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検索対象事例

ウキョウホウ
2001年
弘法大師が祈雨のお経を読み雨を降らせた伝説から、正月の祭具を御修法の料として用いるようになった。

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ソガノアメ
1956年 宮城県
5月27、28日ころ降る雨を「ソガの雨」という。曾我兄弟が仇討ちをして地の雨を降らせた、または殺された日なので必ず雨が降ると県内で広く語られている。日照りの時はこの日が待ち望まれている。トラ御前が手引きしたので「ソガの雨、トラが雨」ともいう。
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(ゾクシン)
1986年 埼玉県
猫が草を食べると雨。馬がいななくのは晴れ。川魚が良く釣れるとやがて雨が降る。燕が低く飛ぶと雨。朝、鳶が舞うのは雨。宵のうちにふくろうが鳴くと雨。うなった畑にくものアジ(巣)が一面にかかっていると晴れが続く。蟻が卵を忙しく運ぶと雨。夜に蝿が出ると雨。ぶよが群れていると雨。
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ソガノアメ
1956年 宮城県
5月27、28日ころ降る雨を「ソガの雨」という。曾我兄弟が仇討ちをして地の雨を降らせた、または殺された日なので必ず雨が降ると県内で広く語られている。日照りの時はこの日が待ち望まれている。
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アメ
1946年 香川県
産まれた時に雨が降っていると死ぬときにも雨が降る。
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リュウ
1970年 愛知県
昔、弘法大師が雨乞いの時に、茅草で竜の形を作って祈ると、動き出して竜になった。竜は、雨を降らして死んだ後に神に祀ってくれることを条件に雨を降らせた。この竜を祀ったのが真清田神社の由来だと伝えられている。
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ヌマノヌシ
1964年 青森県
雨が降らないときは、猿ヶ森の沼に馬のシャリコウベを入れる。沼の主が馬の頭を嫌い、雨を降らせるという。
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リュウジン
1970年 愛知県
雨乞いの時、竜枯寺では僧が集まって祈った後、海上の竜江という所に行く。経を読みながら袈裟を海に投げ入れ、竜神に授与する血脈を入れる。そうすると必ず雨が降るという。
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ヌノヒキヤマノヘビ
1970年 福島県
昔、今の湖南町に雨ばかり降って稲が実らないことがあった。これは布引山の蛇が雨を降らせているということで弘法大師が山頂で何日も祈って蛇を穴へもどした。
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ウガンヤマ
1938年 京都府
雨願山という山で降雨を祈願すると雨が降る。
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アマゴイ,セイリュウ
1935年 香川県
川岡村長福寺の宝物の青龍は、雨乞いの時、大きな鉢にいれ、修法を行うと雨が降るといわれる。元禄14年7月には、修法の時に鉢が4つに割れ、青龍が飛び出し、激しい雨が降ったという。後にこの青龍は石清水八幡宮の蔵に納められた。
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リュウジン
1973年 山形県
雨乞いの時、滝壺に大石を投げ込む。すると竜神が怒って雨を降らせると言われている。
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(ユリ)
1976年 京都府
6月20日に鞍馬山で祈り殺された者のことをユリ人という。動くという字だろうか。一度祈られると、ユリ者をユリ料として一生間、山中からユリ料を遣わしてこれを養う。
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リュウオウ
1973年 奈良県
雨が淵に馬の沓を放り込んだら、竜王が怒って大雨を降らせたと伝えられている。
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コボウシ
1934年 長崎県
10年前、漁に出ていたら船に小法師が上がってきた。船は進まなくなったが、一心に経を読んだら助かったという。
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ダイジャ
1975年 鳥取県
権現様は氷の山に住んでいる。部落を流れる川に権現滝があり、その昔大蛇が住んでいたという伝説がある。滝を舌から拝むと罰があたり、石を投げ入れると神が雨を降らせる。
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カエル
1952年 島根県
蛙が鳴くと雨。
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ベンテンイケ
1938年 京都府
弁天池の水の量を増減させると、雨を止ませたり、降らせたりすることができる。
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(アマゴイ)
1987年 長野県
昔から,旱魃が続くと村人達は本沢に来て茨を淵の中に切り込み,雨を祈る。するとたちまち雨が降ると言い伝えられていた。
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アマツボ
1939年 和歌山県
雨引山には「雨壺」があり、その蓋を取ると、どんな旱魃の時でも雨が降るといわれている。
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ダイジャ
1983年 岡山県
雨乞いは、1度行えば十分というものではなく、降るまで何回も方法を変えたりして試みられなければならないものであった。勝田郡奈義町那岐山中の蛇淵では、雨乞いをするには、五升樽をこの淵に投げ込めば、その酒への返礼に、大蛇が雨を降らせるのだといった。或いは、この淵に鉄物を投げ込むと、大蛇が怒って雨を降らせるのだとも言う。
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ガン
1962年 石川県
ガンが小童(コワロ)に化けて人を襲った。弘法大師がこれを懲らしめたが、祟りが起こらないように雨の神として祀った。ガンの甲羅(ガンノコウ)を用いる降雨・止雨の方法を取り決めたが、その使用権をめぐって村同士で争いが続いた。
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