付かなくなった。3年になった時、夢に鬼が2人出てきて連れて行こうとするので、阿弥陀仏を一心に念じると阿弥陀仏が光を放ってやって来た。さらに念じると、男の胸に光をさしかけなさった。鬼たちは「この男は高家の者だ」といって失せた。その後この男は立てるようになった。
類似事例

ヤノネイシ,ヤジリイシ,ヒレキジン,シングン
1973年 秋田県
出羽国では毎年神軍という事があり、この時は矢の根石が降ってくる。鳥海山の矢嶋という浜があり、この時節に松前の海上に白雲が湧き出でる。白雲は動かず、大地は震動し、暴風雨となる。数日後に晴れた時は、浜辺に様々な色や形の鏃石が落ちている。
類似事例

カナヘビ,ショウテン
1929年 岩手県
盛岡在の太田村芝久保という村で元文4年5月11日の昼頃、小堰の杭に一匹のカナ蛇が来て這い上がった。それをみた佐野家の下女は気味悪くなり家に駆け込むと、すぐさま雲が流れ真っ暗になり大風震動雷電し、龍が天上するに相応しい光景の中、蛇は昇天していった。
類似事例

イソノカミ,シングン
1974年 新潟県
いにしえより毎年2月10日には、いそのかみが山海を歩行するといい、それは神軍と呼ばれている。この日は晴れずに風が吹き、天地が震動するといわれる。その翌日には石の矢の根、雷斧石が国中に撒かれているという。
類似事例

ニチレン,〔オオボシ〕
1983年
文永8年9月13日に、日蓮が庭に出て月に向かい、自我偈を唱えていた。そして月天に対して様々な事を問責していたところ、天から明星のような大星が落ちてきて、前の梅の木の枝に架かったという。すると天がかき曇り、大風が吹いてきたという。
類似事例

(ゾクシン),ウマレカワリ
1933年 栃木県
双子は心中したものの生まれ変わりであるという。
類似事例

ヨウジ
1926年 埼玉県
岩槻の大光寺に、日蓮が楊枝を挿したところ成長した柳が、池の岸にあった。
類似事例

オニ
1977年
鬚切という剣で鬼の手を切った。剣は鬼丸と改名された。
類似事例

タチ,オニ
2001年 長野県
多田満仲の剣は、信州戸隠山で、鬼を切った剣である。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内