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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1993年 岩手県 
ある人がお祝い事の帰り、家に帰ったと思ったら堤池の中だった。その後も一本道を行ったりきたりで、とうとう家に帰れなかった。狐の仕業だろうか。

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コエ
1985年 香川県
ある人が夜寝ていると呼ぶ声がする。はっと気が付くと、いつのまにか家を出て池の堤に立っている。あわてて家に帰ったが、また呼ぶ声がして気が付くと池の堤に出ている。恐ろしくなり、家に帰って光明真言を唱えて夜を明かしたという。夜遅くにうまいことを言って外から誘いに来るのは人間ではないから一緒に行ってはいけないと言われている。
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キツネ
1931年 長野県
道に迷い帰れなくなったので、狐に化かされたのかと思い、煙草を吸ってもう一度考えてみた。するとすぐ自分の前に大通りが見えてやっと家に帰ることができた。
類似事例

キツネニバカサレル
1983年 山梨県
狐にだまされて川の中を歩いていた人は、家に帰って気がついた。
類似事例

キツネ
1980年 秋田県
話者が12歳のとき、4人一緒に歩いていたら、突然一人いなくなって、帰ってこなかった。狐の仕業。
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ホトケヅキ
1965年 岩手県
10月は仏月といい、祝い事をしてはならないという。
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キツネ
1972年 千葉県
お祝い事の帰り、ご馳走を持っていたら、狐に食べられて大根を背負わされて一晩中歩かされた。大根には爪の跡がついていた。
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キツネ
1995年 愛知県
狐は化かして同じところをくるくる歩かせて、人を帰れなくさせる。
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キタロウギツネ
1965年 山形県
昔天童にきたろうという名の狐がいた。人に化けて山形の殿様に飛脚として仕え、秋田の殿様に手紙を運んだ。飛ぶように速かった。途中にあぶらげを売る店があり、必ずそこに寄ってあぶらげを食べた。その様子から狐ではないかと怪しんだ農鍛冶屋が、ねずみを油で揚げて鉤に引っかけておくと翌朝きたろう狐が引っかかっていた。
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キツネ
1980年 秋田県
法事の土産の餅や饅頭が、家に帰ると石になっていた。狐の仕業。
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キツネ
1957年 新潟県
ユイで米を搗いた帰り、遅くなって一人で歩いていると大人でも子供でもないものがカンテラを灯した。子供が迎えにきてくれたのかと思って帰ると、子供はずっと家にいた。あとで見ると雪が一ぺら降っていた。狐の仕業。
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キツネ
1938年 長野県
狐は人の前に障害物を置いて帰れなくしたり、様々なものに姿を変えたりする。また、家の中にいた人が急に飛び出して狐と一緒に山に登ることがある。
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キツネ
1982年 宮城県
ある人が妻の実家に苗を取りに行った帰り、水の中で泳いでいた。狐の仕業。
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ヤマイヌ
1987年 岐阜県
遅く帰ると山犬が送ってくれる。家に帰って足を洗って足の裏を見せると行ってしまう。
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キツネ
1980年 秋田県
ある人がクキに行って帰ってきたら自分の家に入れず、畑の周りを回らされていた。狐の仕業。
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キツネ
1987年 岐阜県
話者の祖父が夜、油を買って帰る途中で、狐が化かして取ろうとして家に帰る道をわからなくしたが、盗めなくて諦めた。祖父は近くの家の人に送ってもらって帰ってきた。
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キツネ
1976年 宮城県
風呂に入ったつもりで堤に浸かっていた人がいる。キツネの仕業。
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キツネ
1983年 千葉県
夜遅くに魚をもって帰っていると、その匂いで狐が来てその人を化かし、家へ帰る道がわからないで同じところをぐるぐる廻っていた。
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キツネ
1974年 宮城県
ある人がある晩に酒を飲んで家に帰る途中、狐にばかされた。自分の家に帰ったように錯覚させられ、座主から買って帰ったおみやげを子供に出したつもりでいたが、狐に食べられてしまった。その時に出していた缶詰には狐の歯形がついていたという。
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キツネ
1980年 青森県
八戸からの帰り、にわか雨の音がした。濡れるといけないので土産をそっくり置いて帰った。あとで取りに帰るとなかった。キツネの仕業。
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キツネ
1984年 山梨県
あるお婆さんが家に帰ろうとして、同じ道を右往左往していた。お爺さんが見つけて連れ帰った。狐の仕業。
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キツネ
1997年 青森県
家に帰る途中、萱や葦の中から人の声が聞こえた。その声についていったら道に迷った。きつねの仕業。
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