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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(ミガワリダイシ),オマモリ
1973年 北海道
話者の息子は自転車で通行中ハイヤーに激突され、自転車と共に一間半も飛ばされた。一命なきものかと思われたが、ほんのかすり傷だけですみました。ふしぎに思いお守りを見れば、二つにわれていました。

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オサンギツネ
1939年 新潟県
自転車に乗っていると、後方から自転車がやってきて、一緒に走った。橋のところまで来ると、急にその自転車が見えなくなったと言う。これはおさん狐が化けて出たのである。
類似事例

(ミガワリダイシ),オマモリ
1973年 愛知県
昭和24年8月27日、話者はまっくらな夜、急な坂道から誤ってリヤカーごと転落した。自分の上にリヤカーが被さるように落ちていったので一命にかかわるかと思ったが、わずかのかすり傷ひとつで助かった。不思議に思い、お守りを見れば二つに割れていた。
類似事例

キツネ,タヌキ
1998年 奈良県
橋を自転車に乗って渡ろうとしたら、前に牛みたいな大きな化物が現れた。それでびっくりして、自転車後と川の中に落ちてしまった。狐か狸かが騙したのだろう。
類似事例

キツネ
1980年 青森県
主人の祖父が釣りの帰り、チリンチリンと自転車の音がしたのでそちらを見たが、自転車は来なかった。腰籠の魚は1匹もなくなっていた。キツネの仕業。
類似事例

ダリ
1981年 和歌山県
山中を自転車で通ってダリに憑かれると、いつまでも目的地につけず、また自転車から降りると動けなくなる。
類似事例

シンレイタイケン,チチ
1995年 福島県
生前の父の言いつけを守らずに、自転車の鍵をかけないまま寝ると、真夜中に自転車の走って行く音がするが自転車は元の所にある。また、戸の鍵がなく、夜中に突然戸が開いた時、父の声がした気がする。
類似事例

(ハノカミサマ)
2000年 新潟県
子供が自転車もろともに坂の下に落ちそうになったが、お地蔵様のご利益で、自転車だけが下に落ち、本人は助かった。
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(ミガワリダイシ),オマモリ
1973年 北海道
話者が炉ばたに居る処へ材木が転がってきて、わずかの違いで助かった。お守りを見ればわれていた。
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キツネ
1982年 宮城県
話者が戦争中、夜道を電気をつけて自転車で米を運んでいたら、弁当の匂いにつられて狐が山の中をガサゴソ音を立てて併走してきた。荷台が急に重くなったり、山が片方だけライトに照らされたように明るくなったりした。休憩したときには、風もないのに自転車が倒れた。弁当を食べてしまったら、狐はいなくなった。狐には一度騙されたら、そのあと何度も騙されるという。
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バカサレタハナシ
1981年 和歌山県
話者の父が結婚式の帰り、自転車にご馳走をつけて走っていたらとんでもないところに連れて行かれ、ご馳走をとられた。何かに化かされた。
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キツネ
1971年 茨城県
今から10年位前、婚礼の引き出物を自転車の後につけてこいでいたところ、ペダルが重くなったので足を叩き、自転車を止めて一服した。家に帰って叩いたところをよくみたら狐の毛がいっぱいついていた。狐に化かされた話である。
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(ミガワリダイシ),オマモリ
1973年 鹿児島県
4歳の女の子が大病で一命もあやうい処、身代わりのお守りを肌身はなさず身につけてたので、全快した。そして身に付けていたお守りを見れば二つに割れていた。
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キツネ
1998年 奈良県
1956年ごろのこと。親戚の家から棟上式のご馳走を自転車に積んで帰る途中、どんどんペダルが重くなって漕げなくなったので、中学校の近くで止めて一服した。すると畑の中に灯が点った。それからは自転車は軽く漕げた。翌日、畑の持主に聞いても「そんな時間に火は焚いていない」というので、自転車も灯もキツネの悪戯だとわかった。
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キツネ
1982年 宮城県
下駄作りの男が馬を曳いて山道を来たら、向かいから自転車が来たので横道に入ると沢に入ってしまった。振り向くと自転車は消えており、沢を歩くと元の場所に戻った。狐の仕業。
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キツネ
1995年 滋賀県
自転車で帰っていたときに、少し重くなったような気がしたが、そのまま漕いでいたら、狐に油揚げ飯をとられる。狐は見えなかった。
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タヌキ
1971年 高知県
誰かが糞をしたり、自転車を乗り回したりするので、妙だと思っていたら、姿が見えなくなった。また狸を取りに行ったとき日中にもかかわらず辺りが真っ暗になったこともある。ここに住む狸に化かされたのだろう。
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キツネ
1938年 長野県
夕方、橋の下に狐を見つけ、急いで橋を渡ろうとするが、狐に化かされて何時の間にか自転車ごと川の中に入っていた。
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ガワッパ
1951年 熊本県
子供の頃、父と馬見原往還を歩いていると、夜更けなのに、山の中で木を伐る音がした。自転車のベルの音が後ろから聞こえたが、いつまでたっても自転車は追いつかない。父によれば、ともにガワッパの仕業だという。また、親戚の老人が祝儀の帰り道、家に辿り着いたと思って寝たが、翌朝気付くと山の中に1人で寝ていた。これもガワッパの仕業だという。
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キツネ
1995年 滋賀県
昭和16年、豆腐屋で油揚げを買って自転車の後ろに積んで帰ってくる途中、夜8時ごろにお宮のあたりを通ると、自転車が重いような感じがして、新聞の破れるような音がした。街灯の下で後ろを見ると、油揚げがなくなっていた。
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キツネ
1995年 滋賀県
魚を買った帰り、自転車が重くなったような気がした。家についてみると、魚は一匹もなかった。きつねが乗っていたのだ。
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キツネツキ
1966年 埼玉県
生娘が「こんこん」と言いながら高いところから飛び降りたが、かすり傷1つ負わなかったという。
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