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検索対象事例

イチジャマ
1996年 沖縄県
イチジャマは、他人に凶事を引き起こす力があるとされた。そのためにこの系統の者との婚姻は忌まれた。

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イヌガメ,イヌガミ
1933年 島根県
当地方では犬神(いぬがみ)系統の者をイヌガメモチという。犬神は75匹をもって一眷族だとする。犬神系統の者は系統遣と称せられて、婚姻を結ぶ者がいない。
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カマ,(ゾクシン)
1976年
人家にある釜が鳴るということは、かならず凶事であるのといって忌むことである。
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イチジャマ
1972年 沖縄県
代々悪霊に取り憑かれた呪術者であるイチジャマ(生悪霊)の者は秘伝の儀礼により他者に損害(病気・財産損害・火事・不満等)を与える力を持つ。イチジャマと判明した者は社会的に追放された。女に多い。
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ショウエン,シエン
1996年 沖縄県
生怨や死怨のために病気になることがある。凶死した者や供養されなかった死者が病気を引き起こし、生怨はその系統の者が呪をすることによって発生すると考えられていた。
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イチジャマ
1972年 沖縄県
イチジャマ(生悪霊)はご機嫌をとらねばならず、何かを欲しがったら必ずやらねばならない。イチジャマに出くわしたら気付かれない様に人差し指で指してあるけば憑かれるのを防げる。
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イチジャマ
1972年 沖縄県
或るイチジャマ(生悪霊)の女が隣の部落に嫁に行ったがすぐに離婚して実家に戻った。イチジャマの家系では子供も早死にするケースが多かった。また、「シータニキリルン」(精種切れる)、子孫が絶えるといわれていた。
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オヤ,シ,(ゾクシン)
1915年 栃木県
他人に胸を叩かれると親が死ぬといわれている。
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カラスナキ
1923年 秋田県
烏鳴きが悪い時には凶事があるといわれる。
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(オヤノシ),(ゾクシン)
1915年 栃木県
他人に胸をたたかれると親が死ぬといわれている。
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イチジャマ
1972年 沖縄県
代々悪霊に取り憑かれたイチジャマ(生悪霊)の家系は「種子を悪くする」という事で結婚に支障があった。家族の反対を切ってイチジャマの噂のあるN家の娘と結婚したM家の息子は間もなく死去した。
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ハシ,キョウジ,(ゾクシン)
1915年 岩手県
箸を違えて置くと凶事があるといわれている。
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イチジャマ
1972年 沖縄県
Tの妻の母がイチジャマ(生悪霊)の女から子豚を2円50銭で購入した。買った翌日に子豚は死んでしまったが母はイチジャマに黙って残金を長男に払いに行かせた。母はその日に腹痛、翌日には長男が発熱。アンキングヮ(脈を取る人)を呼んでウシヌキウガン(取り除ける儀式)をさせて治ったが、その時アンキングヮにイチジャマとハカイピキ(商行為)をするとはと叱られた。
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(ゾクシン)
1999年 長野県
婚姻の場合、嫌われたのは丙午の女性であった。
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ジンジャ,ユメ,キョウチョウ
1950年 千葉県
神社の夢を見ると凶事が起きる。
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(ゾクシン)
1942年
産火の忌みを守らなかった者が、熊に食われた。
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(ゾクシン)
1942年 不明
櫛を投げて、それを取った者は、血縁者でも他人に変わると信じられていた。
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シロヘビ,キョウジ,(ゾクシン)
1915年 長野県
上蔵耕地では白蛇を見ると凶事があるといわれている。
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コウデンニカンスルゾクシン
1939年 千葉県
間違って他人に自分の田を耕されると、人が死ぬといわれ、非常に嫌がられるという。
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イミ,ブッコミ
1964年 福島県
正月・5月・9月は忌みのかかることを嫌う。ことに正月の松の内(15日まで)の忌みは、ぶっこみといい、忌みのある家からは家族も親類も出られない。
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ザシキ,キョウジ,(ゾクシン)
1915年 徳島県
旅立った者が川を越えるより前に座敷を掃くと凶事があるという。
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イチジャマ
1972年 沖縄県
Tの弟が夜中に腹痛を起こしたが、イチジャマ(生悪霊)に取り憑かれた故か否か、村のビジル(賓頭盧、霊石の意)を持ち上げて判断する事になった。幸いイチジャマの憎しみが解けたので、ビジルの許より帰宅する前に癒えた。
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