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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

レイム,ギョウキ
1929年 東京都
富士浅間社の縁起に、天正元年に木村がみた霊夢によって、本郷の中にあった古塚から行基が製作した牛王板などを得た。そして社を建てて富士浅間を勧進した。

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キツネッピ
1984年 山梨県
昔、太郎さんと富士浅間神社の間に狐っ火が見えた。そして、ついたり消えたりついたり消えたりということがあった。
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フジゴンゲン,ユキ
1974年 東京都
そもそも富士権現の社は本郷にあったが、百年ほど前に駒込の地にうつった。それはこの地に富士山によく似た小さい山があり、その上に大木が生えていたのだが、さる6月朔日に雪が降り、大木が時に合わず花の枝に見えた。その所の住人にお告げがあり、富士権現を勧請して本郷の社を移したという。
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センゲンジンジャ,タタリ
1944年 山梨県
ある家の者が、自分の家の屋敷神として浅間様の位を京都へ行き取ってきた。そして、浅間神社の祭日と神輿の渡御の方法を変更した。長男がコレラで倒れ、以降不幸が続出し、翌年の祭りの頃には、家族のうち老婆を残し死に絶えた。新盆の竿に蛇が登った。浅間様は蛇ともいわれている。
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オニ
1982年 群馬県
浅間山と富士山が背比べをしたとき、浅間の神が鬼を集めて土盛りをした。鬼が集った鬼の土俵がある。そのとき里芋の葉っぱで滑って転んで胡麻の草で目を潰したので、里芋と胡麻は作らない。そのときこぼした土が小浅間になった。
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フジマツリノムギワラヘビ
1929年 東京都
宝永の頃、秋に江戸で疫病が流行った。駒込富士付近の百姓喜八が作って富士祭で売ったふじの蛇を持っている家には、疫病がまったく出なかった。それより富士祭の麥藁蛇が名物になった。
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センゲンサン
1988年 愛知県
堀田稲荷社の西に小高い山があり、そこに浅間神社がある。婦人病を治すといわれており、女性の間で広く信仰されている。
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キョジン
1983年 山梨県
富士の溶岩に巨人の足跡がある。
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ワカノトク,カジワラカゲスエ
1974年 群馬県
和歌は天地を動かし、鬼神を感応せしめる。源頼朝が浅間三原狩鞍の時、激しい雷雨に見舞われた。そこで梶原景季が狂歌として「昨日こそ浅間はふらめ今日は又みはらし玉へ白雨の神」と詠んだところ、しばらくして晴れたという。
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〔オウシコ〕
1978年 広島県
高倉神社の祭神ニ座は、もとは沼隈郡本郷にあったといわれる。昔、本郷村の竜王社の神体が紛失した時に武倍山が毎夜輝いていたので、行って見ると神体があった。持って帰ろうとしたが動かず大風雨になったので沙汰止みになった。その後本郷の里正に、最近社辺が穢れてたので武倍山にきた。帰ってほしければ我を生石子高御倉を称え、社地を清め、ここよりかしこまで荒薦の上に錦をひいて迎えよ、と託宣があった。そしてついに本郷も諦めた。
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キツネツキ
1964年 神奈川県
富士講の先達の子孫によると、狐を使う人は占いなどをしながら、たもとや袴元をたたく。これはふところから狐が出るのを防ぐためだという。狐憑きを知るには、見えない所で飯などに唾をはきかけ、これを病人に渡すとけっして食べないのでわかると言われ、先達が狐を落としたという。横浜市西区浅間町の事例。
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ツルギミサキ
1983年 岡山県
大は、昔ここに身分の高い王が住んでいたところからこの地名になったと言われているが、この王の墓である古墳の中にある塚には王の剣が祀ってあり、これはツルギミサキと呼ばれている。
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レイム,シンリュウ
1983年 大阪府
聖武天皇が、平城京の西に救世観音象がおわす霊夢を見、行基に命じてこれを求めさせた。行基が誓いを立て深山に分け入ると、十六童子に導かれてある場所へ至った。その時山川震動して神龍が現れ、観音と自らの掌を行基に与え、仏法守護を誓った。話を聞いた天皇は尊崇し、寺を建てて像を安置した。
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マツ
1976年 千葉県
文政5年に房総を遊歴していたら、安房国のある村で前原権現という社が流行していた。2,3年前から流行神となっているという。その始まりは、社の傍らにある神木の松が風で社の屋根を損じる為に、相談して明日伐ろうとしたところ、夜の内に松が社を避けるように曲がったからだという。その松は参詣して目の当たりにした。
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カミサマ
1936年 京都府
丹波国の湖の水を保津の谷川へ流すのに、請田神社、鍬山神社、持籠神社の3社の神様が相談して協力した。
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ダイダイボツチノアシアト
1940年 埼玉県
富士と筑波を天秤に掛けて担いだダイダラボッチという巨人の足跡が現存する。
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タタリ
1974年 静岡県
第六天の社の前の小屋で、社に足を向けると前後がひっくり返される。社の側の胡桃の木の実を食べると大熱を発し、そのことを詫びるまで治らない。
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アンバサマ
1939年 福島県
あんば様は、漁業家の信仰する神である。舟玉十二社のなかの一社で、大杉大明神という。
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クマノゴンゲン
1958年 香川県
行基が塩江町最明寺に逗留した時、行基の前に白髪の翁が現れ奥の山に薬泉があると教えた。行基が名を問うと熊野権現であると答えて消えた。
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レイセキ
1976年 静岡県
駿河国真鈴郡のある百姓の夢に霊石が現れ、我は数年富士の裾野に埋もれている。掘り出せ、というので、不思議に思い、その場所を探し出し掘ったところ、富士の形の石が出た。民家に置いておくのも問題だろうと、地頭に差し出した。この石は雨が降る前には水気を含み、雨が降ることがわかる。また、晴れる時は雨でも石が乾く。
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タヌキ,オショウ
1931年 神奈川県
山門建立の寄附勧進に出かけた和尚が病気にかかった。狸がそれを聞き和尚を食い殺して和尚に化け、勧進に回ったという。
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ロウセンダツ,オツタエ
1985年 埼玉県
村で唯一富士講登山を続ける老先達のおがみはよく効き、返礼には酒のふるまいを受けていた。先達の子や孫は富士講を嫌い、仙元様のお伝えを隠したところ先達はぼけてじきに亡くなり、息子たちには不幸が続いたという。
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