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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

アグリコイナリジンジャ
1949年 秋田県
杉宮にいつからか阿久利という女性がいた。村中仕事手伝いに来るが、同じ家には二日は行かず巡回した。そうして3、4年がたったが半年ほど姿を消した。夢に阿久利が立ち、自分は今度位があがったが、官金が不足しているため、郷中協議して10両貸して貰いたい、そしてその金は杉宮大明神の社殿に置いてくれといった。同じ夢を4、5夜続けてみたので、その金を明神に納めた。その後、再び阿久利が夢に立ち、皆のおかげで直官したが、家がないため郷中を永く守るため小堂を建てて貰いたい、自分は田の中に杉を生じさせる奇蹟を現すからそこに建ててほしいといった。翌朝そこにいくと、大杉が立っていたので、一社を建てて正一位阿久利稲荷大明社と崇めた。

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カリヤスソウ,サカノウエノタムラマロ
1956年 宮城県
坂上田村麻呂の母、阿久玉御前が産をするとき、のぞかぬようにという約束を破って父の刈田麻呂がのぞくと、阿久玉御前は大蛇の姿になって横たわっていて、血の中に田村麻呂が生まれていた。阿久玉御前の血がかかって染まったので、刈安草の茎が赤いのだという。
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オニ,アクロオウ
1977年 秋田県
阿久呂王が鬼を追って神室山に来て鬼を射て、矢は仙台で命中して鬼は死んだ。そこを鬼首という。
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(アマゴイ)
1977年 神奈川県
相模国大住郡阿夫利神社の御神体は、石像というのに、きざみもない丸い石であるが、祈雨のために水をそそぐと、とみに雨が降り出すという。阿夫利の名も雨降りの略であろう。
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キツネ,キツネツキ,サダキチイナリ
1973年 東京都
文政8年4月4日神田明神境内の門の外に稲荷の祠が建てられた。その縁起は、神主の家を皆で援助しようと会合をしていると参加者が連れてきた奉公人に明神の門を守る狐が憑いて、祠があれば位を得る事ができるので建ててほしいを言った為である。
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シシマイ
2001年 栃木県
獅子舞の由来。賊を平定した藤原利仁の亡骸を葬ろうとした時に、空がかき曇り暗闇のようになった。そこで獅子を舞ったところ晴天白日となり無事に利仁の葬祭ができたという。
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(ゾクシン)
1963年 愛媛県
火が燃える夢・死人が家を取り巻く夢は良い夢といわれている。逆に、お金を拾う夢は悪い夢だといわれている。
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(ゾクシン),タマシイ
1933年 神奈川県
死者の魂は49日までは家の屋根にいる。百か日までは大山(阿夫利山)におり、そのあとは善光寺に行くという。
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(ゾクシン)
1982年 群馬県
夢に関する俗信一束。蛇の夢は金が入る、天王様の神輿を担いだ夢を見ると死ぬ、など。
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ヤマンシ
1985年 熊本県
ある日老婆が一人で住んでいた家に3尺位の裸の女が現れて、初産なので産屋を貸して欲しいと頼まれた。貸してやるとお礼に金を貰い幸福になった。
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(ゾクシン)
1968年 愛媛県
一富士・二鷹・三茄子の夢が良いという。葬式・火事の夢は良いという。棺桶が家へ入る夢は良いが、反対に出て行く夢は悪いという。親の夢をコタオマエといい、不幸があるという。蛇の夢は良いが、3日間人に言ってはいけないという。歯が抜けた夢は良くないという。子供が生まれる夢を見ると、人が死ぬという、など。夢に関する俗信。
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イナリサマ,キツネ
2001年 青森県
某家では、家人の夢の中で稲荷様が「祠を建てて祀ってくれ」と言い、また家の裏山でキツネがコンコンと夜ごと鳴いた為、祠を建てて祀った。
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グンダリサン
1979年 山梨県
軍刀利神社の祭神、グンダリサンが作っていた田をコウノタ(神の田、甲の田)と呼ぶ。
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アンバサマ
1939年 福島県
あんば様は、漁業家の信仰する神である。舟玉十二社のなかの一社で、大杉大明神という。
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(ゾクシン)
1974年 愛媛県
馬の夢はいいが、牛の夢は悪いといわれている。
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キツネ
1976年 宮城県
よくキツネに化かされる人というのがいる。近所にそういう男の人がいたが、1965年ごろ亡くなった。キツネは馬鹿でも利巧でもない、普通の人を騙す。
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(ゾクシン)
1984年 福島県
蛇や馬の夢をみると金が入る、などの俗信5件。
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キツネ
1992年 滋賀県
大通寺のお花大明神は、伏見桃山城の材木を移して本堂を建てたとき、木について来た狐を祭祀したものである。お花狐は火災が発生しないように、連日寺の中を巡回し守り続けているという。毎月一度油揚げや赤飯などの供物を供える稲荷講の行事を続けている。
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(ゾクシン),ユメ
1935年 鹿児島県
一週間墓参りをするが、死んだ者の夢を見ないと、「夢をみせんなア」と言って心配する。夢をあるべきものと思っている。
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(ゾクシン)
1969年 岐阜県
夢に関する俗信。歯が抜ける夢をみると近親に悪いことが起こる。牛が追われる夢を見たら、その日のうちに神社にお参りしなければならない。蛇の夢はお金が入る、など。
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(ゾクシン)
1938年 福島県
熊狩りのために村を立つとき、女性から櫛を借りたり貰ったりしていた。こうすると熊が獲れるという縁起によるものであり、また、狩場での色話はよいとされているためである。
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(ゾクシン)
1961年 鳥取県
夢に関する俗信。田植えをしたり、魚をとったりする夢は、後で病人や死人の話を聞く。蛇の夢は良い。
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