ヨスマサガシ 1984年 福島県 夜、真っ暗な部屋の4隅に1人ずつ座って目隠しをする。中央に向って静かに這って行き頭を撫ぜると、自分以外には3つしかないはずなのに4つある。このような遊びをして面白がる。ただし、邪念があると駄目だという。
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ネコ 1979年 猫の雌の額を撫ぜると子を孕む。雄の額を撫ぜると鳴き声を発さなくなる。
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ホオナゼ 1974年 山梨県 夜、寂しいところを通ったとき、頬撫ぜというお化けが出るという。
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セコンボ,カッパ 1992年 宮崎県 ある雨の夜、おかっぱ頭の4,5歳くらいの男の子が歩いているのを見た人がいる。それはせこんぼだった。
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ヒザサスリ 1984年 「膝摩り」と言って、丑三つ時に灯りを消した8畳間で4隅に4人が座り、同時に真中に出てくる。出会ったところで膝詰にすわり、順に隣の名前を呼びながら手を相手の膝に置く。すると、数が1人増えている。
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ケ 1976年 慶安3年6月4日、長さ4,5寸の毛が降った。
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ヒトダマ 1983年 山梨県 23・4歳の頃、人魂を見た。青い火で万年寺の向こうから出てきた。その時、頭の中がスーッとなった。
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ザシキワラシ 1939年 岩手県 大きな家の奥座敷に座敷わらしがいて、夜に人が寝ていると悪戯をしに出てくる。土間の隅に灰を撒いておくと、小さな子供の足跡がつく。
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ヒョスボウ,ヒョウスボウ 1992年 宮崎県 ひょうす坊は4歳児くらいの大きさで、水かきがあり、頭に皿がある。相撲を取ろうと言って来るので、頭を下げてからとるといい。
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コリ 1933年 兵庫県 狐狸が憑いた人は鉄砲を恐れる。憑いた人に向かって鉄砲で狙い撃ちするふりをするとすぐに落ちるという。夜道で怪しいと思ったら煙草に火を着ければよい。狸に憑かれた人は座敷の隅に座り中央には座らない。また灯りの油を好む。
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モウレイ 1992年 宮崎県 海上の亡霊の難を避けるためには、進水後初めてのフナタデ(船の清掃)のときに使った竹や杉の箸を置いておいて、それで船の周りをぐるりと撫ぜるとよい。
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シガツココノカニウミデシンダヨニン 1984年 新潟県 4月9日に海で死んだ4人を供養する行事が九日だおしで、しばらく絶えていたが昭和25年4月9日に大しけにあったことから再開された。
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キツネ,アカリ 1972年 千葉県 夕方、狐が灯りをつけることがある。
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ダイジャ,ノガミ 1988年 奈良県 昔蛇が出て田を荒らしたので、神に祀るから荒らさないでくれと頼んだ。以来、旧暦5月4日(今は6月4日)に野神祭りをしている。
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フクジン 1935年 長崎県 正月4日、福神の入ってこられるように、座敷の戸を少しあけておく。
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(ガラッパ) 1989年 鹿児島県 夜に祭りに行ったおじいさんに、4、5年生くらいの男の子がすもうをとれと言う。「頭かかんな、頭かかんな」と言ったが水をこぼしてやると、その子の力が抜け、いつの間にかいなくなってしまった。
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イエンコウ 1963年 岡山県 イエンコウは水の中に住み、4、5歳の子どもの姿で、頭に皿がある。皿に水がある間は強いが、なくなると弱る。
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ザシキオボコ,ザシキワラシ 1982年 宮城県 座敷オボコは座敷わらしともいい、座敷に出て外には出ない。おかっぱ頭の女の子で、着物を着て、裾から赤い下着が見えて居る。大人も子どもも見るが、仇はしない。きれい好きで座敷を箒ではいたり、出しっぱなしの箒を元に戻したりする。餅を焦げないように裏返したりする。夜、子どもたちに混じって遊ぶ。ジャンケンではグーしか出さない。負けて頭を叩かれると、カンという音がする。夜、蚊帳の周りに立っていることもある。
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キツネビ 1982年 宮城県 話者が子どもの頃、毎晩、田束山のほうに3,4つの灯りが行ったり来りついたの消えたりしていたのが見えた。狐火という。
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テングノスモウトリバ 1990年 山形県 竜が岳に平らな所があり、砂だか石だかが4つあり、どれほど平にしてきても4つ集まる天狗の相撲取り場というところがある。
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リュウ 1979年 岐阜県 9つ頭の竜を祀ったので九頭竜宮という。
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