ムヂナ 1938年 岐阜県 雨の降る晩傘をさして坂を登っていると傘が急に重くなった。登りきるとまた軽くなった。また、背中の荷物が重くなることもあった。狢の仕業だという。
類似事例 |
|
カッパ 1991年 愛媛県 川に入るとカッパに足を引っぱられる。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1983年 群馬県 女性は16歳で赤城山に登ってはならない。もし登れば沼にさらわれるという。
類似事例 |
|
〔アズキバア〕 1986年 埼玉県 夕暮れになると川でザーザーと小豆をとぐ音がする。
類似事例 |
|
〔アズキバア〕 1986年 埼玉県 夕暮れになると川でザーザーと小豆をとぐ音がする。
類似事例 |
|
〔アズキバア〕 1986年 埼玉県 夕暮れになると川でザーザーと小豆をとぐ音がする。
類似事例 |
|
クレナキイシ 1967年 福島県 昔、夕暮れになるとひとりでに鳴きだしたといわれている。
類似事例 |
|
キツネ 1972年 千葉県 十五夜が西から登るのを見た。狐の仕業。
類似事例 |
|
オイナリサン,アシガオモクナル 1999年 栃木県 私の家では、お稲荷さんを立てる前に犬を飼っていたが、お稲荷さんが来た時から祖母の足が重くなった。しかたなく犬を逃がしたら、うそのように足が軽くなった。お稲荷さんは狐のためか、犬を家に連れてきた人の足を重くする。
類似事例 |
|
キツネ 1961年 鳥取県 道を歩いていたら狐がサバリついて背中の荷を重くした。しかし、戸口へ来たら軽くなった。
類似事例 |
|
タマシイ,ギオンマイリ 1933年 京都府 話者の知人の女性が夢に出てきて、自分はどの寺社に参ればよいか尋ねた。祇園社を推すと知人は納得した。それから2・3日後に知人が亡くなった。通夜で知人の縁者に話をすると、その人も同日前に同様の夢を見ており、祇園社へ参る途中であったという。
類似事例 |
|
カッパ 1985年 熊本県 冬は山に登り、夏は川に下りる。
類似事例 |
|
タヌキ 1985年 愛媛県 夕暮れ、山で道を間違えた。タヌキに化かされた。
類似事例 |
|
キツネ 1938年 鳥取県 昭和2年の夏に富士山に登った。登り終えて下っている時、五合目付近で追越される人々の顔が知人に見えはじめ、三合目で小屋についた時には自分の村に帰ったような気分になり、自分の家の所存を尋ねるなどした。他の登山者に「狐にだまされたのだろう」と言われ、我に返った。
類似事例 |
|
トモグセ 1967年 福島県 妻が妊娠すると木に登る男がいる。
類似事例 |
|
ムジナ 1996年 石川県 話者の知人が若い頃、仲人を頼まれてお嫁さんを迎えに行ったとき、藪からむじなが出てきて頭に葉っぱを乗せて、きれいな娘に化けた。知人は知らぬふりをして近づいて唐傘で殴ったら、娘はでっかいむじなに戻って死んだ。知人はむじなを担いで持って帰ってきた。
類似事例 |
|
テング,シラネサン 1949年 群馬県 片品村のうち上小川、穴沢、仲井、下小川の人、全戸が白根山に登っていた。以前は旧暦6月16日に登ったが、最近では役員と希望者が8月に登る。登る人は、6月12日からショウジンといい、一ケ所に集まり行をした。この際、男のみで身の回りの始末をする。6月17日に出発する。女が登ると天狗に投げられるといい、いかない。
類似事例 |
|
マクラモトニスワルオジイサン,シ 1966年 群馬県 昭和10年頃、3時に目が覚めると「旦那!」という声がする。見ると黒い衿のついた丹前を着た知人が座っていた。翌朝、その知人の家に行くと、知人は病気で寝ていた。その服装は夜に見たものと同じであった。
類似事例 |
|
ネコ 1943年 長野県 死人の上に猫が登るといけない。
類似事例 |
|
ガタロ 1923年 奈良県 池にいるガタロは、人を引っぱる。
類似事例 |
|
イタチガサカ 1983年 長野県 いたちが坂といわれるところで、お坊さんが歩いていると急に駕籠が重くなった。これは妖怪の仕業だと思い、念仏を唱えると軽くなったので坂を越えることができた。
類似事例 |
|