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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シヤチホコ,タツ,ツンジカゼ
1980年 東京都
江戸城の虎御門から小石川御門まで、御門の上に置いてある銅製のしゃちほこを全部取り去った。すると風も吹かず、雨も降らなかったという。これは龍の仕業とも、つんじかぜともいう。

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ネズミ
1981年 東京都
堀大和守が鍛冶橋御門内に居た時に、家中の者の家の神棚の升の中に、毎日鼠が南鐐を1片入れに来るのが14・5日続いたという。その夫婦は珍しい事と喜んだが、そのお金を使ったところ、翌日からは鼠はこなくなったという。
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サラヤシキ,ボウコン
1975年
正保年中、武家の下女が井戸に皿を落としたため殺されて以来、毎夜その霊が井戸端で皿を数える話はよく知られているが、その井戸は江戸牛込御門、雲州松江、また播州にもある。どれが本物だろう。
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ズイトウ
1983年 三重県
伊勢外宮の玉串御門に用いる鋪設の筵から、自然に1本の瑞稲が出てきて、葉の色が青々として秋になると実を結んだという。これは神霊の感応であり、太平の吉瑞であると考えられる。
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(ゾクシン)
1975年 愛媛県
東の空に対し、西の空が曇ると風になるという。秋の曇った日にきじが鳴くと、夕方に必ず雨が降るという。西の風が吹くと、風になるという。蛙が鳴くと、雨が降るという。海岸の山に雲がかかると雨が降るという。池や川から虹が立つと、雨が降るという。フクロウがフルツククウと鳴くと、雨が降るという。山から虹が立つと晴れるという、など。天候に関する俗信。
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ナベシマヤシキキイ,カイイ
1978年 東京都
江戸の山下御門の正面にある肥前佐賀屋敷の鬼門隅の長屋では、昔から毎日僧衆が来て護摩を焚いている。昔大奇怪があったためだという。今も折々、太守が在府中には怪異があるという。小雨など降る物寂しい夜に、庭で火柱が立ったり、器物が踊り動いたり、家鳴りがしたりする。太守が帰国すると、屋敷の者たちは安眠できる事を喜ぶ。
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チノカミ
1991年 静岡県
地の神の祠は藁製で毎年作り替える。これを石製にしたところ、病人が出た家がある。
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セイウヲアラカジメヨクイウモノ
1976年
晴雨をよく予言する者がいた。明日は雪が降ると言い、また風が激しいと言ったが、その日になっても雪は降らず風も吹かない。どういうことかというと、ここではなく他の場所で降ったり吹いたりしているのだという。はたして、その日は箱根の山で雪が降り、武蔵野の辺りで風が激しかったという。
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モウ,(ヌカガ)
1980年
蠓(ぬかが)が飛んで、舂くときは雨が降り、春は風が吹くという。
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カゼ
1956年 宮城県
風に貸し借りなしといって、西風が吹けば翌日は東風が吹く、北東風の吹く時は不漁などの俗信がある。
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アメ
1946年 香川県
産まれた時に雨が降っていると死ぬときにも雨が降る。
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カマカゼ,カマイタチ
1957年 愛知県
悪い風が吹いて、血が出ずに皮膚が切れることを、鎌風が切るという。
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ユウレイ,(ゾクシン)
1940年 秋田県
人を吹くと幽霊に吹かれる。
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ヤクシドウノカネ
1938年 京都府
蛇谷川の上龍の淵になっているところへ薬師堂の鐘を沈めると、たちまちにして雨が降る。
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〔スイコ〕
1975年
水虎とはかわ太郎のことである。
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アマゴイ
1974年 滋賀県
村の入り口にある石の上で火を焚く。すると、たとえ3粒の雨でも降らないことはないとか、いつまでも止まない大雨が降るといわれている。その石の上に、牛のわらじとか人が履いている草履などのムサイものを持っていくと、雨が降るといわれている。
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リュウ
1929年 兵庫県
加古川の分流、洗川が海に入る程近く、伊保崎村に龍ヶ鼻という淵がある。川中に突き出た大きな岩があり形が龍の頭に似ているので龍が鼻とも、龍の岩ともいわれている。またここに龍がすんでいて雨乞いにはこの川底を掘れば、如何に長い日照りでも雨が降るといわれている。
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カゼウテ
1982年 高知県
モノ(魂)の通るとき、周りに吹く風を風うてといい、その先に当たると病になる。みのを持って風を病人のほうに送る。
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リュウ,ゲキリン
1972年 茨城県
雄龍と雌龍という龍が山の神様であった。あるとき、この龍が女に化けて池に現れ、若侍と出会って、恋仲になった。しかし若侍だけがこの場で死んでしまった。この山を削ると、2頭の龍を分けることになるので、山津波が起こる。これを山上の龍が鱗を逆立てたと言う。
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フナユウレイ
1973年 富山県
沖で漁をしていると人影が現れ、アカトリやカイを貸せという。そんな時は生ぬるい風が吹き、雨の降る日が多い。
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カゼ,(ゾクシン)
1936年 石川県
春のはじめの庚申の日に、東の風吹けば60日間吹き続く。
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アマゴイ
1965年 岩手県
雨が降らず水不足のときは、丘の上や山の頂から火を焚いて煙を天に上げると、数日中に雨が降るという。
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