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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ライジン
1987年
雷神の描かれ方。敦煌壁画、国方「北野天神絵巻」、耕三寺所蔵の絵巻、建仁寺の俵屋宗達筆の雷神など。

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オニ,ミノ
1977年
絵巻・絵画に描かれた箕について。地獄草子では鬼が両手で箕を持っている。北野天神絵巻では僧が箕を片手で持っている、など。
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ライジン
1991年 奈良県
大和南部の雷神社では、内親王が山中で生んだのが雷神であると言われている。
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ヒノタマ
1983年 岩手県
雷神社から火の玉が飛んで、ある家を焼いたという。
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カミナリ
1921年 全国
雷神は龍神に追遣われる。
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カミナリ
1921年 新潟県
越後国上山に塔を建てたが、度々地主神の依頼を受けた雷神に破壊された。そこで神融上人の法華経によって雷神がとらわれた。雷神は子供の姿を現し、許しを請うたので、井戸を掘ること、近くで雷鳴を鳴らさないことを条件に許された。
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ライジン,アマゴイ
1974年 茨城県
年1回3月に三戸の雷神様へ行きお札を受けて雨乞い、豊作祈願をする。腕の良い若い衆が三戸の雷神様まで走って行き竹の中に水をいただいて担いでくる。その水を組内に振り回すと雨が降った。
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ライジン
1982年 東京都
疱瘡にかかる前の小児は、毎月8日の朝五つ前までに、江戸の浅草寺雷神門に行って雷神の股を潜らせると、疱瘡には必ず瘡難は軽くなるという。
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ライシン
1933年 三重県
ある時、雷神が誤って農家の井戸に落ちた。農夫は井戸に蓋をして天に帰さなかった。雷神は自分は桑が嫌いだから桑原と唱えれば落ちないと約束して、天に帰してもらった。
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カミナリ
1921年 京都府
雷神は人間となったり鶏となったり、猿になったりさまざまな形で登場する。
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ライジン
1972年 茨城県
雷神の穴には雷さまが住んでいる。雲の上で遊んでいた雷さまの子供が、地上に落ちて弁当箱を忘れて戻っていった。箱の下を見ようとすると、「臍の下をみてはいけない」と言われた。雷神が自分の穴に帰りそこねたので、落雷があるとも言われる。
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ライジン
1940年 新潟県
雷杉の近くに大将軍神社がある。ある時雷鳴の音がうるさいので、雷神を捕えて叱咤された。雷神は雷鳴をしないことを約束して開放された。約束放棄か、現在は雷鳴が聞こえる。
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ライジン
1941年 大阪府
落雷の被害で困っている地域があった。ある時、雷が井戸に落ちたのを見た勇敢な青年は、大石で井戸を閉鎖して、雷神を監禁した。二度とこの地に雷を落とさない事を誓わせると、青年は雷神を放免してやった。以来、この地に落雷はない。
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ライジンサマ,(ゾクシン)
1915年 福島県
天水場では、旧暦5月6日を雷神様の日といい、田に入ることを忌むという。
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ライジン,ヤクシサン
1936年 兵庫県
生壁の木に落ちた雷神をお薬師さんが捕らえたので、有馬には雷が落ちない。
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チンジュキタノジンジャノサイジンテンジン
1984年 新潟県
9月25日の「天神さんの神送り」の日には、鎮守北野神社の祭神天神は、酒を造るために一足先に出雲にたたれるというので、甘酒を供え、赤飯を焚く。
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ライデンサマ
1976年 栃木県
小山市のある宅で祀っている雷神様は板倉から勧進してきたという。昔先祖が板倉の雷神神社にお参りに行って、「一度うちにも来てください」と言って帰った。すると家に着くか着かないかのうちに雷様が鳴り出し、その雷様は家の中のテツビンを転がして裏に出ていった。
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カミナリ
1934年 北海道
アイヌの伝説にいわく、天の神々が集まって、人間の里を見ていると、2つ並んだ家に美しい少女達がいた。神々の中でも殊に雷神が一番前で見ている。他の神が悪戯で雷神を突き落とすと2つの家が焼け、あかだも(チサキニ)とおひょう(アトニ)の木が生えた。娘達はこの時妊娠して各々男児を生む。
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ライジュウ
1921年
雷獣とされるものはその正体は判然としない。雷神の手伝いをしているとも、雷が好きなのだとも、雷を恐れているともいわれている。
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ナナフシギ
1975年 高知県
岩本寺の七不思議。安産のお守りになる子安桜、三度実がなる三度栗、口なし蛭、磯の貝殻が桜の花片に化した桜貝、弘法太子が月を見て筆を投げたら筆に似た草が生えたという筆草、尻なし貝、戸たてずの庄屋。
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カガミテンジン,コノハテンジン,マエテンジン
1978年 秋田県
260、70年ほど前、多賀谷家の主が古城址霧山に登って天神の画像の掛軸を開こうとしたところ、下の方の居館から出火した。この掛軸の祟りかと思って戻ると、実は何事も起こっていなかった。掛軸を巻き直すと、間から紅葉が落ちてきたので、これを「木の葉天神」と称し、以後開かないことに下。秋田藩の画家が描いた「前天神」という天神像をその前に掛けることにしている。
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ライジュウ
1931年 長野県
峯の中腹にある巌窟には雷神がいるといわれている。穴の付近には猫の毛のような短くて白い毛がある。雷神は子犬のような姿で、毛は狢に似ており、目の周りが黒い。鼻は細く、下唇と尾は短い。足の裏の皮は子供のように薄く、足は五本ある。冬は穴を掘って土の中ですごす。普段は弱く、人にもなれるが、雨が降ると猛々しくなるという。
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