(ゾクシン),トケイ 1998年 静岡県 四時四十四分四十四秒に時計を見ると死ぬ。
類似事例 |
|
(ゾクシン),ユウレイ 1998年 静岡県 部屋の角に四時四十四分四十四秒に立つと幽霊を見る。
類似事例 |
|
カンノンドッコミズ 1956年 宮城県 斗蔵観音が授けたというお授け清水。
類似事例 |
|
キツネ,(ゾクシン) 1939年 和歌山県 狐はお経を頂かすと失せる。
類似事例 |
|
テングサマ 1995年 長野県 天狗様は子どもを授けてくれるというのでお願いしたら、赤ん坊が家の前に置いてあった。わが子として育てたが、忙しくしていたら4つにもならないうちにその子は亡くなってしまった。家の者は天狗様に授かった子を死なせてしまったことを後悔して、薬師平の三倉の明神として祀った。
類似事例 |
|
(ゴウリキノオトコ) 1977年 和歌山県 十丈に悪四郎という二十人力の男がいた。毛むくじゃらで、人間かどうかよく分からなかった。悪四郎は力の神である。力を授けて欲しいときは、悪四郎の宮で、五人分の力が欲しいときは一荷の木を一日ずつ五日間、悪四郎の宮に置いてくるという。帰るときは、力が授かっているかどうか確かめるために五荷の木を一度に持ってみるという。
類似事例 |
|
ヘビノコ,カミサマ 1928年 鹿児島県 ある夜、寂しい山間の年取った夫婦が神に子授けを願った。ある夜、妻が夢でうなされ、神に子供を授かる夢を見たといった。翌日から妻は身重になり、やがて子が生まれたがそれは蛇だったので畑に埋めた。神様に無理を言った罰が当たったのだろうとあきらめた。
類似事例 |
|
イヌガミ,イマガミ 1936年 長崎県 イマ神念じというものがある。某神官の話によると、犬を土中に首まで埋め、その前に食料をおき、1週間マブラセテ首を切る。するとその頭は食料に飛びついて食いつく。その霊を祀って念じ神とするという。イマ神念じが一時渡良浦にいたという話である。
類似事例 |
|
ムシノシラセ 1935年 奈良県 話者が名付け親になった親類の子が、汽車に轢かれて死んだ。話者が発見し、奈良で葬式をあげた。
類似事例 |
|
イナリ 1975年 山口県 稲荷に、金を授けてもらい代わりに、死んだら体をやらなければならない。
類似事例 |
|
サブサワシミズ 1956年 宮城県 春日明神が授けたという御手洗水。
類似事例 |
|
ヤマブシ 1974年 長野県 信州高遠にたくさん子供がいる人がいた。子が病気になると夢に山伏が現れ、子を連れ去ろうとするので、引き合い、負けそうなところで目が覚め、子が死ぬという事が続いた。最後の子の時も同じ夢をみたが山伏に勝った。すると子は回復した。
類似事例 |
|
ミーサン 1993年 三重県 話者が子どものころ、話者宅には1~2mほどの大きな蛇がよく見かけられた。話者の母が「巳さんのたたりが怖い」と言って、1940年ごろに巳さんの祠を祀ったら、蛇は出てこなくなった。
類似事例 |
|
オシラサマ 1983年 岩手県 話者の祖母がオシラサマにとがめられて目が見えなくなった。
類似事例 |
|
カエルノコ,カミサマ 1928年 鹿児島県 子供のいない老夫婦が神へ祈ると、老婆のひざから蛙の子が生まれた。蛙の子は村一番の金持ちの娘を連れて帰り、祝言をあげることになった。花嫁の次に風呂へ入ったとたん、蛙の子は立派な若者になった。老夫婦は神様が授けてくれた子だと言って喜んだ。
類似事例 |
|
ヨンマ 2001年 京都府 京都四条で女が応保二年に4人の子を産んだ。これは四魔の化身の兄弟であった。
類似事例 |
|
ムジナ 1955年 新潟県 相川町の二つ岩には狢が住んでいて、「二つ岩の団三郎狢」として知られている。二つ岩のお守りをする住職の話では、ある人が病気の娘のために、二つ岩に供えてあるまんじゅうを頂いていこうとすると、異様な声を聞いたので頂かないで帰った。しばらくして行ってみると、まんじゅうはなくなっていたという。
類似事例 |
|
シクビ 1920年 徳島県 芝山は4と9の日に火が出る。これを四九火という。この火は手招きすると必ずそこへ飛んでくる。もし招いて飛んできたときは、雪隠の中へ入り下草履を頭に頂いていると、3回雪隠の上を舞って飛び去るという。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 2003年 福島県 正月飾りは、松かさがついたものを飾ると子供が授かる。
類似事例 |
|
テング 1932年 愛知県 天狗にお産の藁を授かったと言う話がある。ひとつの神隠しの例であろう。
類似事例 |
|
ホウリョウゴンゲン 1937年 秋田県 雄勝郡下大谷の宝量権現は乳汁の乏しい女に乳汁を授け、授かった女は豊酒を納める。
類似事例 |
|