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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オンナ
1975年 東京県
文化13年7月下旬頃、紀州屋敷の門番が3人、どこからともなく現れた女に喰い殺された。またその後、長屋の蚊帳の内で寝ていた子供が行方不明になり、翌朝隣家の縁の下から死体で見つかった。

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キツネ
1940年 滋賀県
爺が狐に向かって石を投げ付けた。家に帰って蚊帳の中で寝ていると、人の声がするので起きたところ、そこは家の中でも蚊帳の中でもなく、物置の縁の下で、しかも笠を着たままであった。
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モノツキ
1974年 東京都
住むと必ず病気になり、あるいは死んでしまうという長屋にある人が住んだところ、家来が物に憑き供養を願った。天和2年6月23日に長屋の下を掘らせたら髑髏が発掘された。それを供養したら長屋の住人に障りは出なくなった。
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カヤ,ユウレイ,(ゾクシン)
1915年 熊本県
蚊帳を3人で吊ると幽霊が出るという。
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カヤ
1916年 千葉県
3人で蚊帳を張ると化物が出る。
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キツネ
1972年 奈良県
子供が行方不明になる。おばあさんが「あんまり見つからんようやったら、犬を連れてくる」という。途端に子供が泣きながら出てきた。狐にだまされたらしい。
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タヌキ
1973年 岩手県
小さな子どもが、盆の13日に行方不明になり、翌日山のワンクチで見つかった。狸をいじめた仕返しだろう。
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ユウレイ,(ゾクシン)
1940年 秋田県
蚊帳には幽霊が入れない。
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オンナ
1923年 石川県
明治20年、ある人の家から借りた蚊帳を吊ると、24、5歳の頭髪の乱れた女の幽霊が現れた。持ち主のところへ行くと、その蚊帳を使っていたのは、病で死んだ娘であるということであった。
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ヒノタマ,ヒダマ
1965年 沖縄県
ある家に病気で寝ている人がいて、その家のガジマルの木の上から突然大きな青い火の玉が上がり、隣家の方へ行った。人々は「あの家の人はもう助からないだろう」「いや、隣家に流れて行ったので何もない」といいあった。数日してその病人は元気になったが、今まで元気に働いていた隣家のものが突然なくなった。
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テングサマ
1936年 岐阜県
ある人が天狗に連れ去られて一本杉の下で死んでいるのが見つかったと子供の頃に聞いた。
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テングサマ
1936年 岐阜県
大正13年6月のある朝、神社の境内の池に落ちたと思われた少年が行方不明になった。占ってみたところ11時半までに見つけないと命が危ないといわれた。昼頃子供では行けそうにもない峯で見つかった。天狗の仕業だろう。
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ユウレイ,(ゾクシン)
1915年 熊本県
蚊帳を3人で吊ると幽霊が出るといわれている。
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テング
1981年 和歌山県
行方不明の人は三里ヶ峰の天狗に捕られたと言われる。木之川の観音堂の近くで炭焼きをしていて天狗に捕られたらしく、行方不明になった人がいる。
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ヘビ
1959年 山形県
屋敷内にいる蛇は屋敷神であるとして決して殺さない。屋敷内にある蛇のむけがらなども取り捨てることはせず、触れないようにする。
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ジシン
1954年 山梨県
地神は屋敷内で祟りをする神。横死した人の骨が屋敷内にあるからだという。
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テング,カミカクシ
1978年 埼玉県
2、3歳の娘が母親と山に入った際に道に迷い、行方不明になった。3日後に1里半も離れた谷で見つかったが、その途中はとても子どもが通れるような道ではなかった。天狗にさらわれたのかはわからないが、本当に不思議だと噂された。
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カメノコ(ゾクシン)
1990年 島根県
亀の子が縁の下に入ると人が死ぬ。
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(ヨゲン)
1974年 大阪府
難波鳥屋町で、身持ち正しい若者が行方不明になったが、叔父の神仏への祈りのおかげか、3年後に帰ってきた。しかしまた行方不明になり、今度は叔父が金比羅を深く信仰したおかげか、6年後に帰ってきた。その後、家や町内のことの預言が当たり、「天狗六兵衛」というあだ名がついた。後にまた行方不明になった。
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タヌキ
1979年 徳島県
吉原さんという老婆が町にいた。元越峠で道に迷って3・4日間行方不明になり、その後山で死体で発見された。狸に化かされたのだと言われている。
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トビダマ
1959年 神奈川県
昭和30年2月5日午前5時20分頃、長屋から外に出ると突然長屋の屋根の西の大樹の間越しに自動車のライトのような青白い光物が現れ相模湖の南へ飛んでいった。他にもこれを見た人がおり、新聞にも掲載された。
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テング
1996年 神奈川県
85・6歳の人が3歳ぐらいのとき、行方不明になった。3日目に、1里ほど離れた天狗あらしで見つかったが、3つの子供の仕草とは違っていた。何を食べたかと聞いたら、饅頭を食べたと言った。天狗にさらわれたらしい。
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