国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

カマエダチ
1976年 茨城県
下総国の大鹿村にある弘教寺の小僧が、かまいたちの風にあたり悩んでいたが、古暦を黒焼きにしたものを付けたら忽ち治った。また甲斐辺りでは暦を窓等にも貼る。この辺りでは風神は太刀を持っているということからかまえだちと称する。

類似事例(機械学習検索)

コレキノクロヤキ,カマイタチ
1975年 茨城県
下総国大鹿村の弘教寺の小僧が、かまいたちの風に当たり痛みに苦しんだ。そこで古い暦を黒焼きにしてつけたところ治ったという。
類似事例

フウジン,カマヘダチ
1975年 千葉県・茨城県・山梨県
下総や甲斐のあたりは、窓や障子に暦を貼り付けており、そうすると人を傷つける風が入らないという。ここでは風神が太刀を持っているといわれ、カマヘダチと言われている。
類似事例

カマイタチ
1998年 新潟県
かまいたちは太刀を構えた神様がいる所に人間が入ったので、神様が怒って、刀の傷を受けたのだという。暦を焼いた灰を患部に付けると治るといい、暦を大切にしないとかまいたちに会うという。
類似事例

カマイタチ,コレキノクロヤキ
1975年 新潟県
越後国では鎌鼬ということがある。老いも若きも男も女も、顔面や手足などに太刀で切られたような傷がつく。それには古い暦を黒焼きにして、白湯で飲むと数日の間に癒えるという。
類似事例

カマイタチ,カマイタチ、イタチ,カミサマ,アクシン
1982年 新潟県
カマイタチは鎌の刃形に切れる挫傷で、傷口が比較的深いわりには出血や痛みは少ない。鎌鼬とも書いて、イタチの仕業としたり、また、神様が構え太刀で遊んでいるところへ、人が入りこんだために、その怒りにふれたからともいう。悪神の仕業とするためか、もっともよく効く薬は、伊勢暦を黒焼きにして貼ることで、また、暦を粗末にするとカマイタチにかけられるという。
類似事例

カマイタチ
1998年 新潟県
山間部では、山の神の日に山に入るとかまいたちに会うといい、この禁忌はかまいたちの構え太刀説を説明するものであろう。
類似事例

カマイタチ
1974年
伊勢、美濃、駿河では一目連という。相模国ではかま風という。家の内にいても手足などが切れる事がある。古い暦を焼いて付ければ傷は治る。
類似事例

レイ,ヘイケガニ
1975年 山口県
長門国赤間関の辺りに、怒った顔をしたような甲の蟹がいるが、これは元暦二年戦に負けて入水した平家の霊であるという。
類似事例

オオキナヘビ,リュウ
1977年 沖縄県
昔、清明が神様から暦を学ぶため天に向かった。旅の途中、大蛇や天の下の家の主人から神様に言伝を頼まれ、その代わりに助けを受けて、天へとたどり着いた。天で暦を学び、帰りに大蛇達との約束を果たした。家へと戻ると友であるトゥブンクに妻を取られており、暦の本も書き写された。いざ暦の勝負をしようとしたとき、天から神が降りてきて、トゥブンクの悪事を暴き、清明にトゥブンクと妻を殺させた。清明は暦を伝え、天の下の家の娘と結婚し、幸せに暮らした。
類似事例

シバテング
1976年 徳島県
東西祖谷山村から一宇村辺りは妖怪の話も多い。この辺りではシバテングが山中で仕事をしていると大木を切り倒す音をさせるという。
類似事例

カマイタチ
1935年 栃木県
鎌を担ぐと、かまいたちにかかるという。
類似事例

フウジン
2000年 愛媛県
河内橋という橋の畔に巨岩があり、そこに石祠がある。ここにはもともと集落の奥に祀られていた風神も移された。風神は山神を鎮めたり、タゴリ(咳)に効く神とされた。
類似事例

キツネ,ハクゾウシュ
1975年 東京都
江戸小石川の伝通院の上人が、京都から下向の際、伯蔵という僧と道連れとなり、上人の元で学ぶことになった。伯蔵は優秀だったがあるとき熟睡して狐であることが露見した。今伯蔵主稲荷と称し鎮守としている。元来この狐は下総国飯沼にいたという。弘教寺にも同じ話がある。
類似事例

キツネ
1984年 山梨県
山へ行ったら狐がいて、それをかまったら化かされた。
類似事例

トウシ
1938年 鳥取県
元旦に死んだ人の塔婆を黒焼きにして呑めば、肺病が治る。
類似事例

キマメ
1976年 長崎県
宝暦6年4月朔日夜、黄豆が降った。
類似事例

カマヘタチ
1975年
鎌鼬は出羽国や佐渡では、カマヘ太刀とよばれる。気は鋭く、人に当たると太刀で切られたようになるという。
類似事例

テング
1956年 静岡県
この辺りでは、片拍子や、山での笛吹きや太鼓鳴らしは、するものでないと言われている。
類似事例

タチ
1977年 高知県
天の神の祭のときに太刀の舞をして臼に太刀を当てると、火が出て火事になったことがある。またこの太刀を盗んで行ったところ、その家のいろりのズサイのコザルに火が移って燃えたので、恐れて返したという。
類似事例

カマイタチ
1971年 岐阜県
暦を跨ぐと、カマイタチという3人の神様に傷をつけられる。1人が転がし、1人が切りつける。暦を焼いた灰を油で練って傷につければ、最後の1人が治してくれる。その傷は鎌で斬った形をしていて、出血も痛みもない。
類似事例

ネコノアタマ
1939年 長崎県
猫の頭を黒焼きにして食べると、癩病の薬になるといわれている。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内