コトサマ 1950年 新潟県 2月8日はこと様が山から出てくる日で、12月8日は山に帰る日であるという。
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キツネ 1963年 長野県 春先の寒い日、山に薪を取りに行って帰ってくるときに、狐が踊りを踊っていた。帰ってから腹が急に痛くなって、3日ほど寝ていてよくなったが、それからは時々腹を病むようになった。
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リュウジンサマノマツリ 1972年 長崎県 新暦8月29日は小干の竜神様の祭りである。この祭りを止めた年に病気が流行ったので、毎年やるようになったという。
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(ゾクシン) 1938年 徳島県 毎月9日は山の神の祭り日なので、この日は炭焼きは仕事を休み、ヤマシは山へは入らないという。
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ボンジイシノタタリ 1990年 秋田県 ぼんじ石にさわると腹病みする。
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カミガミノトシトリ 2001年 青森県 12日は山の神、15日は八幡様、16日はノウガミ様、17日は観音様、19日はお蒼前様、20日は疫病神様、23日は子安様とお地蔵様の、25日の天神様のトシトリである。
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(ゾクシン) 1942年 三重県 7日に発って9日に帰ると死ぬ。
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ヤマノカミノショウガツ,(ゾクシン) 1975年 愛媛県 1月9日は山の神の正月なので、山仕事をすると罰が当たるといい、この日は仕事を休むという。その日の朝は山に行って御幣・祝い餅・にぼしを供える。ちなみに毎月9日には木を切らない風習があるという。
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(ゾクシン) 1977年 福島県 年中行事に関する俗信。元旦の早朝に餅つきをして食べたら腹を病んだので、元旦には餅つきをしない家があるという。2月8日はお八日様で、餅をついて厄神様にあんこ餅をあげる。厄神様はあんこ餅が大嫌いだからだという。5月の節供には、家族みんなショウブ湯に入るが、特に女性は入らないと蛇の子が産まれるという。12月8日はお八日様で、朝早く家の前を悪い神が通るので、もみどおしなど目の多いものを入り口にかけておくと、悪い神が入らないという。
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ヤマノカミ,(ゾクシン) 1968年 愛媛県 12月12日を「果ての二十日」といい、かつて罪人の打ち首をした最悪日であるという。怒和では「ミテの二十日」という。山へ行ったり、船を出したり、着物を裁つことなどを忌む。また、大浦では山の神の祭り日で、この日に山へ行ってフレに当たると病気になるという。
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ミコ 1977年 福島県 昔、西羽賀のある家で、子供が堤に入って死んだ。ミコをあげて神おろしをしてもらったところ、永農にある土地に山の神を祀っているのに、お参りしないからだと言われた。その後、9月19日にはお参りに行くようになった。
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ヘビ,イヌガミ 1940年 大分県 犬神の家では蛇を飼っていて、その家主人が怒ると、相手は腹が痛くなる。また、腹がへると犬神が憑く。
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ダルマコアメ 1956年 宮城県 薄紅で色をつけ糸でつるした達磨の形の飴。旧正月7日の七日堂、旧3月3日のお薬師さんの祭りで売られる。これを食べると丈夫に育つという。これは、薬師堂に奉納された達磨を社の階段で転がしてから家の神棚に祀り、子供の成育を祈願した風習に由来するという。
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ヤマノカミ 1978年 山梨県 1月17日と8月17日は、山の神様が山で弓を引く日であり、当たると怪我をすると言って山仕事はしない。
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ヤマノカミ 1978年 山梨県 1月17日と8月17日は、山の神様が山で弓を引く日であり、あたるといけないと言って山仕事はしない。
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(ブツバツ) 1974年 東京都 延宝8年8月28日、大仏の入仏供養があった時、大日如来の背中から釘が4本出ていたのを道心者抜こうとしたが抜けなかった。腹を立てていると材木が落ちてきて両手の指合わせて4本を怪我した。
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コドモ 1968年 佐賀県 妊娠したまま死んだ人があると、子供が腹の中でいつまでも泣くといって、腹を割いて子供を出し、麦を水で浸した物を腹に替わりに入れて葬らなくてはいけない。
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ネロハ,オニ 1991年 埼玉県 2月8日と12月8日には早く寝ないとネロハという鬼が来る。
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カミノヒ,タ,シ,(ゾクシン) 1915年 福島県 旧暦4月の7日と8日は神の日であるため田に入ってはいけない。昔、この日に田に入った爺と婆は、山から落ちてきた大きな石の下敷きになって亡くなった。
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ダイマナク 1958年 栃木県 2月8日をコト始め、12月8日をコト終いという。この日はダイマナクがくるからと言って、7日の晩に目カゴを竹に吊るして軒に立て、8日の朝に炉で葱をたく。この日、履物を家の中にしまっておかないと厄病にとりつかれるという。
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ヤッツアタマノカイブツ 1956年 岩手県 旧2月9日以前に(8日か)、各家より銭を持ち寄り疫神よけをしてお神酒をあげる。その際、8皿のご馳走を作って祀る。これは、八ッ頭の怪物が人を食べるためであるからだという。
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