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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

テング
1974年 京都府
東松が崎の日蓮宗の寺の僧が臨終の時、急に起き上がり周りをにらむと、目が輝き、鼻がみるみる高くなり、羽が生えて如意が岳の方向に飛んでいった。

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アカイトリ
2001年 鹿児島県
雷が落ちた場所から赤い鳥が一羽飛んでいった。
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ハス,ツル
1973年 愛知県
三河国渥美郡鷲田村の百姓磯八が、6月11日に蓮の葉をとり、瓦野という場所で干していた。すると翌日4時頃から葉が次々と浮かび上がり、9時頃には150枚ほどにもなった。もはや上の方は見えなかった。その中から白い鶴が1羽降りてきて虚空に上がり、その後東から白鶴が3羽来て1羽は虚空へ、2羽はまた東に飛び去ったという。
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ハナナメジゾウ
1931年 秋田県
三倉鼻には鼻なめ地蔵というのがある。子供が鼻をなめようとしても届かない。背の高い子が来ても地蔵の背が高くなって舐めることができないのだといわれている。
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ハナナメジゾウ
1931年 秋田県
仙北郡にある村に鼻なめ地蔵というのがある。子供が鼻をなめようとしても届かない。背の高い子が来ても地蔵の背が高くなって舐めることができないのだといわれている。黒砂糖を鼻に塗ってあり、鼻をなめてみろと言わんばかりだという。
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ヒノタマ
1965年 長崎県
鼻のほげた人が寝ている時、鼻の穴から火の玉が出て水を飲みにいき、火の玉が入ると目が覚めた、という話がある。
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ソウ,カミ
1977年 福島県
日蓮宗の僧侶に祈祷してもらうと、神が乗り移るという。
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テング,テンゴサマ
1977年 富山県
テンゴサマは、夜道を歩いている人の後をつける。高い鼻が見えるので恐ろしくなるので、念仏を唱えたり、急に信心深くなる人もいる。
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トシガミサマ,ショウガツサマ
1975年 新潟県
正月様ともよばれる歳神様は高い所から来るといって、自然に生えている松などの木に降りてくるのだという。
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ヤクオニ,ヤクジャ
1974年 静岡県
遠州浜松で、身長6尺余りで赤い衣を着て、左に赤木の錫杖、右に払子を持った、多くの弟子を連れた老僧に出会い問答を行った。老僧が示した箱を開けると生首が入っており、臭気が鼻を突いた。大声を上げると老僧たちは消えたが、臭いは鼻に残り、同行者はその後しばらく病気になった。
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ゴゼンサマ
1922年 岩手県
御前様の前で拍手を3度打たないと起き上がることができなくなる。高さ2尺ほどの石の小祠である。
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マツ
1938年 鳥取県
生きている時にウソを言う人は死後頭に松が生える。
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ジョフク
1978年 山梨県
徐福たちの魂が3羽の鶴になって留まっているといわれる大原で、元禄11年3月29日、1羽の鶴が死んだので、役人が検分に来てその羽と肉を江戸へ献上し、骨を福源寺に葬った。寛政6年3月に2羽の鶴が自分で羽を抜いて落ちてきたが、その場所はわからなかった。
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タタリ
1929年 東京都
昔、松があった。この松を切るものは病になったり死ぬといわれていた。ある老人が松を切ったところ、病気になり死んだ。
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(シキヲシル)
1977年 山形県
臨終に近い人が、自分の死を知ることができる。
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フリマツ
1984年 長野県
降松という松があった。昔、空から降ってきた一本の松の下に、八幡様の神像があった。そこが最初の八幡様の場所である。降松切り倒して校舎にしたが、その東館を壊したときに降松があったのかもしれない。
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ヒノタマ,キジムナー
1992年 沖縄県
キジムナーは木の精である。体は赤い。「もっと高くなって」というと、3回は高くなったが、そのあと、火の玉のようになっていなくなった。高くなりすぎたためらしい。
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キツネ
1976年 京都府
狐が尻尾を振った方向に、人間はついていってしまうという。
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ヘビ
1976年 三重県
家族に不幸が続いたので日蓮宗の人に見てもらったら、先祖が伐った三島山の松に棲んでいた蛇が祟っているといわれ、蛇を祀ることにした。
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テング
2001年 宮崎県
ある子供が天狗を騙して、覗き眼鏡と引き換えに鼻高なれの太鼓(てこ)を手に入れた。怒った天狗に対し子供が太鼓を叩きながら「天狗様の鼻高なれ」というと天狗の鼻が伸び、その先は山火事になり、鼻の先を火傷した。以来天狗の鼻は赤くなった。
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タカセンボー
1973年 香川県
タカセンボーは夜に歩いていると、背がだんだん高くなっていくという。いくらでも高くなるという。
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ナマケモノトテング
1956年 宮城県
昔、なまけ者の時というものがいた。仕事を言いつけられて山に登ったが、松の木ノ下で一服して昼寝を始めた。その木の上に天狗がいて時にいたずらしようと、寝ている間に羽団扇で時の鼻をあおいで長くしてしまった。起きて驚いた時に、天狗は「この羽団扇を貸してやるから鼻を高くしたり低くしたりして金儲けしろ。表であおげば高くなり裏であおげば低くなる。」と羽団扇を渡した。ずいぶん金儲けした時だったが、ある時野糞たれてふくものがないので、端っこならばだいじょうぶだろうと羽団扇の裏で尻をふいた。そしてまた自分の鼻を高くして得意になっていたが、低くしようと裏であおいでも少しも縮まらない。時はついに世の中の笑いものになって、長い鼻をぶらぶらさせながらほいとう(乞食)して歩いたという。
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