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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

リュウ
1976年 兵庫県
夏、土用干しをしていた時、夕立が降りそうになったので、干していたものを取り込んだが、屋敷裏の畑に赤い物が落ちていた。毛氈でも落としたのかと取りに行ったら、それは赤い舌であった。驚いていると、風雨が激しくなり、竜が天上した。

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ネコ
1956年 東京都
赤い猫に憑かれたという人がいる。
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アカシラノカミ
1961年 岩手県
アカシラという神がいて赤い色を嫌う。女は赤い着物を着て行くと怪我をするという。
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ケンムン
1979年 鹿児島県
幼い頃に、おかあさんの先を歩く頭の赤いものがいた。山のもので、頭を赤くしていたという。昼間にもいたが、こわくはなかった。
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リュウジョ
1970年 奈良県
三輪山の麓に慶円という僧がいた。この僧が竜女が女に化けているのを見破ったところ、竜女は教化を受けて天上したいと願った。僧が竜女の望みをかなえると、竜女はお礼として宝珠を渡して天上した。
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テングサン
1978年 和歌山県
小松にある一部が赤い石は、天狗さんが炭を吹いて赤くなった。
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シラセ,アカイタマノヨウナモノ
2001年 青森県
義兄が入院していた時、自分の家の木の枝に赤い玉のようなものが止まっており、それは水色に変わったかと思うと、また赤くなって消えてしまった。後に病院に見舞いに行くと、死んだはずの母が渡り廊下を歩いているのを見た。兄は翌日に亡くなったが、みんなは母親が迎えに来たのだろうと言った。
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ドロダラケノモクゾウ
1922年 岩手県
今から5代前、小友村のある家が人手不足で農業が遅れて困っていたとき子供が来て手伝ったが、夕方にはいなくなった。仏壇を見ると木像が泥だらけになっていた。上郷村のある家のオシラ像がにわか雨のときに、干していたものを取り込んでいたという話もある。
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ヒカリダマ
1963年 秋田県
夜山道を歩いていると赤い玉が光りながら飛んできたので、笠で地べたに伏せて押さえつけておいた。翌朝来て見ると赤い土の塊になっていて、その同じ日に人が死んでいた。
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テンピ
1932年 熊本県
流星でもない、天から降りてくる火。赤かったり青白かったりし、尾を曳かずに空中を飛ぶ。もし人家に落ちれば必ず火事になる。
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ヒバシラ,ムジナ,ハネ
1981年 茨城県
雷塚の山にある木の頂上から、赤い火の粉が落ちた。人々はムジナが木に登って毛を落としたのだと言っていた。翌日、この木の周りを探すと、鳥の羽根が落ちていた。これを火柱だという人もいた。
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ダイバ,カマギリ
1956年 群馬県
ダイバは人間でいえばカマギリ(かまいたち)のようなもので、馬が普通に歩いていても、ころがして赤いものを見るのが好きである。そのためしっぽに赤いものをつけておく。
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キツネ
1998年 奈良県
おっさんの家を訪ねた時、お大師さんのところに架かっている橋に足をかけたとき、突然夕立が来た。橋を渡ったら、夕立は止んでしまった。後でおっさんに聞いたら、夕立など降らなかったという。狐に騙されたのかもしれない。
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カワコゾウ
1959年 静岡県
「泉屋」という家には阿多古川の河小僧(河童)が時々来て、夏、夕立が来そうなときなどは洗濯物の取入れを手伝ってくれたという。
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ユウレイ
1988年 長野県
霊魂が大事にされないと、それが幽霊となって出てくるのだという。それは火の玉の形をしているのだそうだ。お墓に出る。
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シュッサンノゾクシン
1942年 三重県
出産の時、きたない物を日に干すと、子どもが死ぬ。
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ヒノタマ
1982年 長崎県
文政11年7月9日に長崎地方は激しい風雨となったが、その時東の方より火の玉が2つ西の方へ飛び、3つ4つに割れ落ちた。その落ちたところは皆焼失してしまい、死人が7人もでたという。
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シノヨチョウ
1992年 宮崎県
彼岸から赤い船や赤い自動車が迎えに来る夢は、非常に悪い死の予兆。
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カミナリ,カミナリサマノスガタノアト
1999年 栃木県
激しく雷がなっていた日に、雷が家の庭に落ちた。見に行ってみると、木がひび割れていて、そのすぐ側には太鼓を背負った雷様の姿がくっきりと残っていたそうである。
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リュウガイケ,ヒトミゴクウ,オリュウ
1973年 三重県
昔、竜ヶ池の堤がよく切れるので、人身御供を出すことになった。ところが誰が人身御供になるかでもめた。継ぎ物をして縞模様を反対につけた者にしようということになり、お竜が人身御供になった。それ以来、継ぎ物をするときは縞模様を反対につけてはいけないという。また、夜、竜ヶ池に釣りに行ってなかなかあがらないと、お竜が引っ張っているのだという。
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アカイタイヨウ,アカイツキ
1982年
享保16年4月5日、日の光が丹のように赤かった。夜になると月も同じように赤かった。
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クダショー,(ツキモノ)
1988年 長野県
クダショーが人に憑いたことがある。憑かれた人は目が据わり、赤い物に飛びついたり油物を要求したりした。家名を呼んだり話をしたりした。祈とう師に拝んでもらって離した。
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