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検索対象事例

コウ
2000年 徳島県
正月16日に「香の口開き」といって、家の周囲に香(粉)を散らす。そうすると長虫が入らない。

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オチラシ,キナコ
2000年 香川県
正月14日(小正月)には、オチラシと呼ばれる麦の粉やきな粉を神様に供え、そのきな粉を包丁の先に付けて、家の周囲に撒き散らす。その時「虫の口を焼きます」や「長虫しいろけ、長虫しいろけ」と唱える。これをすれば長虫がよりつかず、秋の実りは大丈夫だという。これをオガノクチアケともいう。
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ハッタイコ
2000年 香川県
正月14日(小正月)の朝には、「長虫クナクナ」と言いながら、大麦の粉であるハッタイ粉を家の入口から左回りに撒く。その時は粉の線が切れないようにひとまわりすると、長虫が入ってこない。
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コガネヅカ,ニワトリ,コウロ
1934年 兵庫県
平資盛が敗走するとき、愛する香器(黄金製鶏形香爐)を捨てる事ができず埋めた。以来七百余年の間、香爐の霊が附近の深山に現れ、哀れな声をもらして、世に出たいと訴えることが度々あった。
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ハイ
2000年 香川県
正月14日の夕方または15日の朝に、オクリショウガツと称して注連縄を焼き、その灰を家の周囲に撒いておくと長虫(蛇か)が入ってこない。
類似事例

ハイ
2000年 徳島県
正月15日の小正月の早朝に、門松や注連などの正月飾りを海岸や川原など燃やす。その残った灰を家の周囲に撒くと、蛇などの長虫が入らない。
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ハイ
2000年 香川県
正月15日前後の小正月は15日節供やシメオロシノセックと呼ばれ、その日は注連飾りを燃やし、その灰を家の周囲に撒くと長虫(蛇か?)や悪魔が入ってこない。
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(ゾクシン)
1972年 長崎県
正月16日に山に入った人が山の神に殺されて帰ってこなかったので、山に入ってはいけないという。
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ハイ
2000年 香川県
正月15日前後の小正月に、トンドと称して注連飾りや門松を氏神で焼く。その残った灰を家の周囲に撒いておくと、長虫(蛇)が入ってこない。
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ハイ
2000年 香川県
正月15日前後の小正月に、サギッチョ(左義長か)で焼け残った灰を家の周囲に撒くと、長虫(蛇か)が這わない。
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カミ
2000年 徳島県
正月20日を粉正月といい、休日(モンビ)であった。その日は黄色い粉を神にまつったためという。また貧困のため供物がなく、15日には粥を、20日には粉を供えたとの口碑もある。
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アズキガユ
1940年 千葉県,茨城県
正月15日に小豆粥を炊く。小豆を煮た汁を、家の周囲にひいておくと、蛇など長虫の類が来ないといわれている。
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ナガムシオクリ,カネガミ
1964年 福島県
1月14日にだんごをゆでた汁を家や板倉のまわりにまくことを、長虫をする、あるいは長虫おくりという。これは男の仕事で、「長虫くんな、金神ござれ」などと唱える。つつんぼすりといって、わらを打つ鎚をひきずって家のまわりを歩いたりする。長虫とはへびのことだという。
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イリゾメ
2000年 香川県
正月14日(小正月)の朝に、取り下ろした正月の飾り物(花がら)を用いて五穀を炒り、それを挽いて粉にする。これをイリゾメという。その粉を家の周囲に撒くと、虫除けと悪魔祓いになる。これをムシノクチヤキという。
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〔カシロザキ〕,カシロヲ,マジン
1956年 宮城県
塩釜明神が陸奥に降臨した際、香背男(かしろを)という魔神を桂島に追い、森と白崎山の間の海岸に二度くだり、魔神をトヤケ山で討ちとった。ここを鬼ヶ浜、死体を埋めた所を香背崎という。
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ナガムシノタタリ
1984年 新潟県
「長虫の祟り」といって、蛇を殺して足が悪くなった人がいた。
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ムギコ,モミコ,モチバナコ
2000年 香川県
正月14日(小正月)に、麦・籾・餅花などを炒って粉にする。それを家の周囲や樹木などに散布すると、その年に虫は寄りつかない。これをオカノクチヤキという。
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(ゾクシン),ヘビ
1933年 千葉県
印旛郡川上村、千葉郡都賀村、誉田村では、蛇を殺した場合祟るので、蛇の口の中に香を入れるとよい。
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ヘビ
2002年 山口県
かつて地開きで掘り出した大きな蛇を殺した者がいたが、その家から唖の子が生まれた、という話もある。
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ハイ
2000年 香川県
正月15日前後の小正月に「神送り」として、正月飾り等を氏神で焼き、その灰を家の周囲に撒くと雷が落ちない。
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ハイ
2000年 香川県
正月14日に青年達が笹付の青竹三本を長く継いだ注連縄で組んで固定し、五色の短冊を付けておく。そして15日にトンドと称して、注連縄などを青竹の下に積み上げて焼く。その灰を家の周囲に撒いておくと、長虫(蛇か)が入ってこない。
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ハイ
2000年 香川県
正月15日前後の小正月には注連縄を焼き、その灰を家の周囲に撒くと悪魔を祓う。
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