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検索対象事例

ショウネンダマ
1952年 兵庫県
昭和22年、太山寺の照明瀧下流の絶壁で墜死した人の亡骸を持ち帰った後、自分の家の向かいの家の娘にはショウネンダマが見えて、朝まで便所に行けなかったという。

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ショウネンダマ
1952年 兵庫県
昨年の12月17日に墜死した人がいたが、その夜ショウネンダマが事故のあった近くで目撃された。
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ヘビガイケ,シライトノタキ,ダイジャ
1938年 京都府
毎夜家を抜け出す娘の後をつけると、娘は瀧に入ろうとしていた。声をかけると娘は瀧に飛び込み、しばらくすると大蛇が現れて上の池へ入っていった。
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ワカイムスメノナキガラ
2000年 沖縄県
難破した船に乗って死亡した若い娘の亡骸を火葬している時、男が話しながらその亡骸を棒で叩いた。すると亡骸から火が出て一直線に男の口に入った。
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(ゾクシン)
2004年 香川県
亡骸に涙がかかると、仏さんが迷ってあの世に行けないという。
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ネズミニオサレル,ボウレイ
1960年 大阪府
昭和25年11月2日の午後2時、うつらうつらしていると鼠が部屋に入ってきたと思ったのに、探してもいない。襖に手をかけると亡霊に引っ張られたような感じがした。
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ムネ,ムカエ
1990年 高知県
昭和20年から25年までの話である。臨終を迎えた人が死の直前に「船が来た、船が来た」と言って死んだ。
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ダイジャ,アマゴイ
1944年 愛媛県
庄屋に一人娘があった。娘は蛇と通じ、大蛇のひいた白糸についていって瀧壺に入ってしまった。娘の親が娘を捜して瀧に入ると瀧の下には青畳が敷いてあり、娘と大蛇がいた。娘は蛇に連れられてここに来たためもう帰ることは出来ないといい證文を書いた。娘は、この證文を雨乞いの県画として瀧壺にかけると雨を降らすと約束した。その年は日照りであったが、瀧壺のまわりで祈願をすると、小さい蛇が降りてきて、雨が降ってきた。庄屋の家は絶えたが、この県画は残っており、神官が保存している。今でもこの瀧壺での祈願は有効的である。しかし、他村の人が行っても、蛇は出てこず鰻が出てきて雨を貰うことはできない。
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ショウネンダマ
1952年 兵庫県
47年前の6月25日か26日の夕方、表で「ショウネンダマだ」と叫んでいるのが聞こえた。見に行くともうなくなっていた。青白い尾を引いたものが埋め墓の方に飛んでいったという。そんなものあるはずがないと言っていた祖父が7月3日に卒中で死んだ。
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シロヘビ
1933年 栃木県
娘が朝水汲みに行くと、社に白蛇が出る。娘には小さく見えるが、他の人には大きく見える。月に1度は娘の家に現われる。この後、娘の家は大金持ちになったが、娘が死ぬと蛇が現われなくなり、家没落した。
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ヤマノカミ,サンノウ,スイテングウ
1956年 神奈川県
昭和29年10月の相模湖での麻布中学生22名の遭難事故は、山王あるいは水天宮の祟りのためだと言われている。
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リュウ
1923年 京都府
尾越の一の瀧二の瀧には龍が住んでいる。龍がいる方の瀧は水がにごって底が見えなくなるという。穢物や瀬戸物の破片を投げ入れると雨降り続きとなる。
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タヌキ
1987年 奈良県
夜の12時ごろ、酒を飲んだ帰り、狸に化かされた。いくら歩いても同じ所を回ってばかりいて着かない。朝になってみたら、自分の家のずっと奥に行っていたという。
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(アカンボウノコエ)
1989年 長野県
昭和20年ごろ、2人連れで炭を焼きに行った。一日働いていると、赤ん坊がどこかで泣く声がする。休んでいると声が聞こえないが、働いていると聞こえる。家に帰ると、2人とも病気になり、一日もしないうちに死んでしまったという。
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テング
1936年 岐阜県
放牧している牛が行ける筈のない絶壁や断崖などにいることがある。これは天狗が牛をさらって人の手の届かないところへ捨てたためである。
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ベンジョ
1972年 長崎県
便所に関する俗信。便所をきれいにすると、きれいな子どもが産まれるという。便所で倒れると、便所神に見込まれたのでもう助からないという、など。
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シラハエ
1988年 愛知県
布土側の上流と下流にそれぞれ神がいて、上流の神には息子、下流の神には娘がいた。息子は下流へ、娘は上流へ行くことを親に禁じられていたが、ある日二人はお互いに会いに行ってしまい、それから毎日会うようになったのでついに父親の神に知られた。上流の神は息子をフナに、下流の神は娘をハゼにそれぞれ変え、その間に出来た子が布土川にいるシラハエだという。
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ヨナキフウジ,コノシロ
2000年 香川県
サンノウサンと呼ばれる勝間の日枝神社で昭和24年生まれ、昭和25年生まれ、昭和52年生まれの子供の夜泣き封じを行った。魚のこのしろを夜泣きする子供の身代わりに使う。神社から半紙に包んだお洗米と社紋入りの白せっこう一枚がお守りに渡される。洗米を母親が食べると母乳になって児に与えられるので霊験あらたかだといわれる。
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イニンビー
1975年 沖縄県
夫が妻を脅かそうと、痴漢のように襲った。そのときに妻は夫を殺してしまい、気付いた後で自殺した。それが遺念火の由来である。20時~22時ごろによく見たというが、50~60年前から見えなくなった。
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ショウネンダマ,アマリダマ
1952年 兵庫県
昭和25年の田植えの頃、お婆さんが盲腸炎で寝込んだ。その頃のある時、娘が夜、父と便所に行ったところ母屋の樋の辺りに杓のような形の青白いものがフワフワしているのを見た。
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(ゾクシン),ワラニンギョウ
1933年 福岡県
筑前大島では1年のうちに2人の死人を出した家では、3人目が出るといって2人目の藁人形を棺の中に入れる。そうすると、3度目の不幸をまぬがれるという。
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ベンジョガミ
1959年 大分県
便所神は女神で目が見えないという。人間がクチギレするのは便所に唾を吐くからだという。
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