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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オニ,ミノ
1977年
絵巻・絵画に描かれた箕について。地獄草子では鬼が両手で箕を持っている。北野天神絵巻では僧が箕を片手で持っている、など。

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ライジン
1987年
雷神の描かれ方。敦煌壁画、国方「北野天神絵巻」、耕三寺所蔵の絵巻、建仁寺の俵屋宗達筆の雷神など。
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コミミョウジン,ダイコクサマ,ムジンコウ
1944年 福島県
古市を氏とする一族で古箕明神を祀る。御神体は、箕に入った大黒様であった。この神体を袖に隠して無尽講にいくと必ず当たるという。いつの頃か盗まれて今はない。そのため箕を粗末にしない家例である。
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オニ
1966年 新潟県
昔は鬼が正月にやってきて、12月に帰って行った。鬼が節分にやって来たとき、家の前に箕を置きっぱなしにしていたところ、鬼は逃げ帰った。以来、節分には家の入口の柱に箕や米通しを掛ける。
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(ゾクシン)
1972年 岐阜県
上名礼では男性42歳で授かった子供は親に添わないといわれ、箕でひだすと称して箕の中に子供を入れて、上下するという。
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キセン
1979年
箕仙という物を召し降ろして、事の吉凶を占う。
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1939年 福島県
馬に野送りさせるとき以外には、馬に箕で食べさせるなという。
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オサキガミ
1938年 長野県
山中で怪我をするのは、オサキ神という魔神に誘われたためである。そのため、怪我人を家や小屋へ入れるときは、オサキ神を追い払うために、トボ口へ箕を伏せて桃・よもぎあるいは桑の小枝(または3つ一緒に)で三度叩き、また箕が無いときは怪我人の頭を三度叩いて「千里先き、七里が島へ送り申す、オサキ神どけどけ」と言いながら、叩いた枝と箕を外へ放り出す。それと同時に怪我人を小屋へ入れるという。
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ユキジョロウ
1989年 長野県
箕吉はかつて山小屋で若く美しい雪女郎と会ったが、そのことは話さないように言われた。箕吉は小雪という実はその時の雪女郎である娘をそうとは知らずに妻として幸せに暮らしたが、ある時例の話をしてしまい、小雪は約束を破ったことを恨んで消えてしまった。
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ウワナリガミ
1985年 香川県
箕の手の峠の傍にはウワナリガミの小祠があり、ウワナリ池という池があった。ウワナリガミには女がよく詣ったといい、傍の木には板で作った人形をうちつけ、ノロイクギを打ちつけてあった。また、箕の手の峠の雑木林では首を吊って死ぬ人がいた。
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(ゾクシン)
1976年 宮城県
子供と米を一緒に箕の中にいれると、ハヤリ神や疱瘡神を追い払うことが出来る。
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ヤマオトコ
1927年 静岡県
山中にススの新芽だけを食べた糞が箕に3ばいほどあった。男の話では山男がしたのではないかということだった。
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サンリンボウ
1995年 群馬県
三隣亡を信じている人は、屋根のうえにのぼって箕ではきこむようにして富をかきあつめる。
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ワルイカゼ
1943年 高知県
七人みさきということはあまりきかないが、同様の病気になったとき、「悪い風にふけた」と言って、箕をもってさびる風習がある。
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ヤマノカミ,(ゾクシン)
1961年 愛媛県
山の神の祭りは旧正月5日・9月9日である。大きな木・枝が上で引っ付いている木・マタになっている木は、山の神の木なので切らないという。山の神の木をオサンバイサンという。山の神の木を切ると顔面蒼白になり、めまいなどを起こす。北向きに座らせて箕で3回仰ぐと治るが、これをミカジ(箕加持)という。
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オニ
1959年 大分県
神様が鬼を追い払って人が住めるようにした時、鶏がうたうまでに100ほど作ったら許してやるといった。鬼が99まで作ったとき、神様が箕を叩いて鶏の鳴き真似をしたという。
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フチノヌシ
1976年 秋田県
多吉が寝ていた旅の坊主を馬鹿にすると、坊主は箕の淵で報復を予告して堤の中に沈んだ。用心していた多吉が翌年行水していると、囲いの箕がふっとび、坊主が現れて多吉の首をねじ切ってしまい、予告は現実のものとなった。
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ミカリバアサン,ミカリバア
1949年 神奈川県
11月25日から12月5日まで、箕借り婆さんが来る日と言われていた。オッパキ団子というものを作り、戸口に差した。
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(ゾクシン)
1963年 愛媛県
初誕生の日には紅白の餅をつき、部落中に配るという。紅の餅を大きく、白の餅を小さく作る。男児の場合は餅と金槌を背負わせて箕の中を歩かせると力がつくという。女児の場合は餅とお金を背負わせて箕の中を歩かせ、その時に泣くと声が良くなるという。泣かない場合はシャモジでつつくとよいといわれている。
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ウマ,イシ
1967年 福島県
古市という家の氏神の古箕明神は、昔、栗毛の馬に乗って日中に入ってこられた神様だと言い、この明神様が乗っていた馬が石になったという石が祠の下に残っているという。
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ヒトツメノバケモノ
1982年 新潟県
コト八日の前夜をオッカナの晩げといい、この夜には一つ目の化物がくるといわれている。籾とおし・箕・ざるなどを門口にさげる。
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キセン,ケイセン,シコ,フラン
1979年
箕仙・乩仙・紫姑・扶鸞とは、いずれも才鬼を自分の思うままに使役する妖術である。唐の僧侶である高泉和尚によって日本に伝えられた。
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