国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

シンゾウ,ミナモトノタメトモ
1977年 東京都
源為朝が八丈ヶ島の異類を退治し、鎮護の為に自分の姿を楠で作った。この像に幕府は毎年鎧を奉げる事が恒例になっていた。正徳2年、間違えて島民がこの像を島から運び出したところもがさが流行り、島民400人が死んだ。

類似事例(機械学習検索)

ヘイタイノレイ
1995年 鹿児島県
太平洋戦争中、悪石島沿岸には多く日本兵の死体が揚がった。その埋葬を手伝った島民は、夜間霊に襲われ、寒気がして眠れなかったという。霊は、ネーシ(巫女)の口を借りて、島民たちに礼を述べたという。そのために島民たちに憑いたという。
類似事例

(コビト)
1981年
小人島というものがあり、島民は背丈が鯨尺で1尺2,3寸。言葉は通じない。昔語りという事である。
類似事例

アカラトモガネ,カミ
2003年 沖縄県
アカラトモガネという神が太和から久米島を経てやって来て、島民に豊作の方法・礼儀作法などを教えた。島民の崇敬は深く、今も祭りが行われている。
類似事例

ニチレン,ゾウ,レイ
1928年 神奈川県
日蓮が伊東に流された時、弟子の日朗は由比ガ浜で日蓮の像を作って毎日崇拝していた。三年後に日蓮が釈放された時には、喜んで心身がこの像に乗り移った。衆生の厄をはらう為に、像に霊が入った。
類似事例

ミヤマノヒョウシギ
1981年 広島県
弥山では時として大きな拍子木を打つような音がする。守護神のしわざといって、島民はこれを聞くとおそれる。
類似事例

カンノン
1989年 広島県
昔、火事で観音堂が焼失した時観音像だけ探しても見つからなかった。村人が堂宇は再建したが観音像は安置しなかった。2年後の夏に子供が観音堂近くの滝で泳いでいる時に黒くなった観音像を滝つぼの中で見つけた。
類似事例

ケイドウホウイン,ニオウ
1940年 香川県
桂同法印は彫造完成後の仁王像を運搬するために、仁王像に向かって大声で一喝したところ、自らの足で仁王像が歩き出した。
類似事例

ヨロイタ
1975年 秋田県
鎧田の説明。武士が戦いに負け、鎧のままで倒れていた。その鎧を盗んで死体だけ埋めた。その霊を丁重に弔うことがなかったため祟るといわれる。
類似事例

クロヒメサマ
1998年 愛知県
江戸時代、日間賀島の西部には「お姫屋敷」といわれる御殿造りの立派な家があり、島民の接近が禁止されていた。藩主の家族や高級藩士関係者の不義者を島流しにする場所だった。いつの頃か、ここに首から上を黒布で包んだ若い女性がいた。ちょうどその頃、島の若者が行方不明になったり、平穏な海で漁船が沈没したりという事件が続発し、島民は「お姫屋敷」と事件を結びつけて「黒姫様」と呼び恐れた。
類似事例

イゾウ
1976年
銅で作られた異像を手に入れたところ、その家はたちまち滅んでしまった。
類似事例

テソウカ
1956年 宮城県
蔵王山中腹にあった不動尊像が崖から落ちていたのだが、誰も知らなかった。小原温泉近くに住むある占い師の女性がこのことになぜか気づき、探してもらったところ、像が見つかったという。
類似事例

ヒコウキノユウレイ
1934年 鹿児島県
喜界島で島民が白昼に飛行機の怪奇な幽霊を中空に見つけた。皆で大騒ぎとなった。
類似事例

オニ
2004年 京都府
小田家の先祖は鬼退治をして,親王から鎧を贈られた。その鎧は今も伝えられており,毎年土用の丑の日に祀られ,福知山市御勝八幡の「シシンデン田楽」に貸し出されていた。
類似事例

カンノン,ユメマクラ
1995年 愛知県
昔、源太郎たる漁師が漁中、海の中で光っていた観音像を引き上げた。家に帰ったら、観音が夢枕に立って、自分を信仰しこの像を丘で祭れれば、様々な利益を得られると告げたという。
類似事例

ハクイノヒト
1976年 愛媛県
串浦社の神木を切ろうとしたところ白衣の人が400人ほど現れ止めようとした。しかし切って船に積んだら、この400人もそのまま船に乗り船を沈めたので人夫たちは溺れ死んだ。
類似事例

オニ
1931年 大阪府
源為朝が鬼ケ島に渡って鬼退治をしたという伝説に基づき、鬼を疱瘡神に見立てて為朝の豪勇を示した構図の絵馬が、維新以前に天然痘が流行った時に多く作られた。
類似事例

キツネ
1975年
物の妖なる事、狐にまさるものはない。だが物は異類をよろこばない。老狐が美女になることはあっても、人の妻となって子を生む事はない。
類似事例

ビシャモンテンノゾウ,ユメ,ドウジ
1983年 京都府
夢の場所に辿り着いて不思議に思うと、草中で毘沙門天の像を得た。そこで寺を建立してこの像を安置した。しかし伊勢人は観音像を安置したいと思っていたので願いが成就しないと考えた。その夜の夢に童子が現れ、観音と毘沙門天は一体だと答えた。そこでまた1宇を建立して千手観音を安置した。
類似事例

オタイシサマ
1975年 山口県
火事があった際、子供姿のお大師様が荷物を運び出してくれたという。
類似事例

ダーダラボウシ
1958年 愛媛県
島にいたダーダラボウシという大きな魔物が湖水を飲むと、何かはさまったのでそれを吐き出したものが青島であるという。弥兵衛という金持ちと、観音と宮太鼓の3つは、すばらしいものであるとして、島民が誇りを持っている。
類似事例

(タケタカシマ)
1981年
長ヶ高島の島民はみな背丈1丈2,3尺有り、あるいは1丈6,7尺あるものもおり、手足が長い。昔、漂着した人が話したことである。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内