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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ムジナ
2001年 新潟県
お庚申、甲子講でもらった餅を持っていると、狢に道を仕切られて家へ帰れない。重箱に唾をしかけてやっと帰れた。

類似事例(機械学習検索)

キツネ
1995年 愛知県
狐は化かして同じところをくるくる歩かせて、人を帰れなくさせる。
類似事例

コウシンコウ
1968年 群馬県
庚申様は家の神様で、庚申の日に庚申講をする。宿は12月にくじを引いて決める。やらずにいるとその時期に災難があるといい、実際にやらずにいたところ、ある家が火事になったことがある。
類似事例

ムジナ
2001年 新潟県
狢に化かされないためには、眉に唾をつける。
類似事例

キツネ
1990年 長野県
波田へ行く途中できつねが出て人を騙した。畑の道をぐるぐる回らされて、夜が明けてからでないと帰れないことがあった。
類似事例

キツネ
1931年 長野県
道に迷い帰れなくなったので、狐に化かされたのかと思い、煙草を吸ってもう一度考えてみた。するとすぐ自分の前に大通りが見えてやっと家に帰ることができた。
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コウシン
1963年 新潟県
漁に出てしけにあった漁師が庚申さんに願をかけると帆柱の上に庚申さんが現れ、庚申講に入っていないものがいるから助けないと言った。その人が、一生講の常宿をすると約束すると生命が助かったという。
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ダイジャ,カニ
1982年 群馬県
赤堀の道元という大尽の娘が16歳で赤城山へ行き、小沼に入って蛇体になった。お供の者も家には帰れないと言って、娘について沼のカニになった。命日には赤堀家は小沼に重箱に詰めた赤飯と酒を持って行く。重箱は一旦沈んで、空になってまた浮いてくるという。
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キツネ
1955年 山形県
男が法事の帰り、餅を持って高登楼という所に来たら、狐が知人に化けて相撲を挑んだ。男が重箱を置いて相撲を取ろうとしたら、狐は重箱を持って逃げた。
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オンリョー,(カワヤイケニデルヨウカイ)
1990年 長野県
大水の時に、川の中瀬でオンリョーを見ると帰れないという。
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キツネ
1974年 愛知県
タバコ屋のおばあさんが、山桃をたくさんもらって帰るとき、どうしても家に帰れずたどり着いた時には山桃が全部なくなっていた。食べ物を持っていたため狐に狙われた。
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キツネ
1995年 愛知県
ある夜、便所に行った子供が「こっちへ来い」と声が聞えて、その方向へ歩き出したら完全に道に迷い二日二晩家に帰れなかった。狐のいたずらだという。
類似事例

リュウジン
1970年 三重県
舟に乗るときに米をリュウジンさんに供えると無事に帰れる。
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オクリオオカミ
1968年 福井県
夜、1人で歩いて無事帰れた時は「送り狼に送ってもらった」といい、礼として玄関先に握り飯とニシンを出す。
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キツネ
1989年 山梨県
Aさんのお母さんが、昔、中富町へ買い物に行って、何をしても帰れない。狐に化かされていたのだ。
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キツネ
1980年 秋田県
重箱に餅を入れていって、お返しに饅頭をもらった。後で見たら馬糞だった。狐の仕業。
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ヤマノカミ
1970年 岡山県
1月9日は山の神が木の夫婦合わせをしている日なので、人がいると一緒に数えられてしまい帰れなくなってしまう。
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ムジナ
2001年 新潟県
狢の姿が前に見えても、本体は後ろにいる。狢に追いつこうとして倒れると、後ろの狢に憑かれて狢憑きになる。
類似事例

キツネ
1998年 奈良県
昔、お祭に呼ばれして、ご馳走を重箱に入れて歩いて帰った時、家につくと重箱の中が空っぽになっていたという話をよく聞いた。狐に騙されたのだろう。
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キツネ
1933年 長野県
道の横に古狐がいた。殺すつもりで石を投げつけると、真っ暗闇になってしまった。どうしても家に帰れなくなり、枯草を焚いたらいくらかは明るくなったので、どうにか帰ることができた。
類似事例

キツネ
1993年 岩手県 
ある人がお祝い事の帰り、家に帰ったと思ったら堤池の中だった。その後も一本道を行ったりきたりで、とうとう家に帰れなかった。狐の仕業だろうか。
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カクシボウズ
1982年 群馬県
昔は、夕方子供がいつまでも遊んでいると、かくしぼうずが出て来てさらうから帰れ、と言って家の者が迎えに来た。
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