国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

オイシノバチ
1981年 和歌山県
在郷軍人が忠魂碑を作る為に、話者の父の田の意思を掘り出そうとしたが、その石は地中深くまで深く広く続いていたので諦めた。話者の父はその罰が当たり、亡くなった。

類似事例(機械学習検索)

(ヤナリ)
1990年 福島県
話者の他家に嫁いだ姉が亡くなった晩、カラカラと窓の開く音や、階段を上がる足音がした。話者の父が亡くなったときも、一晩中家の中がガタガタとしていたという。
類似事例

ヤクシサマ
1985年 新潟県
話者が嫁入り後に体を壊していたとき、実家の父が毎日薬師様を拝んでいたところ、夢枕に白い髭のお爺さんが出て「必ずよくなる」と言った。次の日、話者の父が婚家を訪ねると、その家の薬師様の掛け軸のお姿が、昨日夢で見たお爺さんと同じだった。話者はそれからよくなった。
類似事例

キツネ
1983年 岩手県
1930年前後のこと。話者の父は山で狐が酒盛りしているのを見たという。
類似事例

キツネ
1981年 長野県 
話者の父が夜、娘の家に行くのに迷いに迷ってやっとたどり着いた。キツネの仕業。
類似事例

キツネ
1982年 宮城県
話者が夜、亡くなった父に呼ばれて浜の方に歩いていった。杉の葉に刺されて気がつくと、月夜のように思っていた夜が闇夜だった。
類似事例

ママコノウッタエ,スズメ
2001年
父が旅をしている間に兄妹が継母に殺される。帰ってきた父が子供たちを捜していると、雀が飛んできて、みやげはもういらぬ、父に会いたい、と鳴く。父が鳥のとまった木の根元を掘ると子供たちの死体が出てきたので、継母を処刑する。
類似事例

キツネ
1972年 千葉県
狐は人を化かして、麦畑を池だと思わせて「おお深い、おお深い」と歩かせたりする。
類似事例

キツネ
1982年 東京都
ある人が田んぼの中を「おお深い、おお深い」と言いながら腰をまくって歩いていたと言う人がいる。
類似事例

ママコノウッタエ,フエ,シャクハチ
2001年
父が旅をしている間に兄妹が継母に殺される。虚無僧が兄妹の埋められたところから生えた竹で尺八を作って吹くと、父の耳に、みやげは何になる、父は恋し母は恨めし、と聞こえる。父は子供たちの死体を掘り当て、継母を処刑する。
類似事例

オシラサマ
1956年 中国 晋
娘が父を思い、飼っていた馬に父を無事に連れて帰ったならば馬の嫁になると約束した。馬は父を連れ帰ったが、父は怒り馬を殺して皮を晒してしまう。皮は娘を捲いて桑の木の間に飛び去り、やがて蚕となった。
類似事例

オシラサマ
1956年 中国 晋
娘が父を思い、父を無事に連れて帰った者の嫁になると宣言したが、部下は誰一人連れ帰ることができなかった。馬がそのことを聞き、父を連れ帰ったが、父は怒り馬を射殺して皮を庭に晒した。皮は娘を捲いて飛び去り、やがて女は蚕となった。
類似事例

ヒノタマ
1999年 宮崎県
話者の父が若いころのこと。5月の末の桑の木伐りの帰り、馬に桑をつけて川を渡っていると、北のほうが明るくなり、大きな火の玉が出た。友人と「提燈代わりだ」などと軽口していると、聞こえたのか火の玉は父らのほうへまっしぐらに来て、頭上をぐるぐる回った。父たちは南無阿弥陀仏を唱えながら逃げ出した。
類似事例

ヒノタマ
1995年 長野県
父が火の玉になってあらわれた。
類似事例

シンレイタイケン,チチ
1995年 福島県
夕食時にやってきた父の姿を見て「アラ、父は明日死んでしまう」と思わず声を出したら、元気だった父は次の日突然死んだ。また、夫に不吉な予感がして「病院へ行こう」と行ったら夫は事故死した。
類似事例

キツネ
1989年 群馬県
普通の道を「おー深い、おー深い」と言いながら歩いていた。狐の仕業。
類似事例

キツネ
1981年 三重県
狐が人を化かす。化かされた人は頭に着物を載せて「ああ深い、ああ深い」といって田んぼの中を歩いた。
類似事例

アツタジングウノカジ
2002年 愛知県
熱田神宮の楠の下に乞食が寝ていた。夜中楠から火が出て本殿にも燃え移りそうになった。神主が御神体を持ち出そうとするが鍵が開かない。そこへ神主の父が来て鍵を開けた。父が再来を告げて去ると火が治まった。父は再来せず、自宅へ戻った神主が父に謝辞と何故戻ってこなかったのかを尋ねた。すると父は何も知らぬ、それは末社の神が出てきたのではないかと語った。
類似事例

ケンムン
1975年 鹿児島県
ガジュマルの木が生い繁る所で、木の上を見ると手を耳に当てて座るケンムンを父が見た。祖父が声を出した父の口を押さえてつねった。帰宅後、父は病気になったが、ユタフゾンに治してもらった。
類似事例

エンマダイオウ
1937年 兵庫県
身上のよい家の父が死に、千両箱1つを墓に埋めさせて、2つは養子に与えた。それを聞いた欲の深い父の兄弟は、エンマ大王に化けて墓を掘り起こし、残りの千両箱を取りにきたが、別のよく深い親類が皆殺しのために用意した毒入りぼたもちを食べて死んだ。
類似事例

タテイシ,イナリ
1973年 東京都
立石村の名主の畑に高さ1尺位の丸い石があった。掘り出そうとしたが思ったより深く途中で帰った。翌日行くと掘っただけ石は地中に入って、1尺ほど地上に出ていた。何か良い事があるだろうと埋めて帰った。翌日見ると再び石が地表に出ていた。石の上に稲荷の祠を建てた。この石があるから立石村と言うのだろうか。
類似事例

キツネ
1984年 山梨県
道で川の中を歩くように下駄を脱いで尻をまくり「深いぞ深いぞ」と歩いている人がいた。狐の仕業。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内