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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

アモレヲナグ
1928年 鹿児島県
ある夜、白い風呂敷包みを持った女が通りかかった。声をかけても黙っているので、顔を覗き込むと顔一杯君の悪い笑いが漂っていて、白い歯並びが泡を吹いているように見えた。女は急ぎ足で浜辺へ降りた。アモレオナグ

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ワライオンナ
1942年 高知県
笑い女は、姿は見えないが、ゲラゲラと笑い声がする。夜、深山に出る。
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キツネ
1974年 滋賀県
ある女の人が、友達の顔が、狐に見えて切りつけた。
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マヨナムン
1976年 鹿児島県
雨の降るときに山を歩くと、着物の裾を端折って風呂敷包みを肩からななめに縛り、風呂敷をかぶり、赤や青の腰巻をする女が通る。それがマヨナムンである。
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キツネ,キツネビ
1972年 千葉県
狐火は、狐が吹いた泡が光る。
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キンマモン,キミテズリ,メガミ
1986年 沖縄県
君は古琉球語では神女という意味で、君真物(君手摩)も古くは女神と考えられていたという。
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バケモノ
1953年 新潟県
死人のつげとは2人でするようにと言われていた。ある晩提灯を持たずにいくと、途中で女に会った。振り返るとその姿はすでになく、恐ろしくて急ぎ足で帰った。女の着物は縞模様で、雪駄を履いていたという。
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バケモノヤシキ,アヤシキコトドモ
1974年 東京都
三年坂中程にあった屋敷は化け物屋敷であった。夜更けに仕事していると側にいた女の顔が伸び縮みしたり、恐ろしい顔になったり、座敷で火が燃えたり、病気で寝込んでいる女が掃除しているので寝込んでいる部屋に行くとやはり寝ていて、戻ってみると掃除していた女は消えていた。
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ワライオンナ
1943年 高知県
安芸郡和食村で、深山に入った山師が夕方、小屋で尺八を吹いていると、綺麗な女の人が尺八を聞かせてほしいと小屋にきた。女は笑い女と名乗ったので、山師がそれなら笑いを聞かせてくれと頼むと、笑い声は次第に大きくなり、山から谷に響いた。山師が怒って大鋸や手斧を投げたが、女はそれをバリバリと食べた。どうすることもできないと思ったら、鶏の時の声が響き、笑い女は消えた。鶏の声は山師の持っていたお守りが出したものだった。吾川郡にも同様なものがある。
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シロイオオオトコ
1963年 宮城県
昔昔、あるところに爺様と婆様が住んでいた。炭焼きに行った爺が遅いので婆が迎えに行くと、天井につかえるほどの白い大男が大きな風呂敷包みを持ってきた。中の白い小箱には爺様の首が入っていた。その首には歯がなかったからハナシ。
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キツネ
1943年 福島県
相撲自慢の男が御馳走に呼ばれ、土産物をもらう。狐に取られないよう風呂敷で頭に結びつけての帰り道、相撲仲間に会って一勝負する。相手を負かし気付いてみると風呂敷包みがない。狐にしてやられたと気づき、翌朝戻ってきてみるとずたずたの風呂敷だけが落ちていた。
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キツネ
1984年 大阪府
狐にだまされていたら夜中にも相手の顔がはっきり見える。
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ユウレイ
1990年 長野県
無理死にをしたときや、因縁のある死んだ女性が生きている関係者に伝えるために幽霊になって出るという。足がなく、髪の毛を乱した姿で、白い手や白い顔をしている。お墓や井戸に出るという。
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カワウソ,テン,テング
1991年 石川県
川の方で白装束の人がいた。顔を覗いて歯がすきとおっていたら天狗、白かったらカワウソ(テン)だという。覗いてみたら白かったのでテンだとわかった。そのとたん、白装束は川に飛び込んでいなくなった。カワウソ(テン)も天狗もいたずらをする。
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ウブガミ
1984年 福井県
赤子の笑いはむし笑い(無心笑)といって、産神があやしていると信じられていた。
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ユウレイ
1984年 山梨県
幽霊は血筋の人のところに、死ぬ前に現れることもある。子どもの顔に、病院にいるはずの父の顔が見えたことがある。
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コワイカオヲシタヒト
1988年 茨城県
昔、若い者が度胸試しをしていたら、こわい顔をした人に出遭って、あわてて逃げてきた。仲間がどんなこわい顔かと聞くので、とてもコトバにできない、と答えると、「こんな顔かい」と声がして、そのこわい顔をした人が近くにいた。
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トウザン
1928年 台湾
昔、相思の男女がいたが、男がふとしたことから死んでしまった。夜昼なく狂い歩いていると、死んだはずの男が現れ、いっしょに暮らそうと女にいった。しかし、この男はその女以外には見えなかった。ある日、女が赤ん坊を抱えて戻ってきたが、女から離れると子は木の根になった。女は帰りがけに母親に自分が死ぬときには塔山に白い布が張られると言った。数日後、塔山に白い布が張られ、その後、女が姿を見せることはなかったという。白い布はやがて石になり、塔山の白石と呼ばれるようになった。答山は妖怪の山と言われている。
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オオガオノオンナ,タヌキ
1933年 長野県
ある晩、一人の侍が畳一畳もある大きな顔の女に出会った。慌てて逃げてから知り合いに話し掛けると、その男も同じ顔だった。狐に化かされたのである。
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ユウレイ
1989年 長野県
幽霊は青ざめた顔をして、足の辺りはぼやけて見えないが、顔には三角形の紙のようなものがついている姿である。お墓に出るという。
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シロヘビ,(ゾクシン)
1939年 和歌山県
白い蛇を殺すと祟る。
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シロイキモノヲキタオンナノヒト
2001年 兵庫県
血を流した女の人がトイレを覗いていた。
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