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検索対象事例

ゼンコウジニョライノショ
1974年 奈良県
法隆寺の霊宝の一つに信州善光寺如来の御書がある。これは勅使が善光寺に行って通夜をしていた時、内陣から如来の仏勅があり、それを勅使が書き留めたものだという。

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ニョライノタタリ
1975年 京都府
慶長元年、京都大仏方広寺の仏像が大地震で壊れた。その後信州善光寺から如来を請じてこの殿の本尊とした。この時、残暑が厳しかったが、にわかに飛雪が天に満ち、寒気が人を侵した。これは如来の祟りであるという。秀吉は8月18日に死ぬが、その前日に如来を善光寺に返した。
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ゼンコウジニョライ
1973年 愛知県
篠島西方寺改修の際にみつかった「善光寺如来略縁起」によると、享楽元年武田信玄公が善光寺如来を拝せられたところ、両眼をわずらい、このため大いに嘆き七日七夜祈念して満願を果たして快癒した。
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ヒノタマ
1975年 奈良県
人が死ぬ前に火の玉が出て善光寺へ参ってくるという。
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カタハノアシ
1989年 山梨県
天皇の御還幸の後を慕って数万本の葦が片葉となり、勅使が奈良田に入ると、今の中巨摩郡芦安村御勅使川の方向を指した。
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アジャリイケ
2005年 長野県
建久9(1198)年正月18日,皇円阿闍梨が弥勒菩薩の来迎を待つため龍神となって善光寺如来堂に来た。混同を7度巡り,傍らにあった沼(阿闍梨池)に入った。この沼は今は小さくなっているが,毎年如来印文の行事の後3日から17日の間,必ず満水になる。これは,この池の水が遠州の桜ヶ池に通じていて,皇円阿闍梨がはるばる善光寺に参詣した証拠であるという。
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ネンブツイケ
1990年 岐阜県
花山院が池にかかる大橋から「南無阿弥陀仏」と唱えると、淵から「仏、仏」と水の音が聞こえた。高倉天皇が勅使を出して調べさせたが、本当に「仏、仏」と音がする。
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タタリ
1975年
大神宮に勅使が行き奉幣していると、雷がにわかに轟き天地が揺れ、すさまじい雨が降り、一時の間に洪水のようになった。神宮や陰陽寮では、巽の方角で不浄の事があったための大神の祟りと考えた。果たしてその前日、勅使たちが泊まった宿坊で、不浄の行いがあったという。
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オツゲ
1973年 愛知県
篠島西方寺でみつかった「善光寺如来略縁起」によると、山本某が如来の御かげで病気の治癒後、剃髪して尊像を背負い諸国行脚で伊勢神宮に参拝した。其の夜「我は当国篠島へ至りて海士魚人を済度せん速やかに有縁の地に誘うべし」とお告げがあり尊像をこの寺に安置すると幾多の霊験を現じ給うた。
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(リンシタイケン)
1964年 滋賀県
臨終の際、ある人が、「如来さんの橋が折れたので行けない」と叫んだ。
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ゼンコウジヌノヒキウシ
1935年 長野県
下野国作久山に因業な老婆がいた。憎まれ婆で暮らすうち、ある日洗濯して乾かしておいた白布を角にかけて逃げ去る牛がいた。老婆はこれを追いかけて大きな寺の門前までやってきたが、当の牛はその姿を消し、突如目を射たのは仏の御光だった。これが善光寺如来で、婆は改心して信心者となり、安泰に余生を送ったという。
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ボウレイ
1933年 大阪府
仲の良い夫婦の夫が先に逝ってしまった。以来、妻は寺院巡りを始めるが、夫とも参詣した信州善光寺を訪れた際、行く先々で一行の人数より一人分多く勘定されるという怪事が起こる。善光寺に未練を残す夫の亡霊が付いて来たためであろうという事になった。
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(ゾクシン)
1973年 三重県
葬送に関する俗信。人間が死ぬと、犬・猫・蝶・とんぼに生まれ変わる。だからこれらが家の近くに来ると死者が来たといい、とることを禁じられているという。葬式で着た着物をすぐにしまうとまた葬式があるといい、少し間をあけてしまう。人間が死んで七日経つと、その魂は善光寺へ行くので、死後一週間以内に善光寺へ行くと死者の声が聞けるという、など。
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シシャ,レイ,ゼンコウジマイリ,マクラメシ
1999年 長野県
善光寺の授与する御印文などが、死後の極楽往生が叶う呪符であるとされ、未受納の死者の霊は、死後すぐに善光寺にまいってこれをもらうのだという信仰が広まった。これにより、死者にもたせる枕飯や枕団子はすぐに準備しなくてはならなかった。
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ナナフシギ
1973年 山梨県・静岡県
寛政3年甲斐国七不思議。善光寺如来が汗をかく。大きな鼠が猫のように鳴く。馬が人語を喋る。牝鶏が牡鶏になる。雹が降り鳥獣が死ぬ。池の水が濁る。鍬の柄に葉や枝が生え花が咲く。
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ナナフシギ
1920年 山梨県
甲州の七不思議。甲州善光寺の如来、八右衛門家の鼠、人語を話す馬、牡鶏になる牝鶏、6月の雹、七面山鳴り御池の水にごる、作十郎方の鍬に草生ず。
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ゼンコウジ,シンダヒト
1985年 香川県
ある人が善光寺に詣って近所の人にあったが、その人はその頃死んでいたという。また別のある人が善光寺に詣ると、隣村の米屋の主人が天秤に分銅と斗升をぶらさげた恰好をしているのに会った。主人は米の量をごまかした罰を受けていると話したが、その主人も既に死んだ人だった。
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オウゴンノソンゾウ
1973年 愛知県
篠島西方寺改修の際にみつかった「善光寺如来略縁起」によると、武田信玄公の家臣山本某が難病にかかった際、信玄公が黄金でつくらせた三体の尊像を祈念すると全快した。
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レイコン,ボウレイ
1933年 愛媛県
死人と血の濃い者が、霊魂を菩提寺へ連れて行くとて、溝を渡る時はそのことを告げ、橋を渡る際も同じように知らせる。寺に着けば持参の六道銭を一文づつ六地蔵尊に供え参り、霊魂は本尊の檀下の穴から裏面の位牌堂へ飛び越す。生前に善光寺に行ってない亡霊は葬式までに善光寺へお手判取りに行って戻る。
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(ゾクシン),タマシイ
1933年 神奈川県
死者の魂は49日までは家の屋根にいる。百か日までは大山(阿夫利山)におり、そのあとは善光寺に行くという。
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ケムリ
1977年
天養2年3月7日、左大将雅定が伊勢の勅使の時に、家の寝殿から、煙が上がった。驚いて、天井裏を見ると、仏の絵や旗があった。それらを門の外に出すと、煙は消えた。
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(ヒカルブツゾウ)
1974年 静岡県 
伊豆浦の下田より2里ほど行った手石村の海辺に大きな岩窟があり、その中にあった三尊の如来像は暗闇でも光り輝いていたという。
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