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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

リュウ
1977年
寛政13年5月中旬に、摂州の海辺から怪風が吹いて、大坂市中を荒らした。これは竜が昇天したためだという。

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ダイジャ
1934年 大阪府
大蛇が年に一度昇天する。その時に竜の姿が見え、井戸の周りには水煙が立ち上る。周囲の人家まで被害を受けるので、人々は恐れて何とか昇天しないようにと頼んだ。和尚は、天井に竜の絵を描いて竜を封じ込め、昇天を禁じるように祈願をしてもらった。
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スマボウズ
1956年
家の怪。
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リュウ
1976年 東京都
寛政の頃、小日向大曲で竜の昇天があった。その前に小日向あたりの家々を老僧が回って、竜が昇天するので気を付けるように注意を促した。旗本土屋某が、その老僧を座敷に上げて話をすると、老僧は実は竜であり、水がないために昇天を待っている事がわかった。そこで土屋氏は硯の水を神酒徳利に入れて与えると、老僧は喜んでそれを請け、数日後に晴天だったのが急に大風雨になったので、老僧が昇天したのだろうと土屋氏は思った。雨の水は墨水であったという。
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トリノジゴク
1977年 兵庫県
摂州有馬山にある鳥の地獄という場所は、生物が入ると必ず死ぬという。
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カゼ
1956年 宮城県
風に貸し借りなしといって、西風が吹けば翌日は東風が吹く、北東風の吹く時は不漁などの俗信がある。
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リュウ,ウロコ
1970年 大分県
竜ヶ淵に竜が棲んでいた。京都のある僧が修行のために淵の傍らに小屋を建てて昼夜読経をしていたら、ある夜竜が現れた。竜は僧の教えにより昇天し、銀色の鱗を残して去った。竜源寺にはその鱗が残されている。
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ナナハカ
2000年 大阪府
近世大坂で盛行した七墓参りには、大坂七墓と呼ばれる大坂三郷にある七つの古い墓所(梅田・浜ノ寺・吉原・野田・小橋・鳶田・千日)を廻るものがあった。近世大坂の風俗地誌『摂陽落穂集』によると、例年7月15日の夜に七墓を廻り、夜通し鉦を打ち鳴らして回向を行えば、葬式の日に雨風の難を免れる、とある。
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ユウレイ,(ゾクシン)
1940年 秋田県
人を吹くと幽霊に吹かれる。
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タキワロウ,エンコ
1933年 山口県
タキタロウは海辺の崖などにいて人を驚かす怪物である。梅雨時よく山に出るという。カキワロウは山に3年、川に3年いる。これが海に入れば、エンコになるという。
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ヘビ,リュウ,ウリュウノゴトクナルモノ
1974年 京都府
京あぶら小路二条上ル町で、元禄16年5月上旬、子供が急に発熱して中旬頃腹に腫物ができ、そこに口が開いて喋ったりものを食ったりするようになった。医者が薬をその口に飲ませたら10日程後に子供の肛門から竜のようなものが飛び出した。
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リュウ
2001年 岐阜県
竜門寺の、飛騨の匠の彫刻の竜が田畑を荒らしたので、祈祷した。
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ミサキカゼ
1965年 宮崎県
ミサキカゼは悪い風。当てられると人間もコロッといく。「他国から吹き来る風は悪霊風 はや吹き散らせ伊勢の神 オンアブラウンケンソワカ」と3回唱え、品物3種を持ってあてられた人の頭から尾へと擦ると、元に戻る。
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カマカゼ,カマイタチ
1957年 愛知県
悪い風が吹いて、血が出ずに皮膚が切れることを、鎌風が切るという。
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リュウ
1922年
龍の頭にも河童のように水があって、これがないと昇天できないという。
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カミノカンオウ
1976年 長崎県
長崎で寛政10年にオランダ船が難破し、修理するために船を曳航することになったが、風が吹かない。村井喜右衛門という者が信心していた住吉大明神に祈ったところ、たちまち順風が吹いて、船が浜へ着くと同時に止んだ。
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カンロ
1982年
享保16年4月中旬、甘露が降った。
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リュウ
2001年 静岡県
竜潭寺の、左甚五郎の彫刻の竜が田畑を荒らしたので、髯を切った。
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リュウ
1970年 奈良県
竜が竜花寺の僧から法華経を聴いた。その恩に報いるため、竜は雨を降らせた。けれども竜は大梵天主の怒りに触れ、身を分断させられて落下する。その身を祀ったのが竜海寺・竜心寺・竜天寺・竜王寺である。
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リュウ
1937年 大阪府
榎の木から龍が昇天した。
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カゼ,(ゾクシン)
1936年 石川県
春のはじめの庚申の日に、東の風吹けば60日間吹き続く。
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リュウ
2001年 静岡県
竜巣院の、左甚五郎の彫刻の竜が田畑を荒らし、人を驚かしたので、刀を腹に刺した。
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