カワソ,ノビアガリ 1985年 愛媛県 カワソを見れば見るほど大きく伸び上がっていくことをカワソののびあがりと呼ぶ。しまいにはカワソに負けてしまうから、いい加減のところで「見越した」と言うと、カワソは小さくなり、どこかへ消え失せてしまう。
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カワソ 1983年 愛媛県 人がカワソを見ればみるほど大きくのび上がって膨れていく。これを「カワソののびあがり」という。カワソが大きくなると負けてしまうので「見越した」と言うと急に小さくなり、消え失せる。
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ヨコツチヘビ 1956年 頭も尾も一様の太さで短い得体のしれないものがぴょんぴょん跳ねて動いていることがあったという。
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ヨコツチヘビ 1956年 頭も尾も一様の太さで短い得体のしれないものがぴょんぴょん跳ねて動いていることがあったという。
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セイウ 1980年 福島県 寛政10年(1798)10月29日の夜に、甚だしく星が飛び、まるで星の雨のようであったという。また江戸でも同じことがあったという。
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カワソ,カワウソ 1985年 愛媛県 海上で船が進まなくなることを、カワソが憑いたためであるという。松明を振りかざしながら鮎を追い上げて捕るとき、松明が急に消えるのはカワソに襲われたためである。カワソが通ると、カワソが全て食べてしまうので、川魚がいなくなる。
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ネコ 1952年 神奈川県 猫は尾を短く切っておかないと、夜中に幼児を睨み、尾を振って泣かす。年寄りを病気にする。手拭を被って姉さんや婆さんに化ける。烏猫の雄は特に化ける。
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ネコマタ 1931年 香川県 猫が古くなると猫またになる。猫またになると尾が二つに裂け、後足で立って踊ったりする。そうなった猫には魚をつけた小豆飯を食べさせ、赤手拭を頭にかぶせると、家に仇をなさずに出て行く。
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ケ 1980年 東京都 宝永の末に富士山が噴火した後、江戸の土に黒くて短い毛が生えた。
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ツチノコヘビ 1975年 愛知県 道の真ん中に太さ7,8センチ、長さ60センチばかりの3本指の前足のある変な蛇状の動物がいた。怖くて進めずにいると子供が木の枝を持ってきてそれで押しのけて逃げ帰った。
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フルネコ 1937年 大阪府 長年飼っていた猫が後足で立つのを見た飼い主は、これは化ける前兆だと思ったので遠くへ捨てに行った。
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ムジナ,キツネ 1929年 石川県 狢や狐は魚または肉をもっている人につく。狢は角力をとって、狐はだまして魚や肉をとる。弱い奴で人に投げ殺されるのがたくさんいると言う。
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カイ,ビジョ 1976年 沖縄県 琉球で布を作るために芭蕉を多く植えているが、高さが35丈もある。夜、その下を通ると17,8歳の美女に逢うという怪事がおこる。日本刀を持っていれば現れない。
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(ゾクシン),ネコ 1936年 栃木県 猫を殺すと化けて出るという。
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カッパ 1982年 群馬県 カッパと相撲をとった人がいる。カッパは子供くらいの大きさで、手を引張るとどこまでも伸び、反対の手が縮む。
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ツチノコ 1985年 和歌山県 槌の子を見た人がいる。黄色いような色をしていて、太くて短く、山の上から転がって来たという。
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クロイキレイナチイサイタマ 1999年 栃木県 友達のH君は、1年に1回、涙を流すと同時に、黒いきれいな小さい玉を出すそうである。
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ツトヘビ 1975年 愛知県 大倉には太さ5寸・長さ1尺程の大きさのツト蛇がいる。これはごろんごろんと転がっていく。昼に見た人は白かったと言い、夜に見た人は青かったという。田代と大ヶ蔵連の境にもいるという。
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ネコ 1958年 岐阜県 歳を経た猫は主人を狙うので、猫の歳を聞かれたら必ず「3つ」と答えなくてはならない。
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キツネ,ネコ 1932年 兵庫県 山下町から曲田山へ登る途中に白滝といって狐を祀るところがある。ここには尾が8つに分かれた狐がいるとか、尾が3つに分かれた猫がいるとか言われていた。ある人は実際に猫の尾が太くなって分かれているのを見たという。
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カッパ 1981年 和歌山県 カッパは川を、花に化けて流れる。
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