国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

キツネ
2000年 神奈川県
踊場という所を夕方や夜に通ると狐が出るというので、必ずマッチを1箱持っていった。

類似事例(機械学習検索)

クダギツネ
1977年 神奈川県
あるお婆さんは、クダギツネをマッチ箱に入れて飼っていたという。
類似事例

ゴロクサイノショウニ
1960年 三重県
日暮れになると、坂に5・6歳の小児が出て「お父さん危ないぞえ、火が通る」と言った。そのため、マッチを持たずに煙草を持っていけばよかったという。
類似事例

ネコノオドリバ
2000年 神奈川県
猫が踊る踊場という所で、昔、遊郭で働いて病気になり仕事ができなくなった人が物乞いをしたという。
類似事例

キツネ
1980年 神奈川県
お土産の魚を持った男が狐が出るという長坂を越えたが何もおこらなかった。男が持っていたマッチが怖くて退散したそうである。
類似事例

クダギツネ
1955年 神奈川県
横須賀の婆さんで、狐を飼っていて、狐を使う人がいた。普通の者には見えないが、マッチ箱に狐を2匹飼っているという噂だった。また、年寄りで狐を飼っているという人がいた。重箱を持ってその家を訪れた際、重箱の中身を狐が食ったという。
類似事例

キツネ
1976年 東京県
八幡様のところを夜通ると狐に化かされる。それで狐が寄り付かないように、提灯でも何でも明かりを持っていくという。
類似事例

キツネ
1930年 兵庫県
狐にだまされたときは火をつけるのが一番良い。火を持っていないときは棒を振り回すか、動かずに気を落ち着けるのがよい。ある人が山道を行くとき急に蝋燭が消え、マッチを擦っても吹き消されるので狐の仕業と思い、マッチを一度に10本ほど擦ったら、狐が手を焼かれて逃げて行ったという話もあった。
類似事例

キツネ
1975年 福島県
ある男が雨の夜にきれいな女に出くわして後をついていったら、とんでもないところに出てしまい、一晩中歩かされた。狐の仕業。狐はタバコとマッチが嫌いなので、こういうときにはタバコを吸うといい。
類似事例

ニンギョウ
1976年 東京都
ある人形遣いの人形を一箱預かったところ、その夜、人が寝静まってから、箱の中から音がしたので、鼠でもいるのかと覗いた所、鼠はいなかった。また寝ようとしたら、箱の中から音がした。そのことを持ち主に話したら、それは遣い手の精神が宿った為で、めづらしい事ではないということであった。もし、敵役の人形と一緒に箱に入れると、お互いが食い合って微塵になるという事だった。
類似事例

フナユウレイ
1983年 愛媛県
日振島に帰る途中、蒋淵と戸島の間で船幽霊の陰火が出た。船は前進できなくなったが、マッチに火をつけて投げると動き出した。マッチの火で船幽霊を退散させたのである。
類似事例

(ゾクシン)
1942年 長崎県
墓石を削って、オキバコ(沖箱)に入れて持っていくと、良い漁があるという。イケトー(逆修)を持っていけば良いともいう。
類似事例

ネコノオドリバ
2000年 神奈川県
猫が踊る踊場という所にある供養塔は、鎌倉攻めの時に参加した一般の人の供養塔だという伝説もある。
類似事例

キツネ
1938年 長野県
狐が体の中に入ったとき、口の所へ油揚げを持っていくと、狐が舌を出してそれを舐める。また、狐が寝ているとき、石を投げて起こすと狐に憑かれる。
類似事例

ケンムン
1980年 鹿児島県
マッチで蝋燭を点けようとしても、ことごとく失敗し、ケンムンの仕業ということになった。
類似事例

キツネノハナ,キツネ
1938年 長野県
夕方、狐の花をとるとその晩狐に化かされると言われている。
類似事例

キツネノミチ
1954年 岡山県
狐の道と呼ばれるところがある。その小道の中程に1ヶ所岩が突き出ていて、その下に穴があり狐が住み、夕方はその道を通り村里に出て、朝穴に帰るという。村人はその岩を避けて通る。岩の上を通ると狐の背に乗せて連れ去られ、岩を覗くと祟りがあると言う。また他にも狐の道があり、そこでは時々火が見え、夕方通ると狐に連れ去られ餌食になると言う。
類似事例

キツネ,アカリ
1972年 千葉県
夕方、狐が灯りをつけることがある。
類似事例

ヤマミチ
1957年 和歌山県
雨が降っている夕方山道を通っていると、いくら歩いても目的地に着かなかった。明け方に骨だけになった傘を持っている所を村の人に見つけられた。
類似事例

キツネ
1915年 愛知県
隣村の某が師走の頃に町へ出て正月用の絹糸を多く買い入れ、夕方田んぼの中を通った所、後ろから子供を背負った女に焚火をしようと声をかけられた。同意して田畔に腰を掛けると、女は杉の葉を抱えてきてマッチで火をつけた。眠気を催してその場で寝てしまい、目が覚めると絹糸が灰になっていた。狐の仕業であるという。
類似事例

キツネ,ゾウリ,(ゾクシン)
1915年 和歌山県
夕方に草履をおろすと狐に化かされるという。
類似事例

キツネ
1952年
猟の帰りに風も吹かないのに提灯の火が消えてしまい、火をつけようとマッチを擦ってみると蝋燭が狐に取られてしまっていた。昔から右手に提灯を持つと取られるという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内