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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(ガラッパ)
1989年 鹿児島県
夜に祭りに行ったおじいさんに、4、5年生くらいの男の子がすもうをとれと言う。「頭かかんな、頭かかんな」と言ったが水をこぼしてやると、その子の力が抜け、いつの間にかいなくなってしまった。

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エンコ
1985年 愛媛県
エンコが子供と相撲をとっているうちに、頭の皿の水をこぼして力を失った。ついには腕もとられてしまい、ようやく逃げのびたと伝えられている。
類似事例

エンコウ,カッパ
1980年 広島県
河童のこと。尻を抜く。抜かれた人はにっこり笑って水に沈む。人の真似をするので頭を振ってやればそれを真似して頭の水をこぼし力をなくす。
類似事例

セコンボ,カッパ
1992年 宮崎県
ある雨の夜、おかっぱ頭の4,5歳くらいの男の子が歩いているのを見た人がいる。それはせこんぼだった。
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カッパ
1975年 福島県
河童と相撲を取る時は頭を叩いて皿の水をこぼしてしまうか、仏様の飯を食って行くかすることだといわれている。
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ガラッパ
1989年 鹿児島県
ガラッパが青年にすもうをとれと言う。ガラッパとすもうをとると正気でなくなるというが、何度投げてもガラッパがやってきた。ガラッパは皿に水がたまっていなければならない。それを棒で割ってしまうと死ぬ。
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カーボーザー,ユーレイミタイナモン
1992年 沖縄県
カーボーザーは皿のようなものに水を入れて、その水を頭に載せて歩く。その水をこぼすと力が無くなる。川などにいる幽霊のようなもので、人間と戦う。
類似事例

ガラッパ
1989年 鹿児島県
ガラッパズモウとは、次々に相手が来るすもうのことである。それは、ガラッパがすもう好きだからである。
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カッパ
1962年 千葉県
河童はスッポンのことだという。和泉の大きなセキで、13歳の男の子が小さな子供とすもうをとると、セキの中に引っぱり込まれて死んでしまった。浮いた死体は目玉を抜かれ、体中の穴にカッパ虫がいっぱいついていたという。また、ある男が5歳くらいのおかっぱで赤い着物の子供とすもうをとり、その子がえらく強いので男は死んでしまったという。
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イエンコウ
1963年 岡山県
イエンコウは人まねが好き。馬を川に引きずり込もうとして、馬が頭を振って後ずさりしたので、真似して頭を振って頭にある皿の水をこぼしてしまい、家まで馬に引きずられてしまった。
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キツネ
1991年 奈良県
3年生か4年生くらいの近所の子が狐に騙されて山に連れて行かれた。夜になっても帰ってこない。夜になっても帰ってこないので村中で大騒ぎをした。そうしたらずぶ濡れになって帰ってきた。
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ヒョスボウ,ヒョウスボウ
1992年 宮崎県
ひょうす坊は4歳児くらいの大きさで、水かきがあり、頭に皿がある。相撲を取ろうと言って来るので、頭を下げてからとるといい。
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ガラッパ
1956年 鹿児島県
ガラッパは人とすもうをとりたがる。負けると何度でも挑んでくるので適当に負けてやらなければいけない。さもないと一晩中すもうをとらされたりする。山かげの池のほとりで見かけたという人がいる。
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カッパ,ガワッパ
1913年 熊本県
河童は水を出る時は必ず皿の水を満たしてから出る。もし河童に遭遇して相撲を取ろうと言われたら、直ぐに頭を殴って水をこぼせばよい。河童は刃物を恐れるともいう。
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キツネ
1978年 静岡県
ある人が千頭に行って、サンマを買って帰る途中で夜になってしまった。お不動さんの付近まで来ると眠くなってしまった。寝ている間に魚がとられていたというので、これは狐にだまされたのであろうと言われている。
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カッパ
1982年 神奈川県
川にいたずらな河童が住んでいて、おじいさんに魚を釣らせなかった。ある日、怒ったおじいさんが河童を引きずり上げ、ひっくり返してカッパのお皿の水を全部こぼした。のびていたカッパはおばあさんに助けられ、その後、おじいさんの家の人数分だけ魚を釣らせてくれるようになった。
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エンコ
1967年 愛媛県
エンコは頭の皿に水があるうちは力が強い。相撲が好きである。
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エンコ
1987年 山口県
エンコは猫の大きいの。頭に水が溜まるところがあって、相撲をとろうと言って人間を海に引っ張り込もうとする。人間の舌が好物。頭に水があるときはつよいが、無くなると弱くなる。
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リュウ
1979年 岐阜県
9つ頭の竜を祀ったので九頭竜宮という。
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スミノバサマ
1984年 山形県
夜、静かな寺で4人が座敷の4隅にしゃがみ、灯りを消して中央に這い出る。頭を撫ぜると、何度撫ぜても自分の頭を含め5つある。
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キツネ,イナリ
1983年 東京都
小学校4年生の男子が狐にたかられて「うどんが食べたい」と言うので持たせてやると、狐の穴があるゴマ堂に持って行った。次の日、またおかしなことを言うので、王子の稲荷を借りてきて祀ったり背負わせたりすると、狐は抜けた。
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イエンコウ
1963年 岡山県
イエンコウは水の中に住み、4、5歳の子どもの姿で、頭に皿がある。皿に水がある間は強いが、なくなると弱る。
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