ツキ,サンゾンノミエイ 1937年 秋田県 二十三夜に月が三尊の姿になった。
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サンニンニサンドマワラレルコト 1915年 和歌山県 三人に三度回られると、死ぬ。
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ヒトヲマワルコト 1980年 和歌山県 三人に、三回回られると死ぬ。
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カイゾク,タタリ 1991年 和歌山県 阿波から来た十三人の海賊が祟るので、十三の塚を設けて祀った。
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レイ 1975年 愛知県 3年前、四国八十八カ所巡りの第三十三番目で、先達に乗り移って「家に連れて帰ってくれ」という霊がいた。以前、川下の人が三十三カ所めの山で迷い、死んでしまい、案内者がいなかったので極楽へいけなかったのだという。
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ワッパタロ,セコ 1985年 熊本県 河童は毎月十三夜から十五夜満月の間に山へ上りセコになり、25日から28日の頃に山を降りて川には入る。
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サンジュウゴタイノカンノンサマ 1979年 長野県 小嵐から川の上流に向かって歩いていくと三五体の観音様が祀ってあるが、その観音様はいつも三五体ではなく、多少その数が減る。数が減っても数日後に元にもどるという。
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フィー・ダマ 1931年 沖縄県 人が死ぬときは魂がフィー・ダマになって墓場に行くという。霊魂は小鳥、蝶の形ともいう。フィー・ダマは火の玉の形をしており、現れた近所には近々死人が出るという。
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キツネ 1961年 静岡県 岩地では子どもが急にいなくなることを狐にダマされたという。朝になって帰ることもある。
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シャシン 1998年 静岡 三人並んで神社の鳥居を通ると、真ん中の人が神隠しに遭う。
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クジラ,カンノン 1996年 三重県 鯨山出現観音という伝説では、鯨に乗ってきた観音は十一面観音菩薩であり、後には本尊として祀られるようになった。
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ネンブツイケ 1972年 岐阜県 西国三十三番を花山法皇がお参りしたときに、帰り道に谷汲山で休んだ。そこで念仏を唱えると、その地から水がわき出たという。お地蔵さんが祀ってある。
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ヤマノカミサマ 1985年 福島県 山に入って災難に遭うと「山の神様」にとがめられたという。
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オリュウヤナギ,オンナノオバケ,ユウレイ 1981年 和歌山県 熊野川町にあったおりゅう柳という大木を伐って、京都の三十三間堂の棟木にした。木が大きすぎて川をなかなか下れなかったところに女のお化けか幽霊が現れて、その女に引かれて川を下っていった。柳の木の跡は祟るので、十二薬師を祀った。
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センニン,エンノギョウジャオヅヌ 1993年 役行者小角は、十三歳で葛城山に入り、十七,八歳頃には山の神を自由に扱えた。三十四歳で大峰に入って千日修業をし、神格を備えた。山の神霊や天狗を使役したという。六十四歳で島流しになった後も修業を続けたという。
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ヒノタマ,トビモノ 1956年 福島県 仏具山で夕方六時ごろ小屋がけしていたら、手前から青い火の玉が飛び、向かいの山近くで二つに割れた。トビモノという。
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〔サンミイナリ〕 1986年 埼玉県 天海僧正が喜多院の住職をしている時、三人の子供が訪ねてきて弟子となった。ある日天海僧正が日光へ出掛け、三人が境内で掃除をしていると、師が空の上から呼んでいた。三人は追いかけてそのまま行方がわからなくなった。その後、僧正は池の中ですりこぎとすり鉢とほうきを持って死んでいる三匹の狐を見つけた。これは稲荷が狐を子供の姿に変えて自分の所につかわしたに違いないと思い、三匹の狐を手厚く葬った。これが今の三位稲荷である。
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イチョウノセイ 1955年 山形県 正光院の大銀杏は、住職が碁盤にしようとしたとき、女の姿になって三日三晩夢枕に立ったので、切るのを止めた。
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スギ,サンソノスギ 1956年 宮城県 三度枯れて三度蘇った杉が、惣門の脇にある。
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オキ 1956年 宮城県 一月十四日の夜半に、暁粥を煮た火の中から赤くおこった炭火を十二個(うるう年には十三個)取る。これを十二ヶ月に見立てて、たとえば三個目が黒くなれば、三月は雨と解釈する。白くなったところは日照りと考える。
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ロクゾウサマ 1984年 埼玉県 六三さまという神様は人間の体にいつもくっ付いている。毎年くっ付く場所を変え、その場所が病気になりやすい。病気の時、六三の厄に気づかないと六三様が動き回りあちこちが悪くなる。だから病気のときは六三除けをしてから医者に行ったほうが良い。
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