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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

リュウジャ
1950年 島根県
神在祭の「お忌みさん」期間中、「お忌み荒れ」と言って海が非常に荒れる時がある。翌朝、1尺から1丈ほどの竜蛇が海岸に打ち上げられる。見つけた者は神社に奉納などする。竜蛇は竜宮からの使令で背には神紋があり、上がると豊年・豊漁だとされる。

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ハクジャリュウジン
1975年 島根県
日御碕神社では10月11日から17日まで神事斎龍の祭儀が行われる。この期間は海が荒れ、錦紋の竜蛇が現れるとされている。また、社人・氏人のうち誰かに霊夢のお告げがあり、それを受けたものが竜蛇を迎えて日御碕神社で神事を行うが、そのときに竜蛇は来年の吉凶を首尾の形で示すといわれている。竜蛇は何年たっても形を変えず、体は青色と金色に覆われている。竜神の分賦なので、火災除けや祈雨に霊験があるともされている。
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リュウジャ
1975年 島根県
オイミさんの機関である10月11日から17日までの7日間は神在祭(かみありまつり)として諸神を祀っているが、この期間は風が激しく、浜には竜蛇と言われる海蛇が打ちあがる。長さは40センチほどで、鉛筆よりやや太い。動物学上はセグロウミヘビである。竜蛇の発見者は縁起がよいとされている。
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オオヒトノアシアト
1927年 山口県
大人の足跡と言われる、長さ2丈4尺、横1丈8尺、深さ2尺1寸のところがある。
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リュウジャサマ,ハクジャ
1975年 島根県
佐太神社や出雲大社で、日御碕と同様の信仰を集めている小さな蛇は竜蛇さま、もしくは白蛇と呼ばれている。これは竜王が神様の到着を知らせるために遣わされる蛇であるとされている。竜蛇さまがくる前には海が暗くなって荒れる。これは毎年1匹つかまるのだが、これをつかまえた者は必ず金持ちになると言われている。
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リュウジャ
1975年 島根県
佐太神社の西北にある恵曇(えとも)湾のイザナギ浜で竜蛇が上がった。板橋という社人が竜蛇上げを職掌としていた。今は恵曇や島根半島の漁師が9月末から11月にかけて沖合であげることが多い。竜蛇はサンダワラに神馬藻を敷いた上に乗せ、床の間に飾り、祝いをしたあと、佐太神社に奉納する。大きさは1尺2寸前後、背が黒く、原は黄色を帯びている。尾部に扇模様の神紋が見えると言われている。大漁、商売繁盛、火難・水難除けの守護神と信じられている。
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リュウ
1970年 奈良県
竜が竜花寺の僧から法華経を聴いた。その恩に報いるため、竜は雨を降らせた。けれども竜は大梵天主の怒りに触れ、身を分断させられて落下する。その身を祀ったのが竜海寺・竜心寺・竜天寺・竜王寺である。
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タマシイ
1957年 鹿児島県
「衣服の背が綻びると魂が抜ける」と言って非常に忌むところがある。
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カミ
2005年 島根県
お忌み祀り(11月20日~25日)はいつも天気が荒れる。神が風に乗ってやってくるからだと言われている。
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オオアワビ
1964年 千葉県
海岸に住む大鰒に触れると海が荒れる。海が荒れている時に、美しい海女が男と会っていた。海が荒れていると男と会えると思った女は、鰒に石を投げ続けた。男の乗った船が心配であった女の船も沈没し、救助しようとした男も溺死した。
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リュウジャ
1977年 島根県
出雲国秋鹿郡佐陀社にはさまざまな神事がある。10月11日から15日までの間に、1尺(30センチ)ばかりの小蛇が1匹、波に乗ってやってくる。この蛇は金で彩色を施したかのように美しい。これを竜蛇という。神官は潔斎して波打ち際で蛇を待ち、海草の上に受けて、神前に進む。この蛇は海神より佐陀社におくられたものという。
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リュウ
1970年 愛知県
昔、弘法大師が雨乞いの時に、茅草で竜の形を作って祈ると、動き出して竜になった。竜は、雨を降らして死んだ後に神に祀ってくれることを条件に雨を降らせた。この竜を祀ったのが真清田神社の由来だと伝えられている。
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イミ,ブッコミ
1964年 福島県
正月・5月・9月は忌みのかかることを嫌う。ことに正月の松の内(15日まで)の忌みは、ぶっこみといい、忌みのある家からは家族も親類も出られない。
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リュウジョ,リュウオウ,リュウジン
1970年 大阪府
光善寺にある竜女池は、この池の主であった竜女が蓮如上人に献じた池だと伝えられている。池の中には、竜女が残した鱗を祀る蛇塔がある。
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リュウ
1970年 奈良県
悪竜を修験者が法力で分断したが、後の祟りを恐れて竜頭、竜胸、竜尾の三寺が建てられたという。
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リュウジャシン
1975年 島根県
美保関町にある美保神社にある、元治元年に奉納された2体の竜蛇のうちの1体の箱書によれば、伯耆の冨益村(鳥取県米子市)にある竜蛇は雌で、出雲の才浦(美保関町)のものが雄であるとされている。美保神社にある竜蛇は、薄鼠色でとぐろを巻いた、高さ9センチあまりの剥製で、鋭い目をもち、口には鋸状の葉がある。
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リュウ,ウロコ
1970年 大分県
竜ヶ淵に竜が棲んでいた。京都のある僧が修行のために淵の傍らに小屋を建てて昼夜読経をしていたら、ある夜竜が現れた。竜は僧の教えにより昇天し、銀色の鱗を残して去った。竜源寺にはその鱗が残されている。
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リュウジャシン
1975年 島根県
佐太神社では、神在祭が行われている間の11日~15日の間に海上から小蛇が1匹浜辺に寄り来る。これは毎年必ず起こり、海神からの献上物であるといわれ、大きさは1尺くらい、色は金色であると伝えられている。潔斎した神官が海藻を持った手で受け、神前にそなえる。
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リュウ
1970年 奈良県
池の竜を武士の姿になった春日明神が射落した。その竜を祀ったのが竜象寺だという。
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オワキソーモン
1951年 高知県
尾の両脇に紋がある馬をオワキソーモン(尾脇双紋)といい、家人に祟るとして忌む。
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リュウ
2001年 滋賀県
園城寺の彫刻の竜が荒れ回ったので、眼を釘で打ちつけた。
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リュウ
1995年 香川県
竹や木を骨組みにして、わらを縄で巻いて20メートルほどの竜を作り、大勢で担いで町中を練り歩く。人々は竜が通りかかると用意していた水を一斉に竜にぶっかける。こうすると竜は大いに喜ぶという。町中巡り歩いた竜は海に投げ入れ、海中に沈むと近いうちに雨が降るという。
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