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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ショクゴニフシテウシトナル
1979年 宮城県
陸奥国栗原の郡つら川で、経も読まない昼寝好きのある愚僧が牛になった。120年前の話である。

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コボウシ
1934年 長崎県
10年前、漁に出ていたら船に小法師が上がってきた。船は進まなくなったが、一心に経を読んだら助かったという。
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シンボ,ウシ
1928年 中国
邪険な神母が外に牛がいたので中に入れようとした。牛は抵抗して入らず寺に走っていった。牛を追ってきた神母に驚いた衆僧が経を読むと、神母は牛を捨てて逃げ戻ったが、病気になって死んだ。のち、娘の夢に出て、般若経を奉納して弔ってくれと頼んだ。
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ムジナ
1976年
推古天皇の35年、陸奥国で狢が人に化けて歌を唄ったという。
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アカユキ
1976年
天平14年正月23日、陸奥国の黒川郡より北に赤雪が降り、2寸ほど積もった。
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ゴランボ
1985年 和歌山県
川へ牛を引いて行って洗っていたら、ゴランボがやって来て、牛を川へ引き込んだことがあった。
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アオイコロモノモノ
1983年 香川県
畑仕事をしていたら、何者かに何度もつきとばされた。帰る途中、池の側の道に真っ青な着物を着たモノがいて、「ああつらい」と言っていた。「つらけりゃ救うてやるけん、生あるもんなら名をなのれ」と言いつつ通って後を見ると、何もなかったという。
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ウシオニ
1985年 和歌山県
牛鬼は夜になると川から上がってきて、家の牛小屋に来ては牛を引くといっていた。牛鬼は音もなくやってきて、音もなく帰っていくが、来たことだけは分かるものであった。
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ヘビ
1930年 京都府
70年程前、男が仏谷山に牛を放して草を苅っていたら、大きな蛇が牛をたたいたので、牛が暴れた。男は牛をしばりつけていた縄に鎌を投げつけて切り、牛とともに逃げて帰った。その後しばらく男も牛も寝ついた。蛇には耳があったという。
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ムジナ
2001年 新潟県
狢は人の心を、目を見て読む。
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〔オオヒト〕
1978年
陸奥国海東という所に、大人が打ち寄せた事が記載されている。
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ウシオニ
1961年 和歌山県
八王子様というお宮を、真宗に改宗したから不要と思って川(牛鬼淵)に流したら、夜、牛鬼渕から牛鬼のうなり声がした。真宗の僧が橋の上でお経を唱えると止んだ。そこがお経橋。
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ジンカク
1974年 青森県
『日本紀略』寛平9年7月23日条に、陸奥国言安積郡で生まれた子の額に角があったという。
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キョウノイワノナナフシギ,スリバチイワ
1987年 長野県
直径120センチメートルほどの岩穴で,擂鉢を横から差し込んだように見える。
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(ウマレカワリ)
1988年 奈良県
ある百姓が6年の約束で小僧を雇ったが、3年して病になり、死んでしまった。その後、夢枕に小僧が現れ、残り3年は明日伯楽が引いてくるはずの黒牛になって補う、と言った。その牛を買って使うと、ほかの牛の何倍も働いたが、3年後に急死した。その牛を葬ったのが牛の宮という塚。
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カンノンサマ
1954年 山梨県
松の岩に120体の観音像が刻まれている。干天続きに本当に御利益があるかと橋から川に投げ込んだら、12日間雨が降り続いて川があふれそうになったので、元の場所に安置したら治まった。
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ナメラスジ
1954年 岡山県
真庭郡美川村栗原神社下のナメラ筋は白狐が出るという。
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ウシイシ
1943年 岐阜県
昔、小泉村大原の明神様へ牛を挽いてきたところ、牛が動かなくなったため、牛挽きがそれを怒って斬ってしまった。その牛は石になり、切られた首も前に落ちたまま石になったのだという。
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ウキョウホウ
2001年
弘法大師が祈雨のお経を読み雨を降らせた伝説から、正月の祭具を御修法の料として用いるようになった。
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(カザアナ)
1980年 福島県
陸奥国にある、しのぶの山の上には羽黒権現の堂があるが、その床の下に小さき穴がある。この穴からは常に風が吹き出しているという。
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カッパ
1930年 宮崎県
ある時相撲取りが河童に相撲を申し込まれ、河原でとったら負けてしまった。その話を聞いた山伏が河原に行き経を読むと何十となく河童が集まってきた。
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ウシオニ
1985年 和歌山県
じいさんが滝のあるところを通ったら、真っ赤な牛鬼が出てきたので逃げた。牛の鳴き声がするので外に出てみたら、牛鬼が牛小屋に入ろうとしているところだった。大きな声を出したら、牛鬼は何もしないで帰って行った。
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