国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

オリュウドサマ
1972年 千葉県
元日の朝、笠森観音のお堂に上がって大般若経を唱えると、東の海からオリュウド様という火の玉のようなものが上がってくる。手を叩くと消える。海で死んだ無縁仏がお経を聴きに来るのだといい、元旦から七日まで出るという。

類似事例(機械学習検索)

カッパ
1924年 岩手県
東林家の座敷には海から河童が上がってくる。
類似事例

カッパ
1999年 佐賀県
河童が海から丘に上がったのを見た人がいる。
類似事例

ダイジャ
1997年 高知県
つたのという美しい人がワロウ淵の大蛇に見初められて洞窟に引き込まれた。そこで彦助という人が大般若経を買ってきて、和尚と共にワロウ淵に行った。そしてお経を唱え、大般若経を淵に放り込んだ。すると大蛇は嵐を呼んで荒れ狂ったが、ふりそそいだ天の光に焼かれて死んだ。
類似事例

ヒノタマ
1978年 新潟県
川で火の玉が上がった。その火の玉が上がった場所を探してみると、岩に足をはさまれた死者がいた。
類似事例

エンコウ
1928年 広島県
エンコウは海にて、川には上がらぬといっている。形は河童と同じようなものらしい。
類似事例

ダイブツイシ
1967年 福島県
海から上がったといわれる立石があり、昔からこの石は成長するといわれている。
類似事例

タタリ,(ゾクシン),(キトウシ)
1988年 長野県
祈とう師のことを御嶽行者と呼び、祟り・障りがあるときには願ってもらう。ひのきで火鉢に火を焚き、その火を幣束で叩きながら唱え言をしたという。法華信者は大太鼓を叩きながら法華経を唱え、お経の本で病人の体をさすりながら、経を唱えたという。
類似事例

コボウシ
1934年 長崎県
10年前、漁に出ていたら船に小法師が上がってきた。船は進まなくなったが、一心に経を読んだら助かったという。
類似事例

カネ
1974年 埼玉県
寺で大般若経を読誦すると美しい鐘の声がひびく。
類似事例

キツネ
1970年 滋賀県
年の暮れに米を売って正月の準備をする。クレゴメという。話者の父がその金を取りにいき、一杯呑んで帰り道、野道が一面の海になった。座って大般若経を唱えると、田んぼになった。狐の仕業だろう。
類似事例

ウマ(ゾクシン)
1990年 秋田県
馬が座敷に上がると、人が死ぬ。
類似事例

モウレイ
1982年 宮城県
モウレイは、海で死んだ人の霊が海に出現するもの。
類似事例

オハンニャサンノオシメ,(ゾクシン)
1961年 愛媛県
「お般若さんのおしめ」は、わらなわで輪を作り山草をつけたものであるという。これはお観音さんの般若にまつっておき、般若が村を回るときにもらう。家の中で最も出入りの多い所にかけておいて悪病よけにするといわれている。
類似事例

シンダオトコ
1931年 青森県
古寺の和尚が真夜中に目を覚ますと枕もとにいた男が和尚の顔をじっとみていた。和尚が「死んだのだな。お経を上げてもらいたいのだな」と思い本堂に向かうと男はついてきた。お経を上げている間、十個は座っていたが、お経が終わったときには男の姿は見えなくなっていた。
類似事例

(ゾクシン)
1987年 静岡県
家から火の玉が上がると死の予兆。あと二、三日だとされる。
類似事例

ウミテング
1956年 東京都
海天狗というものは人を化かす。
類似事例

ヒノタマ
1991年 愛媛県
火の玉が出た。
類似事例

フナユウレイ,(ウミニデルヨウカイ)
1990年 長野県
海には舟幽霊が出るという。
類似事例

ウミガメ
1973年 香川県
亀エビスは海亀を祀ったものである。あるとき、藻を取りに海へ行くと、大きな海亀が死んでいた。海へ一度捨てたが、翌朝になるとまたあった。そこでここにおりたのだろうと言って、今の場所に埋めて祀ったという。
類似事例

カンノンサマ
1961年 静岡県
正月3日は伊浜では観音さまの上られる日で、祭りが行われる。この観音さまは昔網にかかって上がったものである。
類似事例

シチニンミサキ
1965年 高知県
海に行くと七人ミサキに憑かれることがある。海で死んだらあとを誘う。七人とると最初の死人は仏になれるという。拝んでくれる人に頼んで、落してもらう。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内