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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ダンガンヨケ
1940年 栃木県
12人から1人1本ずつ、あわせて12本の手ぬぐいを貰って、寅の日一日に出征兵の下着として縫い上げて、常に着ていた着物と重ね合わせて神棚に上げて、毎日神饌を上げ下げして武運長久を祈ると弾丸に当たらないといわれている。また、羽二重の着物を着ると弾丸除けになるともいわれている。

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テング
1987年 京都府
1月12日までの初寅の日には、天狗がだますというので、山に入ってはいけない。
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ケヤキ,ダイジャ
1930年 東京都
白山神社境内にある2本の欅のうち、1本が大正12年12月25日の夜、突然怪火を出した。昭和4年の夏には、2本の欅の間に大蛇が横たわっているのを見たものもいる。
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ネコ,バケモノ,アクヨケ
1993年 鹿児島県
猫は猟師がいくつ弾丸を作ったかを知っていて、打ち尽くすと化けて出る。だから、猟に行くときは鉄の弾丸を一つだけ別にバンドの端のほうに用意する。化物をこの弾で撃ったら、自分の家の飼い猫だったということがあったという。
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シツケイト
1980年 和歌山県
着物をしつけ糸を取らずに着ると、狐に騙される。
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イッポンアシノカイブツ
1962年 奈良県
1本足の怪物が12月10日に人を害する。
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ダイジャ
1968年 奈良県
カヤの上から大蛇が首を出しているのを見て、弾丸を撃ち込んだら逃げていった。この人は帰ってから床につき、3日目に亡くなったという。
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サトリノワッパ,オオオトコ
1927年 静岡県
狩人が山でサトリにあった。心に思うことを次々に悟られ、恐ろしくなって撃とうと思い、黄金の弾丸を取り出した。サトリは黄金の弾丸には叶わない。合ったことを口外するなと言い、立ち去った。
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キツネ
1956年 宮城県
着物の躾糸を取らないで着ると狐にだまされる。
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ヤマノカミ,(ゾクシン)
1968年 愛媛県
12月12日を「果ての二十日」といい、かつて罪人の打ち首をした最悪日であるという。怒和では「ミテの二十日」という。山へ行ったり、船を出したり、着物を裁つことなどを忌む。また、大浦では山の神の祭り日で、この日に山へ行ってフレに当たると病気になるという。
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ヤマノカミ,タノカミ
1982年 山形県
10月13日は山の神が田の神になる日なので、ボタ餅を12個作って神棚に上げる。3月12日は田の神が山の神になる日で、田のしろかきや、作物の種をまいてはいけない日という。
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ヤマワロ
1950年 熊本県
ヤマワロの手が2本伝わっている。皮膚は褐色で赤ん坊の手くらいで毛が生えている。1本は大雨の時拾ったもので、もう1本は祖父がヤマワロと相撲を取って勝った1週間後、神棚に現れた。マラリアの薬として削って飲ませたため、今は手首から先だけが残っている。
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ヤマノカミ
1982年 山形県
山の神祭りの日は旧暦3月12日と12月12日の年越しの日で、山の神は春には天から下りてきて田畑を守り、秋には山に帰っていくという。
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オオカミ
1981年 和歌山県
狼の声が聞きたいときは、1人で1本橋を渡ればいい。
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キツネ
1975年 福島県
狐に出会ったら、変わった顔をしたり、着物を裏返しに着たりすれば化かされない。
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(ゾクシン)
1961年 愛媛県
着物を仕立てるなら酉の日がよく、その際、袖から縫い始めると早く仕上がるといわれている。新調の着物を着るときには、手を通す前に一度大黒柱に掛けてから着る、氏神様の方を向かって着るなどという。また、洗濯物は北向きに干したり、さした方から抜きとり、反対に抜きとるものではないという。
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オバガミネノイッポンアシ
1991年 奈良県
12月20日には、一本足が出てくるので、伯母峰峠を越すなと言われている。一本足は昔二本足だった。退治しようとした豪傑が片足を切ったので、足が一本になったのだという。
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ブウンチョウキュウ
1981年 山形県
オタナサマのノサを切って持っていくと武運長久のまじないになる。
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イッポンアシノカイブツ
1986年 奈良県
12月20日に伯母ヶ峯には一本足の怪物が出るという。
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ユウレイ
1990年 長野県
恨みを晴らすために、幽霊になって出てくるという。白い着物を着た姿で、お墓に出るという。
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ヤマノカミ
1960年 宮城県
2月と12月の12日は山の神の日。この日は山を休む。昔、12日に山で木を切っていた男があった。用事ができて妻が山へ呼びに行くと、夫は女に腰を抱えられて木を切っていた。妻は怒って帰り、夫が帰ると喧嘩になったが、12日に山に行って怪我をしなかったのは山の神のおかげだということになり、山の神は女と言われるようになった。
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サル
1976年 三重県
賀州の山中で猿が常に丸いものを持ち歩いていた。ある人が銃で撃ってみると、それは木の葉で幾重にもくるんだ1個の弾丸だった。
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