スイセイ 1942年 三重県 彗星が見えると人が死ぬ。
類似事例 |
|
(ゾクシン),スイセイ 1936年 栃木県 彗星が出るのは戦争の予兆であるという。
類似事例 |
|
カミナリ 1956年 宮城県 雷が一回だけなら長雨の知らせ、または凶作の兆し、あるいは国の騒動の兆しだという。また、寒中の雷は凶作の兆し、大雷は豊作の兆し、三月の雷は不作などという。
類似事例 |
|
ミコシニュウドウ 1932年 愛知県 昔、見越し入道が出ると、人々から恐れられた場所がある。
類似事例 |
|
カラス 1975年 兵庫県 竃神社の杉の木でカラスが鳴くのは、死人が出る兆しと言う。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1969年 岐阜県 鳥が家の中に入ると良い事があり、出ると悪い事があるという。
類似事例 |
|
モグリコクリ 1941年 モグリコクリという怪物がいて、人々に恐れられたという。
類似事例 |
|
テング 1975年 東京都 江戸日本橋で消えた人から手紙が来て帰り難いという。天狗であろうかと人々は怪しんだ。
類似事例 |
|
ヨウカイ 1978年 東京都 世によく知られている事に「御城妖怪の事」がある。
類似事例 |
|
コリ 1978年 有徳公の御治世に天変地異が続き、上総から相模にかけ海が鳴動した。護持院が殿中に壇を設け護摩を修したところ、狐狸が時を得て様々な怪異をなしていた事がわかった。
類似事例 |
|
ヒバシラ 1946年 北の空に三本の火柱が立ったのを見た人々は北の地方が開けるしるしと言い合った。それが後の北海道開拓になったという。
類似事例 |
|
スイセイ 1979年 菅茶山の随筆『筆のすさび』によると、明和7年(1770)の大干ばつの際、小児が渡れるほど宇治川が干上がってしまった。その前に彗星が現れたので、占者は洪水が起こるだろうと言っていたのに、実際は干ばつとなった。嘉永6年の大干ばつの際にも彗星が現れた。
類似事例 |
|
リョウトウノカメ 1975年 元亀2年の霊陽院義昭公が信長公に押し込められた時にも両頭の亀が出た。
類似事例 |
|
カマナリ,カマ,(ゾクシン) 1915年 群馬県 釜が鳴るのは不吉の兆しであるが、鳴る時と場合によっては非常に吉になることもあるという。
類似事例 |
|
エンコウ 1975年 高知県 夜には川にいるエン公に引っ張られる。
類似事例 |
|
オニ 1975年 福岡県 斉明天皇が治世6年目に死んだ後、朝倉山の上に大きな笠をかぶった鬼が喪儀を見ていたという。
類似事例 |
|
ヤマノババ(ゾクシン) 1959年 新潟県 焚物が泡を吹くことを「山の婆さが茶を沸かした」といい、雨の兆しである。
類似事例 |
|
ヤマオンジ 1986年 秋田県 昔、山中に丈の高い人が現れ、この事を人に言うなと脅かした。村人から恐れられていた。
類似事例 |
|
イヌ,ネコ,ネズミナド(ドウブツニカンスルゾクシン) 1956年 宮城県 犬の遠吠えは異変の兆し。犬が首を掻くときは人が死ぬ。猫が顔を洗う仕草をすれば客が来る、または天気になる。猫の駆け込みは不幸の兆し。猫の糞が路の真ん中にあるときは近いうちに雨。睡眠中に鼠が頭部に上れば、その人は死ぬ。出先で鼬(いたち)が横切ると用がまとまらないなど。
類似事例 |
|
カッパ 1975年 熊本県 河童は荒神とお仏飯を恐れる。水にはいる時に釜の尻の煤を顔に塗っておくと河童に取られぬというのは荒神を恐れての事だろう。
類似事例 |
|
オイサマ 1946年 鹿児島県 船が大きく揺れたり、牛がほえる様にうなることをオイサマと言い不吉な兆しとした。
類似事例 |
|