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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

フジノミ
1970年 岡山県
2月5日は藤の実が走る日。その実が人に落ちるとその人は患ったり死んだりする。

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カボチャ
1956年 宮城県
三月三日、かぼちゃの種を蒔くと、なった実が落ちないという。
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テング
1937年 京都府
篠村の長尾というところにいる天狗は、1月9日の山の神の日に山に来た者に藤の実を当てる。当てられた者には悪事災難がやってくる。
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(ゾクシン),シ
1935年 鹿児島県
1人死ぬと、その初七日の間に2人死ぬ。
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(ヤマノカミ)
1984年 新潟県
旧2月9日は山の神の日でこの山止めの日に山へ行って死んだ人がいる。
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テング
1940年 神奈川県
文化4年7月5日、3人の人が天狗に投げられ、1人が死亡、2人が怪我をした。
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イナムシ,サイトウサネモリ
1978年 広島県
土用五郎の日は斎藤実盛が死んで稲虫になった日である。この日、農民は稲田に入ることが出来ない。
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ボウレイ
1977年
2月15日、5月15日、7月14日、8月15日、9月16日、12月晦日の年6回亡霊が来る日だと言う。7月14日と12月晦日は特に別に祭る。
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カボチャ
1956年 宮城県
三月三日、節句の餅を半分食べてかぼちゃの種を蒔くと、なった実が落ちないという。
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アダン
1966年 沖縄県
昔、南風原の神里で、子連れの婦人が子供に食べさせるためにアダンの実を農夫に乞うた。しかし農夫は頑としてこれを拒否した。婦人は「もう次から実をつけるなよ」と言い残し子供と去っていった。それからは神里ではアダンの実が結ばなくなったという。
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ヤツフサウメ,シンランショウニン
1928年 新潟県
越後の国府に滞在していた親鸞聖人が宿の主人夫婦を教化した。聖人が梅の実を取って、浄土往生が間違いなければ、花一輪に八つの実をつけようと言った。その実を庭先に植えると、花は八重になり枝葉は四方に広がった。これを八房梅と呼ぶ。
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コトダマ
1981年
節分や除夜の時に、果樹がある家では、1人が樹上に登り、もう1人が斧を持って木に向かう。その木に向かって、「来年よく実がなるか、ならないか」と言うと、樹上の人は「なりましょう」と答える。すると来年よく実がなるという。
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マケアレ
1941年 徳島県
その土地を買ったら、家の人が死んだり、病気を患ったりするという場所。
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タケノミ
1956年 宮城県
竹に実の生った年は凶作になるといわれている。
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ニジュウゴニチサマ
1956年 東京都
飢饉の時、カジ山で男がカツラ(藤の実)を掘っていると三味線や太鼓でチャンキリチャンキリ赤い襷姿の者が来る。二十五日の神だった。「ガシドキだから25日に来てくれ」と言ったら戻っていった。男は間もなく死んだ。
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ヒーヌシー
1985年 沖縄県
病気の親の薬代を稼ぐため、奥山へ椎の実を拾いに行った。暗くなりかえり道もわからなくなった。大きな木があり、その木にもたれて寝たら、夢に小人みたいな木の精(ヒーヌシー)がたくさん出てきて、歌を歌って回った。翌朝目が覚めたら、頭の上のザルに一杯椎の実が入っていた。この人は椎の実を打って薬を買い、親の病気を治したという。
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ヤクガミサマ
1963年 福島県
12月8日には2月8日と同じことをするが、厄神様が降りてくる日。
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(ウルシノミノヨウナモノ)
1982年
享保18年、水口より伊勢路にかけて、大豆に似て平らで小さな漆の実の様な物が降った。木曽路ではこの実を粉末にして米に混ぜて団子にして食べると言う。江戸道中にはだいたい降ったと言う噂である。
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セイレイ
1922年 佐賀県
茶の実で作った油を頭につけると、つけた人の生霊が他人につくといい、これを嫌う。
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アカナー
1929年 沖縄県
昔正直者のアカナーと狡猾な猿がおり、二人の庭に桃の木があった。桃を独り占めしたい猿が悪巧をし、負けた方が勝者に殺されるという条件で実を売る競争をしかけた。アカナーは策略で熟さない実を売らされ、サルは熟れた実を売った。案の定アカナーは負けたが、正直な彼を気の毒がってお月様が助けてくれた。
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フジ
1977年 富山県
老藤が女に化けることがある。
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(ゾクシン)
1938年 宮城県
栗の実がはぜる夢を見るのは、子供を身ごもった前兆だという。
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