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検索対象事例

ケンムン
1974年 鹿児島県
子供が生れそうな女の夫がガジュマルの木の下で雨宿りしているとケンムンが2匹現れ、生れた子供が19歳の時に死ぬようにしてきたと語るのを聞いた。

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ケンムン
1987年 鹿児島県
ある女の人が山に入った時ケンムンに惑わされ妊娠した。生れた赤子はケンムンの子だった。その家は村一番の分限者だったが、子供が死ぬと落ちぶれた。
類似事例

ケンムン
1980年 鹿児島県
ガジュマルの木の下で面白い話をしていると、ケンムンが来る。
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キジ
1960年 三重県
妻が妊娠したら夫は生き物を殺してはいけない。雉を殺して雉のような子が生れたり、雉の卵を懐にして、足に瘤のある子が生れたりしたことがある。
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(ゾクシン)
1984年 福井県
妊娠中の食事や行動の禁忌に関する俗信。骨なしの子どもやイボのある子が生れるのでタコを食べるな。土瓶の口から茶を飲むとミツクチの子が生れる、など。
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ケンムン
1981年 鹿児島県
ガジュマルの木を住家にしていたケンムンがいた。その木の下を通ると猿のような声で鳴くケンムンは愛嬌があった。夢に出てきて「○○に居る」と言い、次の日そこに行くとケンムンは必ず居た。ケンムンに好かれる人の話である。
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カミサン,アンザン
1976年 長崎県
昔、ある人が観音堂に泊まった時観音と神が鱶に食われて死ぬ子供とその防ぎ方を喋っていたのを聞いた。家に帰ると息子が生れたいたので聞いた通りにすると鱶に食われず助かった。
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ケンムン
1977年 鹿児島県
女が機を廻していたら、ケンムンが天から降りてきた。女は恐れをなして逃げた。翌日、ケンムンがまたやってきた。女はすでに逃げていた。歌を歌っていたら、女の夫帰ってきて船を浜に揚げようとしていたのでケンムンは邪魔をした。ケンムンは夫と一緒に家に戻った。妻は夫を誘い、家を捨てて遠くへ逃げた。ケンムンはその家を焼いて天に昇ったという。
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ケンムン
1997年 鹿児島県
ケンムンはガジュマルの木の生えたあたりに住んでいる。その付近には松明などが見えたり、貝殻を見た人がいた。ケンムンにばったり会った人がいた。足は2本、髪は長く、子供くらいの大きさであると言われる。
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ケンムン
1994年 鹿児島県
ケンムンはガジュマルの木に住む。木の根元には貝殻が散らばっていた。こういうガジュマルを売ると祟ると言われていた。
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クダン
1955年 岡山県
子供の頃、草間村に生れたクダンを見に行った。ぶよぶよした赤い膚にちらちら毛が生えていたことだけが印象に残っているという。
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ケンムン
1999年 鹿児島県
ガジュマルはホーギ(アコウ)と共にケンムンの住む木である。嘉徳の小浜では、ガジュマルのそばで赤ん坊をあやすような人の声がしきりに聞こえてきたという話がある。クチを知っている人にはケンムンは憑かない。
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ケンムン
1980年 鹿児島県
ケンムンがよく出る所に行った。東風が強い日には一晩いると必ず出ると言う。ケンムンはガンが好きで、ガジュマルの木の下にはその残骸が残っていて、ヤギの匂いがするという。
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ケンムン
1995年 鹿児島県
大きなガジュマルのホコラの中に人間の毛ではないいろいろの毛が入っていた。ケンムンの毛かケンムンが持ってきたものであるかはわからない。ケンムンに木を担がせて自分は楽をするという話もある。
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ヘビ
1974年 愛媛県
予州宇和郡藤田村で、ある女の所に夜な夜な夫が帰ってきて、後に懐妊した。女は病気になり、その側に蛇が来て女を守るようにいた。女は蛇の子のようなものを1斗ほど生んで死んだ。病中に女が下女に語ることには、「夫ではなく蛇であった。自分は生きながら畜生道に落ちた」と泣いたそうだ。
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(ゾクシン)
1982年 新潟県
妊婦の禁忌。妊娠中に兎の肉を食べたり、ヤカンの水を口づけ飲むと三ツ口(兎口)の子供が生れるなど。
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マエナムシ,ケンムン,ガワル
1934年 鹿児島県
20年ほど前、夜道を歩いていたら、子供が現れて相撲を取ろうと言ってきた。相撲を取ると、その子供は力が強く、叩きつけられてしまった。すると同じような子供が数十人現れ、ありとあらゆる悪戯をした。これはマエナムシ(ケンムンまたはガワル)の仕業だった。
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タタリ
1965年 宮崎県
ある金持ちが人を殺した。殺された人がたたり、その金持ちの家で生れたの子どもはヒゴばかりであった。
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テントバナ
1984年 福井県
卯月八日にさおの先に花を束ねてつけて立てるテントバナが高いと男の子が生れる。
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(コソダテユウレイ)
1965年 高知県
妊婦が死んだときには、胎児を取り出して別々に埋葬する。昔、毎晩女が菓子を買いに来るのであとをつけると、墓のところで消えた。墓を掘り返すと、赤子が生れて泣いていた。こういうことがないように「身二つにして埋めにゃあかん」という。
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ケンムン
1969年 鹿児島県
ある男が12月頃の晩に潮干狩りに行く。木を枕に海岸で寝ていると、その木はケンムンの枕木だったのでケンムンの声がして来た。「今晩生まれる子が女の子であれば、他部落に嫁入りするように。その時大雨が降るが木の下に隠れるように。その時石垣もろとも木が倒れ娘は命を失う。運命だ。」男が家に帰ると女の子が生まれていた.。成長し嫁入りすることになったが予言どおり大雨になった。父はついていくといって聞かず、雨宿りさせなかったので無事に嫁入りは終わり、その子は百才まで生きた。それで田舎ではケンムンの死の予言を祓う。
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ケンムン
1980年 鹿児島県
ケンムンと相撲をとったが弱かった。ケンムンは子供の風体をしてあり、身長は2尺歩かないかで全身毛だらけである。
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