リュウジンサマ,ヘビ,イエノカミ,タクチノカミ 2001年 青森県 某家では、屋敷地に蛇が現れてから家の者が度々蛇の夢を見る為、ベットウに見てもらったところ、それが龍神様だと分かったので祀ることとした。また、ある家では、家に病気になる者や若死にする者が出た為、ベットウに見てもらったところ、家の神を祀れと言われ、祠を建てた。
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カイイ 1978年 厲(れい)による怪異にあった為祠を建てて祀った。
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キツネ 1978年 山梨県 大武川の稲荷を祀る木の祠があり、以前はキツネが火事を知らせてくれたりした。
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アオダイショウ,タタリ 1927年 新潟県 某が、7尺途りの青大将を仕留めてから、蛇のたたりにあい、半年ばかりフラフラした。祠を建てて祀ったところ平癒し、その祠は流行神になった。
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オイナリサマ 1968年 佐賀県 稲荷様は家に具合の悪いことがおきたとき、法印に勧められて祀り始めることが多い。ある家の稲荷様は、1935年前後、祖父の弟の家が潰れたとき、その家で稲荷様を祀っていたことを誰も知らなかった。ところがその家の女の人が、初午の頃に毎晩稲荷様の夢を見て、そのお告げによってその家に稲荷があったことを知り、祀るようになった。
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ソウゼンサマ 2001年 青森県 T家の先祖には馬車引きをした人がいる為、屋敷内にソウゼン様を祀る祠があり、昭和30年代までは正月16日に多くの者が参拝にやって来た。ソウゼン様は家の中に祀ってはいけないといわれるが、以前屋外に祀っていた瀬戸物の神体は祠ごと池に落ちてしまい、未だに見つかっていない。
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オシラサマ 2001年 青森県 某家では屋敷地の一角に祠を建ててオシラサマを祀っているが、これは以下の理由による。親類が家を壊した際に、屋根裏からオシラサマが一体だけ見つかり、これは対で祀るものであるからともう一体を新しく作ってもらった。その後、新築の家にそれらを連れて行ったところ、不幸が起きたので原因を確かめると、オシラサマが人に見られるところに祀ってもらいたがっているとのことだったので、それからは屋敷内の道路の角に祠を建てて祀るようになった。
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キツネ 2003年 山梨県 十郎という人に化けたキツネがいたずらを繰り返していたが、村人は祠を建て、祀ったら、いたずらをするのを止めたといわれる。
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ヤマノカミ,ヤマノカミノキ 2001年 青森県 某家の山の神は、祖父が朝比奈岳の麓で木を伐採したところ、家で病人が出て不幸が続いた為モノシリに占ってもらったところ、山の神の木を伐採したことによるさわりだと言われた。そこで祠を建てて祀ることとしたのだと言う。
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キツネ,キツネツキ,サダキチイナリ 1973年 東京都 文政8年4月4日神田明神境内の門の外に稲荷の祠が建てられた。その縁起は、神主の家を皆で援助しようと会合をしていると参加者が連れてきた奉公人に明神の門を守る狐が憑いて、祠があれば位を得る事ができるので建ててほしいを言った為である。
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ハクジャ 1991年 長野県 蛇が池の白蛇は水神様だと信じており、白蛇のお宮として祠が建てられている。雨乞いの為にこの祠で祭事をすると雨が降る。祠付近には白蛇がいて、見かけた人によると、白くて1mほどだったという。
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キツネ 1977年 東京都 江戸牛込通り寺町で天明5年3月、11歳の男子が急に狂乱した。狐憑きの様なので祈祷したら、私はある屋敷に長年住んでいたのだが、住人が代わり新しい鎮守の稲荷を勧請した為居場所が無くなった。祠を建ててくれたら付近に火災が起こらないようにすると語ったので祠を建てた。
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ウジガミサマ 1964年 群馬県 本家筋の家では木の祠の屋敷神を持っていた。それを氏神様という。たいていは稲荷様。
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アキバサマ 1983年 岩手県 秋葉様の祠を稲荷神社に移したら、夢枕に杖をついたお婆さんが出て「稲荷には住みたくない。元に帰る」といったので、祠を戻した。
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ワカミヤサマ 1958年 愛媛県 太宰氏が村へ来たとき、若宮様の祠を払いのけて、その跡に屋敷を建てた。しかし病人が絶えないので祈祷してもらうと、「高貴な人を祀ったところなので祀りなおせ」とのお告げがあった。そこでお封じを誂えてもらい、今でも盆ごとに祀っている。
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オビャッコ,キツネ 1960年 宮城県 ある家の裏山の祠のオビャッコ(狐)は、何か不幸がある前にいなくなることがある。
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(ゾクシン) 1986年 愛媛県 家を建てるときの俗信。悪魔が下りて来るから、山のうねには家を建てるな。家を建てるときや土地を広げる時には方除けをする、これは神様がいたらこらえてくださいということである、など。
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ワカミヤサマ 1985年 愛媛県 二軒の家に不幸が続き、若い人が死んだので、拝み屋に拝んでもらうと、平家の落人さんが祀ってもらいたがっているといわれたので、祠を建てて若宮さまといって祀った。
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イナリ 1964年 群馬県 石や木で作ったイナリ(稲荷)が家の神で、一家ごとに祀っている。
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レイ,イナリ 1978年 愛知県 旅人を泊め石の枕で殺して物を取っていた老婆が死んでから祟るので、里人は祠を建てて祀った。後に稲荷と呼ぶようになり村の産土神になった。
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ナカヤマノタニ 1979年 三重県 ある家で祀っている山裾の祠をナカヤマノタニという。その家に祟ったので、祭ったという。
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