国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

バケモノ
1978年 和歌山県
昔、六地蔵の下に小判などの秘宝があり、他の土地からきた人が、その小判を掘り返して盗んだために、そこには化け物が出るという話である。

類似事例(機械学習検索)

(イエノカイイ)
1941年 長野県
釜で飯を炊くと、大判・小判を叩くような音がするので占ってもらうと、家の下に金が埋まっていると言われた。釜の下を掘り起こしてみると、大判・小判が出てきて金持ちになったという。
類似事例

トシヨリ,コバン
1984年 長野県
年寄りが時々里に出て米を買って帰って行った。その頃里では、貧しい人の家に小判が差し込んであることがあった。年寄りが来なくなったので見に行くとすでに死んでいた。小判をくれたのがこの年寄りと分かり、人々は祠を建ててぬすっと神様として祀った。
類似事例

バケモノ
1953年 青森県
化物の出る古寺に泊まり込んだ若者が、本堂の来迎柱の下からオボサルオボサルと言って出て来た化け物を背負って帰り、朝になってみたら大判小判だった。
類似事例

クダ
1965年 長野県
娘が国もとに帰る時に、田植の踊りをすると気に入られ、小判をたくさんもらった。母はすぐに亡くなり、後にきた叔母が小判を全部取っていった。叔母は多くのくだを買ったが、家も傾き最後にはつぶれた。
類似事例

ロクジゾウ,(ゾクシン)
1961年 茨城県
六地蔵と呼ばれる家筋がある。
類似事例

イトトリウバ
1975年 山形県
村の東山に毎晩火がともり糸車をとっている老婆の姿が見える。老婆めがけて鉄砲を撃ったが効果はなく、火をねらって撃つと止んだ。火のあった辺りには大判小判が散らばっていた。大判小判が世に出たかったためか、狸が集めた金を見せるためだともいう。
類似事例

ロクジゾウ
1933年 福島県
死人がでると檀那寺よりは十三仏の掛物、箱入りの六地蔵を持ってきて床にかけ安置する。しかし六地蔵を家の中にいれぬ処もある。優待してご馳走すれば始終六地蔵が出たがって村に死人が絶えないから虐待するのである。
類似事例

ミズノセイ
1975年 山形県
けちな長者が実渕川の川底に少しずつ大判小判を埋めて死んだ。何十年か後、月夜に川の中の岩に腰かけて長い黒髪を梳いている娘がいた。大判小判が化けて出たのかと掘ってみたが何事もなく、水の精だということになった。今でも十五夜の月のよい晩には見られる。
類似事例

ボウサン,クセヤマ
1978年 静岡県
小判を乾かしていた坊さんにウソを言って道を教え、坊さんを殺して小判をとった。坊さんは「7代祟れ、7代祟れ」と言ってお札で血をふいた。その家の人は死に絶えたが、その場所で坊さんの姿を見た人がいる。
類似事例

モウモウガ
1957年 新潟県
化け物をモウモウがと呼ぶ。
類似事例

ロクブ
1949年 群馬県
「樽」の某家は今は立派な家だが、そうなったのは、昔泊まった旅の六部を殺して所持の小判を奪ったからである。
類似事例

コギツネトショウベエ
1956年 宮城県
昔、あるところに正兵衛という鉄砲ぶち(打ち)がいて、つる橋の上でつるにからまって動けなくなっている小狐を助けた。正兵衛が家に帰って菜っぱ汁をたいていると、鍋がさっぱり煮立たないので開けてみると小判がいっぱい入っていた。そこへ来て、わけを正兵衛から聞いた慾兵衛は、「その狐、腹の中いっぱい小判だべ」と出かけ、小狐を打ち、腹を割くと小判がいっぱい出てきた。しかし家に帰って見るとそれはすべて馬の糞だった。正兵衛は、今回の件で殺生は悪いことだと後悔して百姓となったが、その田も畠も上作で、だんだん金持ちになった。一方慾兵衛はその後猟もなくなって貧乏になり、夜逃げしたという。
類似事例

ブツアロン,バケモノ
1943年 新潟県
ぶつあろんが毎日出ていた所がある。皆が避けて通っていたが、間違って通ると案の定現れたので、背中に負ぶって家まで連れてきた。そこで下ろすと、化物となって小判になったという。この森では狐に騙される者も多い。
類似事例

ロクジゾウ
1975年 福島県
六地蔵にお供えをしなかったら、頭のおかしな子が生まれたという。その子は六地蔵のところで、伸びた髪を足に絡めて「やれからめ」と言って遊んでいた。
類似事例

オオバンコバンノバケモノ
1976年 山口県
つぶれた酒屋にお化けが出た。度胸のある男が行くと化物が出て、自分は大判小判の化け物だと名乗り、酒屋の後を継いでくれと頼んだ。男は酒屋をやって成功した。
類似事例

コドモ
1974年 山形県
家に突然得体の知れない子供が現れ囃し立てた。姿を急に消し、池の堤の崩れたところから大判小判の入った瓶が出てきた。子供は神様だった。
類似事例

ヤマウバ
1977年 徳島県
山奥の小屋で木挽がうわばみに出会う。木挽は小判が恐ろしいと言い、うわばみは煙草のヤニだと言う。翌晩山姥が来て浄瑠璃を語る。大笑いした時に用意したヤニを放り込むとうわばみは逃げ出した。翌年、うわばみが復讐に来て、小屋に小判を放り込んで帰った。
類似事例

ナベッカブリ
1957年 新潟県
昔、ナベッカブリという化け物が出た。
類似事例

カネノオト
1933年 京都府
火葬場のあたりに、昔、薬師堂があった。ここに小判が埋められていると伝えられている。静かなとき地下から薬師堂の鐘が聞こえるという。
類似事例

タノカミ
1964年 鹿児島県
他の部落の田の神を盗んで祀ると豊作になるという。
類似事例

アズキアライ
1990年 福島県
アズキアライと言う化け物が出た。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内