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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1998年 奈良県
おっさんの家を訪ねた時、お大師さんのところに架かっている橋に足をかけたとき、突然夕立が来た。橋を渡ったら、夕立は止んでしまった。後でおっさんに聞いたら、夕立など降らなかったという。狐に騙されたのかもしれない。

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キツネ
1939年 岩手県
男が家に帰る途中、夕立が降ってきたので杉の木の下で雨宿りして煙草を吸っていた。そのとき、男は狐を見つけて煙管で叩いた。すると、狐は逃げ、過ぎも夕立もなくなった。
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キツネ
1998年 奈良県
うどんを売り歩いていたおっさんがいた。ある日売り歩いていてふと見ると、自転車に乗ったおっさんがいた。気がつくと、その日残っていたうどんを全部盗られていてしまった。
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キツネ
1998年 奈良県
畔に座って煙草を吸っていたら、向こうで1人のおっさんがあっちに跳んだりこっちに飛んだりするのが見えた。次の日も同じように跳んでいた。ちょっと横を見ると、狐が尻尾を振っていた。狐を追い払うと、おっさんは正気になった。
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オジョロウサン
1988年 富山県
7月24日は男、25日は女が瑞泉寺にお参りすると決まっていたが、25日の午後は必ず夕立がある。その夕立に乗じて縄ケ池のお姫様が瑞泉寺におまいりになるのだという。
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ユメ,ハシ
1980年 和歌山県
夢で橋を渡ってしまうと、死ぬ。
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ヒトバシラ
1915年 大阪府
夫婦橋という橋が堀川に架かっている。昔、ここに何度橋を架けてもそのたびに落ちた。ある時夫婦の心中があったので、これを人柱にしたら、ようやく橋を架けることに成功した。それでこのような橋の名がついた。
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アマゴイ,シロネズミ,オオカミ,ダイジャ
1957年 山梨県
江曽原での雨乞いの由来。七面山の麓に七面堂がある。旅人が七面堂を出発して七面山を通った所、夕立があったので井戸の中に隠れた。そうしたら白鼠、狼、大蛇が現れた。祈ると夕立も止み、それらも消え失せた。麓に帰り、その霊顕を話したところ、それから祭りを盛大に行なうようになった。
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カワコゾウ
1959年 静岡県
「泉屋」という家には阿多古川の河小僧(河童)が時々来て、夏、夕立が来そうなときなどは洗濯物の取入れを手伝ってくれたという。
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ヌシ,ナガモノ
1968年 奈良県
オン滝で毒流しをすれば、きまって大変な夕立になって、捕った魚を流されてしまう。ヌシのナガモノが取り返すのだという。
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キツネ
1938年 長野県
夕方、橋の下に狐を見つけ、急いで橋を渡ろうとするが、狐に化かされて何時の間にか自転車ごと川の中に入っていた。
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キツネ
1938年 岐阜県
宴会の帰りに橋を渡ろうとすると、橋の板が一枚おきに抜けていた。用心して渡っていると後から来た人に肩をたたかれた。気が付くと橋は元の通りでご馳走が盗られていた。狐の仕業だということだった。
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キツネ
1981年 和歌山県
1974年に木の橋が落ちて鉄筋の橋に架け替えるまで、小さな橋を架けて代わりにしていた。話者がそれを渡っていたところ、上流に立派な橋ができあがっていて、近くの陸を息子が檜林に歩いていったので、声をかけたが返事がない。不思議に思って帰ると息子は家にいて、林には行っていないという。橋もまだ出来上がっていなかった。狐の仕業。
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カッパ
1982年 宮城県
小泉川に架かっている梨の木橋にはカッパが出るという。
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アズキトギ
1987年 長野県
昔,部落の真中を流れる川に「すくじの橋」という木の橋がかかっていた。秋の夕暮れの頃,ある村人が橋を渡ろうとすると橋の下から女のすすり泣くような声と,ショキショキと小豆をとぐような音が聞こえてくる。他にも聞いたという者があり,2,3人の若者が正体を見届けるため橋の傍の物陰に隠れることになった。夕暮れ時になると音がするので橋の下を捜したが何もいない。その後しばらく音はしなかったが,また耳にする者が増えだした。不思議なことに橋を渡ろうとすると泣声や音はやむのだが,通り抜けてしまうとまた始まる。振り返るとまた物音がやむ。いつの間にか「あずきとぎの女」と呼ぶようになった。
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ダイジャ
1967年 富山県
滝橋集落の青どろという淵には、大蛇の化けたカラトウという美しい橋がたびたび架かった。
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トマクラヤマ
1987年 長野県
光を出す女神様が岩穴に入ってしまい,世の中が真っ暗になってしまった。そこでタジカラオノミコトに岩戸をどけてもらい,もとのように明るくなった。タジカラオノミコトは岩戸をしょって下界に運んだが,くたびれてしまい,美ヶ原の辺りで昼寝をしてしまった。そこでこの山を戸枕山という。戸枕山にいびきが聞こえると大夕立がやってくる。これを「戸枕夕立」と呼んでおり,昼寝が終わるまで大雨が続くといわれている。
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カワウソ
1985年 愛媛県
竜華山の前に橋がある。これが時々2つになり、一方に人がいる。その橋を渡ろうとすると川へ落ちる。かわうその仕業と聞いた。
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キツネ
1984年 大阪府
大正橋の橋のハシアガリに出る狐はベッピンさんであったという。
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ヨダチ,(ゾクシン)
1933年 兵庫県
飾磨郡では、子どもがへそを出しているときに雷が鳴ると、「ヨダチ(夕立)がへそを取りに来るぞ」と脅して着物を着せる。
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カワコゾウ,リュウグウコゾウ
1980年 静岡県
久留米木には河小僧がいて、夕立のときに部落の干し物をしまう手伝いをした。部落民と仲がよくなったが、タデ汁を村人に飲まされ、死んでしまった。葬ったところから泉が湧き出た。
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イッチョメ,ヒトツメ
1936年 熊本県
甘藷を掘って馬に積んで帰る途中いっちょ目に襲われた。男が小屋に隠れ、寝ているいっちょ目に小便をかけると、いっちょ目は夕立が降ってきたといい、屁をひると雷が鳴っているといった。最後には小屋に火をつけられていっちょ目は焼き殺される。
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