国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

タヌキ
1979年 徳島県
吉原さんという老婆が町にいた。元越峠で道に迷って3・4日間行方不明になり、その後山で死体で発見された。狸に化かされたのだと言われている。

類似事例(機械学習検索)

(バカサレタコト)
1979年 徳島県
昼間に元越峠を越えた人がいた。一本道なのに道に迷ってしまった。村中で探したところ、その人は道のない場所をさまよっていた。皆は化かされたのだと言ったという。
類似事例

テング,カミカクシ
1978年 埼玉県
2、3歳の娘が母親と山に入った際に道に迷い、行方不明になった。3日後に1里半も離れた谷で見つかったが、その途中はとても子どもが通れるような道ではなかった。天狗にさらわれたのかはわからないが、本当に不思議だと噂された。
類似事例

タヌキ
1973年 岩手県
狸に化かされるということがある。
類似事例

キツネ
1975年 鳥取県
行方不明になった人を探しに行くと、山の中を狐に引っ張りまわされたあげく、行方不明になった場所とは反対の方角で発見されたが、半年ほど経って死んだ。
類似事例

キツネ
1938年 長野県
ある若い女性が行方不明になった。1月以上たってから、山奥の川の側に座っているのを発見され、連れ帰られた。
類似事例

カミカクシ
1971年 岐阜県
神隠しとは、昔、御岳さんにお参りに行って霧に迷ったりして行方不明になったのなんかをそう言ったんだろう。
類似事例

テング
1981年 和歌山県
行方不明の人は三里ヶ峰の天狗に捕られたと言われる。木之川の観音堂の近くで炭焼きをしていて天狗に捕られたらしく、行方不明になった人がいる。
類似事例

カミカクシ
1975年 高知県
3、4歳の子どもが行方不明となり、一里も離れたところで発見された。知らない者が連れていったと語ったという。また、春代という娘が6日間もいなくなり、7日目に押入れで発見されたことがあった。坊主のようなものが連れていったと語ったとのこと。
類似事例

ケンムン
1974年 鹿児島県
水田の淵にケンムンがいた。子どものような姿であった。それを見た4人の青年は「今日はガンタレビだ」と言って帰った。数日後、老婆が行方不明になり、ケンムンがいた水田が荒らされて、老婆の死体があった。ケンムンに当たったのだろう。
類似事例

ハナヨメギョウレツ,キツネ
1937年 秋田県
ある男が、向こうからきた花嫁行列にまぎれ込んで行方不明になった。後になって意外に近い村の山中で発見された。狐に隠されたのだろうと評判された。
類似事例

キツネ
1999年 兵庫県
山中では、キツネが化かして人を道に迷わせるという。
類似事例

カミカクシ
1978年 山梨県
女の人が行方不明になり、大勢で探したら岩の上に座っていた。3日間座っていたという。その間のことは何も覚えておらず、神様に連れて行かれたのだといわれた。
類似事例

タヌキ
1979年 徳島県
戦後、米の買い出しに行った折、馳馬の元越で道が判らなくなった。よく狸が出る場所だったので、化かされたと思って、女性3人がその場で動かずに座って朝まで待っていたという。
類似事例

タヌキ,ヤコ
1974年 長崎県
タヌキは化かすだけでつくことはないが、ヤコは人を化かし、人につく。雲仙岳の登山道で行方不明になり2~3日して戻ってきた人がいたが、その間の記憶がなく、ヤコに化かされたといわれている。
類似事例

タヌキ,(ゾクシン)
1915年 愛媛県
一杯飯を食べると狸に化かされるという。
類似事例

キツネ
1995年 愛知県
道に迷ってぐるぐる歩いてしまうのを狐の仕業にする。
類似事例

キツネ,タヌキ,クセッコ
1977年 青森県
狐に化かされても山を歩かされるだけだが、クセッコ(狸)に化かされると命をとられる。
類似事例

タヌキ
1991年 愛媛県
魚売りの人が狸に化かされて山道に迷い、魚を腐らせた。狸に化かされる人はひょうきんでヒョイヒョイした人が多い。
類似事例

キツネ
1976年 山口県
女の人が姿を消した。一度戻ったが、数年後、山中で死体で発見された。
類似事例

カワウソ
1991年 石川県
暗い森に迷い込んだ人に提灯の明かりが見える。そちらに行くとさらに迷って川や沼にはまって行方不明になる。カワウソのしわざ。カワウソにやられて行方不明になった人の供養の豆堂がある。
類似事例

キツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
昔、まだ雪が残っているときに老婆が行方不明になり、探したところ山の岩陰にいたがキツネが乗り移っていて追いつけなかったが、やっと捕まえて帰った。この老婆は座敷に寝ていても、外から自分の家に向かってくる人の名前を言い、またそれが当たっていたという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内