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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1980年 神奈川県
お土産の魚を持った男が狐が出るという長坂を越えたが何もおこらなかった。男が持っていたマッチが怖くて退散したそうである。

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キツネ
2000年 神奈川県
踊場という所を夕方や夜に通ると狐が出るというので、必ずマッチを1箱持っていった。
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ケンムン
1977年 鹿児島県
昔、美人妻を持つ男がいた。一人の男がこの妻に横恋慕した。その男は、妻を持つ男を漁に誘い出して殺した。男は村に帰り、美人の妻に夫は死んだから自分と結婚するように説得した。妻は男に、木を抱けば結婚すると条件を出した。男が言われた通りにすると、妻は男の掌を釘で打ち付けて殺した。男は7日7夜泣き、ケンムンになった。
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タヌキ
1995年 滋賀県
お土産に御馳走を持っての帰り、狸に取られた。
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キツネ
1990年 福島県
夜、魚を持って山道を家に帰るとき、変な方へ行ってしまった。気がつくと魚と思って持っていたのは木の葉になっていた。狐に騙された。
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ヤマオトコ
2000年 静岡県
病人が出たので、ある男が医者を呼びに行った。ところが、男は途中で谷に落ちてしまった。そこに山男が現れ、背負って送ってくれた。男はお礼に酒を持っていった。
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ゴロクサイノショウニ
1960年 三重県
日暮れになると、坂に5・6歳の小児が出て「お父さん危ないぞえ、火が通る」と言った。そのため、マッチを持たずに煙草を持っていけばよかったという。
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キツネ
1995年 宮城県
お祭りの帰りなど、魚などの「臭せ物」のお土産を持っていると、狐が馬鹿にしてとる、などということがあった。話者が15,16歳くらいまで。
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ムジナ
1974年 山梨県
ムジナが魚を食べたくて、魚を持っていた人を化かして殺して魚を食った。
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(ゾクシン)
1969年 岐阜県
狐が鳴くと不幸がおこるという。
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キツネ
1937年 新潟県
漁師が歩いていると、次々と橋が続くので、これは土産を狙う狐だと思った。土産を握り締めて家に着いて、荷を下ろした瞬間、家がなくなり漁師の持っていた土産もなくなり、土手に座っていた。
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フナユウレイ
1983年 愛媛県
日振島に帰る途中、蒋淵と戸島の間で船幽霊の陰火が出た。船は前進できなくなったが、マッチに火をつけて投げると動き出した。マッチの火で船幽霊を退散させたのである。
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キツネ
1998年 福島県
男が母狐を殺した。そうしたら、その狐の子に男は化かされ、学校の前で寝ていたという。
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キツネ
1995年 山形県 
結婚式のお土産の魚を持って帰る途中、きつねが人間に化けて「休んでいきなさい」と誘った。家に帰ってみたら、魚はなくなっていた。
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キツネ
1973年 岩手県
商人に化けた狐が、魚を持って帰る途中の人を騙して魚を取った。
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キツネ
1981年 秋田県
ある人が法事の帰り、土産を持ったまま草むらに寝込んでしまった。目が覚めて帰宅し、土産を開けたら羊羹などはなくなっていて、狐の爪あとがあった。
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キツネ
1955年 山形県
男が法事の帰り、餅を持って高登楼という所に来たら、狐が知人に化けて相撲を挑んだ。男が重箱を置いて相撲を取ろうとしたら、狐は重箱を持って逃げた。
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キツネ
1933年 長野県
法事の帰途、お土産を持って歩いていたら転んでしまい、提灯をなくした。迷い歩いているうちに気づくとお土産はすっかりなくなっていた。
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ウシオニ
1991年 島根県
ある男が海辺で寝ていると牛鬼が出てきて男の名を呼んだ。男は念仏を唱えると牛鬼は逃げた。その後、男の髪の毛が抜けた。
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カッパ
1960年 広島県
猿猴川にはかっぱがいたという。この川の土手をある男が歩いていたら、いい女が現れた。女から男は手紙を渡すように頼まれた。男が言われたとおり、同い年ぐらいの男に手渡すと、その男はさらに手紙を女のもとに持って行ってくれるように頼んだ。手紙を女に渡した男は、褒美をもらうために船を出して川の中に行った。後に、その男によく似た水死体が流れ着いた。
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キツネ
1930年 兵庫県
狐にだまされたときは火をつけるのが一番良い。火を持っていないときは棒を振り回すか、動かずに気を落ち着けるのがよい。ある人が山道を行くとき急に蝋燭が消え、マッチを擦っても吹き消されるので狐の仕業と思い、マッチを一度に10本ほど擦ったら、狐が手を焼かれて逃げて行ったという話もあった。
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キツネ,(ゾクシン)
1939年 和歌山県
魚、油揚あるいは食物を持っていると狐にだまされる。
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