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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オンリョウ,ケンムンケンムン,イマジョ,ケンムンマツ
1985年 鹿児島県
昔は村の角でイマジョの怨霊話や妖怪ケンムンの話をした。午後7時ごろの日暮れになるとケンムンマツと言われる影の無い妖怪の火が近付いてくる。自動車が走り出してからは見なくなった。

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イマジョ,オンリョウ
1985年 鹿児島県
徴兵検査へ行った帰りにイマジョの怨霊に追いかけられた。イマジョは綺麗な女で尻に届くほどの長い髪である。白い風呂敷を斜めに背負って脇の下で締めている。終戦になる少し前までは出たが、自動車が多くなった頃から出なくなった。
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ヨウカイ
1997年 山形県
大金持ちにしてもらう約束で妖怪を同居させた男がいた。それで男は大成功したが、約束を反故にして妖怪を追い出しにかかった。怒った妖怪は男から幸運を取り上げ、男は貧乏になり、家も妖怪のものになってしまった。
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ケンムン
1983年 鹿児島県
ケンムンは赤い毛におおわれた子供ぐらいの大きさの妖怪である。夜に道を迷わせたり、ケンムンを見ただけで死んだ人もいる。ケンムンは人の左手を引いていくので、自分の左手の人差し指を噛むと妖怪は離れる。
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オミコシ
1955年 静岡県
お見越しという妖怪が出る。道を通ると優しい人がいて、話をしているうちに話の様子によって大きくなって見せる。
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ケンムン
1984年 鹿児島県
谷間などに入るときはケンムン(妖怪)が出没することがあるので、オダキの神に「ケンムンが来た時は鉄砲を撃つよ」と声を出して言ったりする。
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オンリョウ,(ユウレイ)
1990年 長野県
怨霊となって出るという。
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イマジョ,バケモノ
1985年 鹿児島県
古仁屋から嘉鉄に帰るとき、黒い牛に追われたという人がいた。牛もイマジョの怨霊だと信じられており、そんなときは直接自分の家には入らず、村の中を廻って、「わたしはイナビキだ」と唱えるとイマジョは消える。
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クウタクヨウカイ
1977年
『今昔物語』に「空宅妖怪の話」がある。
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ヨウカイ,バケモノ
1980年 三重県
勢州の津にある堀という家に妖怪が起こり、家の中のあらゆるものが動き回った。しかし武勇優れた主人は全く恐れなかったので、主人がどこかに行く時だけ妖怪があった。そうして1ヶ月余り経つと、最初は怖がっていた家族も全く気にしなくなったので、妖怪は止んでしまった。
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ケンムン
1997年 鹿児島県
ケンムンの話は家の中でしてもいいが、外に出たらしてはいけない。
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アヅキドキ
1931年 岡山県
小豆どきという妖怪がいるといわれる。
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スナマキ(ダヌキ)
1931年 岡山県
砂マキという妖怪がいるといわれる。
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イマジョ,オンリョウ
1985年 鹿児島県
明治維新の文久か慶応のころ、夜半の1時か2時ごろに何回もイマジョの怨霊の姿を見た。白い風呂敷を背負っていて、長い黒髪をした美人だった。サッサッと足早に歩くが足は見えなかったという。
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ケンムン
1981年 鹿児島県
ガジュマルの木を住家にしていたケンムンがいた。その木の下を通ると猿のような声で鳴くケンムンは愛嬌があった。夢に出てきて「○○に居る」と言い、次の日そこに行くとケンムンは必ず居た。ケンムンに好かれる人の話である。
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ケンムン
1977年 鹿児島県
民間療法的なものにケンムンのメーフキにクチというのがある。ケンムンは山にいる妖怪で、これは人間の目を欲しがる。涙が出、眼に白い玉ができた時、ケンムンに目をとられたと言って、大急ぎでケンムンのメーフキのクチを言う。
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ヨウカイ
1931年 沖縄県
妖怪は鶏の鳴き声を恐れるのだという。
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ヨウカイ,モウクンドウ
1977年 福島県
妖怪のことを、モウクンドウという。
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ヨウカイ
1997年 山形県
ひどいケチの家主がおり、所有するアパートに妖怪が出ると聞いて家賃を取ってやった。あきれた妖怪はアパートを出て行った。実は、妖怪を追い出す手段として実行したのであった。
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アカシャグマ
1934年 徳島県
徳島のあかしゃぐまという妖怪の話を聞いた。これはしゃぐまを被った髪形をした赤い子どもの話である。
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ヨウカイ
1990年 山形県
昔から夜になると外出はしなかった。闇の中に妖怪がいて、病気を植え付けるからである。
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ヨウカイ
1995年 沖縄県
ウチテーガネクは妖怪が出る場所として知られていた。夜間に妖怪の出る場所を通るときには、魔除けとして男は褌を頭からかぶり、女は簪を抜いて髪をかき乱し、簪を口にくわえて通るとどんな妖怪でも退散すると言い伝えられている。
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