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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ウマニワザワイスルモノ
1974年 高知県
荷物を引く馬が夜道で動かなくなると、手綱の先の小口いう輪から覗いてみる。すると悪さをしているものの正体が分かる。

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エンコー
1974年 高知県
馬が急に歩けなくなると、その手綱の先端の輪を通して見る。すると正体が分かる。エンコーに馬を川に引き込まれないために鹿の角を下げていった。
類似事例

ボウレイ
1980年 神奈川県
お盆に舟で荷物を運んでいると、突然、櫓が動かせなくなる。何とか荷物を送り届けて和尚に話をすると、運んでいた荷物の中にありがたい経文があり、それに海にいる亡霊が付いたのだろうと言う。
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フナユウレイ
1984年 愛媛県
船幽霊に出会った時は、コグチという輪になった縄の船具で覗くと正体がわかる。
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カッパ
1987年 岐阜県
河童が道に出てきて悪さをしたが、観音様の石を建てたら悪さをしなくなった。
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キツネビ
1987年 長野県
馬を引いていてきつね火を見た時は,馬の尻尾に掴まったり,手綱を取ったり,上に乗ったりして馬の歩いていくのに任せないと,とんでもないほうへ連れて行かれてしまう。馬は利口な生き物なので,必ず家につれて帰ってくれるという。
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カッパ
1977年 青森県
河童はうまの腸が大好物。ある人が川で馬を洗っていたら、馬が興奮しはじめた。河童が馬を川の中に引こうとしていたのだが、馬が暴れて手綱に絡まり、家まで引きずられていってしまった。
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キツネ
1989年 茨城県
馬を引いて山に入り沼の傍を通っていると、突然頭上を白いものが飛び越え、馬は手綱を振り切って逃げた。馬は家に帰ってきたが、男が戻らないので家族が心配して探していると、蕎麦の畑で歩き回っていた。こうなった理由はわからないが、おそらく狐の仕業だろう。
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1977年 長野県
信州木曽路の小田井の駅の西に、草の生えない14~15間で、幅5~6寸の輪がある。その近くにも輪があり、この輪の中に馬を乗り入れると必ず死ぬという。
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エンコー,マモノ
1974年 高知県
牛が動かなくなると手のひらを普段とは逆の方向にかざしてみると、その魔物の正体が分かる。またエンコーは鹿の角を嫌う。
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カッパ
1960年 大分県
ある人は、カッパが馬を曳こうとして、反対に手綱にぐるぐる巻きになっているのを見つけた。「この野郎」とばかり柄杓の水をぶっ掛けたらカッパの皿に水が入り、手綱を切って逃げ去った。
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ヤマオトコ,ヤマンババ
1957年 富山県
ヤマンババは悪さはしない。ヤマオトコというのもいるらしいがどんなものか分からない。山の神とは違う。
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タヌキノヒ
1994年 京都府
田舎では狸の火ということがよく言われる。人の持つ提灯の灯と分かるまでは、正体の知れぬ火がふわりふわりと動くのは不気味である。
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オオカミサマ
1966年 埼玉県
オカミサマには山でよく会う。馬くらいの大きさであとをついてくる。正体は山犬ではないかといわれている。
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ウマ
2001年 山口県
竜蔵寺の、雪舟の絵馬の馬が田畑を荒らしたので、手綱を描き添え、切り筋を引いた。
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タカンボ
1958年 香川県
夜道を歩いていると影のようなものが動く。見上げるとどんどん大きくなる。日が上がるとタカンボは見えなくなる。
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バケモノ,(ミチニデルヨウカイ)
1990年 長野県
夜道にはバケモノが出るという。
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ウマ
2001年 石川県
観音堂の絵馬の馬が田畑を荒らしたので、手綱を描き添えた。
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ヘンリンシャ
1975年 滋賀県
近江国甲賀郡で寛文のころ、見たら気を失うという片輪車が深夜に現われるようになった。ある家の女房がこれを覗き見れば牽く人もない片輪の車に美女が乗っていた。それは家の前で止まり、おまえの子を見てみようというので探したが姿がなく、罪は私にあるという歌を戸に貼ったら返してくれた。
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セッチン,トリ,(ゾクシン)
1915年 愛媛県
雪隠にいる人を覗くと鳥になるという。
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ウマ
2001年 埼玉県
岩殿観音の絵馬の馬が田畑を荒らしたので、手綱を描き添えたら、いなくなった。
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ヤマカガシ,カワノヌシ
1937年 愛知県
川などで首のところが黄色く輪になっている山かがしを見ることがある。首に輪をはめている山かがしは川の主の仮の姿だという。だから「小さいなあ」と言うと急に大蛇になるので、いくら小さくても「大きいなあ」と言わなければならない。
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